読書:オズのつぎはぎ娘
読んで欲しい。オズのつぎはぎ娘を。
オズの魔法使いって実はめ~~っちゃシリーズがあるんですが、その中でも特にオススメなのがオズのつぎはぎ娘です。
お手伝い人形作りたかった魔法使いの作業をイタズラで、お砂糖、スパイス、すてきなものをいっぱい、いっぱい、いっぱい、おら!! 全部混ぜちまえ!! して、とんでもねえお転婆娘を生成してしまった少年が主人公だよ。ゆけ、贖罪の旅。
これの何がいいって、案山子とつぎはぎ娘の恋愛です。なんとあの案山子にガールフレンドが!
この時点で案山子は【オズ王党派議員】として政界に頭角を現しているのは皆様ご存知の通りですが、つぎはぎ娘のスクラップスと目と目があったその瞬間、お互いに「なんて素敵……(うっとり)」となって、共通の友人に紹介を頼み、礼儀正しく挨拶を交わすのですが、“中に詰め物があるもの”という共通点がある人外視点の美的感覚がとても良い。その種族、生き物によって何を美しく思うのかという違いが可愛くて良いんです。
目の前のうるわしい女性に挨拶をする前に、全身の偏った藁を叩いて整えるのは紳士のマナーだし、目の前の美しい男性の前に偏った綿を晒すのは恥ずかしいから急いで転がって綿の位置を直すのは淑女の嗜み。私、こういうのだ~い好き。
美しく冷たい硝子の猫も、自分のことを無敵最強凶悪化け物だと思い込んでいるなんか変なのもいるよ!
いま見たらKindleUnlimitedでも配信していたので、加入している人は読んでください。加入してなければ買おう!(提案) オズの魔法使いはシリーズも面白いのでね。




