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白の姫騎士

PVアクセス3500、およびユニークアクセス1200を突破出来ました。今後も宜しくお願い致します。今回は少し短めになります。

あたしとスコルがカミラの小屋で彼女の帰りを待ち始めてから4日が経過した、あたしは時折スコルに稽古(まるで歯が立たなかったのは言うまでも無いけど)をつけてもらいながら日々を過ごし、この日の午後は稽古で汗を流した後にスコルと一緒に木苺フランボワーズをお茶受けに紅茶を楽しんでいた。

「もう5日になるんだね、カミラが出発してから……」

「そうだね、そろそろ帰ってくる頃だと思うよ」

あたしが木苺を摘まみながら呟いているとスコルがそう言いながらカップを手に取ろうとしたがその手が突然止まり、スコルはそのまま両目を閉じつつ言葉を続けた。

「……ヴィルヴェルヴィントの蹄の音だ、それともう一頭他の馬の蹄の音も、もうすぐここに来るよ」

スコルはそう言いいながら閉じていた瞳を開くと明るい表情を浮かべ、あたしは大きく頷きながら口を開いた。

「外に出てお出迎えしよう、スコル」

「うん、そうだね」

あたしの提案を受けたスコルは笑顔と共に快諾し、あたしとスコルはテーブルをそのままにして椅子から立ち上がると一緒に小屋の外へと出た。

「カミラについて来てるもう一頭の馬はたぶんヴァイスラント槍騎兵隊の馬だね」

「うん、そうだと思う」

あたしとスコルがそんな風に言葉を交わしながら暫く佇んでいると木々の合間からヴィルヴェルヴィントに跨がったカミラが姿を現し、それから一拍の間を置いた後に葦毛の駿馬が姿を現した。

葦毛の駿馬の鞍上には美女が跨がっていて、その姿を目にしたあたしが思わず目を見開いていると傍らのスコルが首を傾げながら呟きをもらした。

「うーん、誰だろう?たしかヴァイスラント槍騎兵隊にはあんなひといなかった筈なんだけど……」

「……そう、なんだ」

(……そう言えば、彼女があたしの所に来てくれた時って、紅茶飲んでた時だったわね)

あたしがスコルの言葉に相槌を打ちながらそんな事を考えているとヴィルヴェルヴィントと葦毛の駿馬はあたし達の所に近付いて駒を止め、カミラが軽やかな身のこなしで降りたのに続いて葦毛の駿馬に跨がった美女が地面に降り立った。

滑らかな光沢を放つサラサラロングの金髪に凛とした輝きに煌めく綺麗な蒼水晶の瞳の美貌とどう贔屓目に見てもGはある美巨乳が一際見事なワガママボディーを包む純白の鎧、その姿は姫騎士と呼ぶに相応しい美しさと凛々しさを備えていて、あたしが思わずその姿にみとれてしまっているとカミラが穏やかな表情を浮かべてあたしに声をかけてきた。

「ただいま、裕香、スコル」

「おかえり、カミラ、ねえ、彼女は誰?」

カミラの言葉を受けたスコルは笑顔で応じた後に怪訝そうな面持ちになりながら言葉を続け、カミラは穏やかな笑みとそれに応じた。

「彼女はヴァイスラント槍騎兵隊から紹介された人物だ、私の告げた裕香の構想に興味を持ち、ヴァイスラント槍騎兵隊と共に私達が編成する部隊に協力してくれる事になったんだ」

カミラはそう言いいながら降り立った美女に視線を向け、カミラの視線を受けた美女は頷く事で応じるとあたしに視線を向けながら口を開いた。

「貴女が対オストラント帝国用部隊の編成を目指す方ですね、貴女と貴女が編成を目指す部隊について大変興味が湧きましたので参加を申し出させて頂きました」

「あっ、はい、ありがとうございます。あたしは宝積寺裕香と言います」

美女は澄んだ響きの声でそう告げ、それを受けたあたしが慌ててそれに応じると凛々しい笑みを浮かべて頷きながら言葉を続けた。

「私の名はアイギス・アウステルリッツと申します、これから宜しくお願い致します宝積寺様」

「こ、こちらこそ、宜しくお願いします、アイギスさん」

美女、SLRキャラ、アイギスの名乗りを受けたあたしは少しつまりながらそれに応じ、アイギスは穏やかな笑みを浮かべてかぶりを振りながら言葉を重ねた。

「宝積寺様、私は貴女の指揮下に入った上で協力させて頂くのです、ですから遠慮なくアイギスとお呼び下さい」

「……うん、分かったよ、アイギス、その代わりあたしの事も裕香って呼んで、カミラやスコルにもそう呼んで貰っているから」

アイギスの言葉を受けたあたしは頷きながら言葉を返し、それを受けたアイギスは暫く思案した後にゆっくりと頷きながら言葉を返してくれた。

「分かりました、それでは裕香隊長と呼ばせて頂きますね」

アイギスはそう言うとはにかんだ笑みを浮かべ、それを目にしたあたしが頷いているとスコルが笑いながらカミラとアイギスに声をかけた。

「二人とも疲れたでしょ?今裕香と一緒に紅茶を飲んでたんだけど二人も一緒に飲もうよ」

「そうだな、一緒に飲むとしよう、アイギスも遠慮無く来てくれ」

スコルの言葉を受けたカミラはそう言いながらアイギスに頷きかけ、アイギスは頷いて応じた後にあたしに視線を向けて口を開いた。

「それでは御一緒させて頂きますね、裕香隊長」

「あっ、うん、いらっしゃい、アイギス」

アイギスの言葉を受けたあたしが少しどきまぎしながら言葉を返すと、アイギスははにかんだ笑みと共に頷き、その様子を目にしたスコルとカミラは笑顔で頷き合った後にあたしとアイギスを小屋へと案内してくれた。


戻って来たカミラ、彼女と共に新たな美女があたしの所に来てくれた。

気高く美しく、そして凛々しい、実際に目にした彼女の姿にあたしは思わず見とれてしまっていた。

カミラと共に来てくれた新たなひと彼女は凛々しく美しい、白の姫騎士……


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