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慈愛の聖女  作者: クー
第3章 第三回公式イベント~本戦編~
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反撃


「サフィアーノぉぉ!『ソウルキャリバー』!!」


「くそがぁぁパンダモン!『灼熱斬覇』!!」


「ウザパンダごときが頑張っても無駄なんだよ!…『ライトニングランス』!」


「二人の戦いに水を差すなんて無粋ですね…『マジックブレイク』」


「全員潰しちゃうよー『ギカントソード』!」


「『パリィ』!…あの3人はこちらで引き受けるので、パンダモンさんはあの男と決着をつけて下さい」


「へぇ…アンタ一人で私達3人を相手にするって?

やれるものならやってみなさい!『ホーリーカノン』!」


「ユキナさん一人でなんて誰もいってないわよ!…轟月!!」


「その通りです!『リジェネレーション』…師匠が抜けると攻め手が足りません。

サポートしますのでユキナも出来るだけ攻めて下さい!」


「かしこまりました」


私達お嬢様と共にとサフィアーノさん達ビトレイアルとの最終局面は、師匠とサフィアーノさんの一騎討ちと、それを邪魔させない私達とビトレイアルの残りの3名との対決に分かれます。



「クールタイムが明けましたのでもう一度…『オープンテレパス』!」


「またコソコソ話すのね!…鬱陶しいわ『オーバーパワー』、『マジックブースト』!」


「クロアさんきゅー『ライトニングブラスター』、『スパークカノン』!」


「姉さんありがとー『メガスマッシュ』!」


(一度見た攻撃です…フィルちゃん容易く捌けますよね?)


(簡単に言ってくれるわね…その代わりジュアンとかいう男の攻撃は避けてよね)


(勿論です。アズールさんの攻撃だけ範囲が広いのでお願いします)


「なっ!…俺っちの攻撃が簡単に躱されるなんて……」


「でもこっちの攻撃は範囲が広いから避けれないでしょー」


「宵月!!」


「そっかー 確か君は防げるんだよね…めんどいなー『ジャイアントスラッシュ』!」


「轟月!!」


流石フィルちゃん…安定して相手の攻撃を捌いてくれるので戦術が立てやすいです。

さて、状況の整理を行いましょう…… 

ジュアンさんの攻撃は早いですが、範囲が小さいものが多く直線的なので回避はしやすいです…

反面アズールさんの攻撃は発動も遅くスピードもあまりありませんが、範囲も広い上に威力が高いので、一対一では問題ありませんが、集団戦となると中々脅威かも…

クロアさんはサポーターで、たまに魔法で攻撃を行ってきますが、こちらはあまり脅威ではありません。

先までは私達が防戦一方だったので、回復が使えるかは不明ですが、多分使えそうな気がします…


攻めるべき箇所はアズールさんですね。

初動が遅く回避も苦手そうなので、距離を詰めて一気に叩きましょう!


方針が決まったので、素早くフィルちゃんとユキナに伝え、作戦開始です!


「くっそーポンポン防ぎやがってー」


「あなたの攻撃は直線的なので簡単に捌けるのよ」


「ムカー!…ならこれだと捌けないでしょ『サウザンドブレイド』!」


「それも既に見たわね…散雪!!」


「簡単に防いじゃってムカつく…これなら初見だから対処できないでしょー『グランドクラッシュ』!!」


「あなたの呼吸は大体分かったから初見でも問題ないわね…花踏!!」


「!?…一瞬で距離が……」


「あなたのスキルは刃の所が大きくなる事が多いから距離を詰めると隙だらけなのよ。落ちなさい!…瞬月!!」


「スキルのせいで小回りが…」「アズールはやらせないわ!…『シールドフィルム』!」


「あっぶ!…残念だったねー こっちには……」「『リベンジエッジ』!…これでトドメです『ラセレイション』!」


「「アズール!?……」」


「フィル様の攻撃は囮ですよ」


そう…私達の作戦は始めからフィルちゃんが囮で、ユキナがリベンジエッジとラセレイションで決めるのが筋書きでしたが、ダメージも沢山受けてましたしアズールさんを落とすのに十分な威力でしたね。


それに、この作戦のポイントはフィルちゃんがいかに相手の注意を引けるかですが、流石はフィルちゃんです…皆さんの目が完全にフィルちゃん一人に集まってました。


(ユキナ、フィルちゃん作戦成功ですね!…特にフィルちゃんは難しい役だったのに流石です!)


(これぐらい問題ないわよ)


(お嬢様…私の事は褒めてくれないのでしょうか?)


(ユキナもお疲れ様です。気配を消しての一撃見事でした!)


(お嬢様…ありがとうございます)


(……いつも思うけど、このくだり必要なの…?)



ともあれアズールさんを倒せたことで戦況が一気に有利になります。



「よ、よくもアズールを!『エレクトリックレイ』!」


「あなた方でも仲間がやられると怒るのですね…『リフレクション』!」


「ぎゃあ!……」


「このバカッ!…『ハイヒール』!」


「あ、ありがとうクロア……」


「ジュアン熱くなりすぎ…それじゃあアイツらの思う壺よ」


「うん…そうだね……冷静になるよ……」


クロアさんは冷静ですね…感情的になってくれたら隙が出来てやりやすかったのですが……

ですが、こちらの優勢は変わりません。

師匠の方も優勢みたいなので、そろそろ決着がつきそうです。





















「パンダモン!…焼き切れろ!『豪火斬』!!」


「そんなもん当たるかい!」


「ちっ!…そう言えば、お前は糞お節介のせいで、俺達のスキルも知ってたな……」


「糞お節介か……」


「なんだ?…また泣くのか?」


「いや…つくづく俺の見る目が無かったと反省してるだけや……」


「そうだな!…てめぇの見る目は節穴だよ!…お陰で甘い汁が沢山吸えたぜ!」


「ああ、そうかよ……」


「すかしてんじゃねぇぞ!…『炎々刺檻(えんえんしかん)』!…これは見たことないだろ?」


「なんや…?、炎で閉じ込めるつもりか……?」


「そうだ!…この炎の檻はどんどん狭くなってお前を貫くぜ!」


「……魔法やなさそうやからトランスシフトでは無理やな…さてどないしよう……」


「余裕ぶってんじゃねぇぞ!」


「実際なんとかなると思ってるしな…」


「ならやってみろよ!」



なんや不思議やな……

サフィアーノ達の事でトラウマが再発してた時は絶望しかなかったが、フェリシアちゃん達に力をもらって復活した今は何とでもなりそうやわ……

さすがの俺もアイツらにかなり苛ついてるし大胆にいくか。

そうやな…檻を斬って出るよりも、炎の檻に突っ込んで、そのままサフィアーノに斬り込んだ方が面白そうや!



「よく見とけよサフィアーノ!」


「ハッ!?…自分から檻に突撃するとかバカすぎるだろ!」


「俺ならではの技やで!『リベンジスラッシュ』!」


「くっ!…」


結構無茶したのにカスっただけか……

まあええ、コイツにはもっと今の俺を見てもらいたいからな!



「このくそがぁぁ!…『業火剛斬』!!」


「そのスキルは知ってるちゅうねん!」


「引っ掛かったな糞パンダ!!…業火剛斬は囮だぜ!『猛炎断羅(もうえんだんら)』!!」


「確かこうやったな…影花!!」


「なっ!?…消えた!」


「こっちや!…『カースブレイド』!」


「ぐあっ!…てめぇどこから……」


「まだまだいくで!『ヒートエッジ』!」


「ちっ!…調子に乗るなよ!『快癒の灯火』!」


「HP回復スキルか…ありがたい……」


「ありがたいだと…なめやがって!」



逆上したサフィアーノからの猛攻を受けるが、冷静に捌いた後、アイツの息が切れたタイミングで反撃すると、一気に形勢が傾いた


「ハァハァ……な、なんで…こっちの攻撃は当たらないのに、お前の攻撃はこんなに当たるんだよ!」


「お前が冷静じゃないってのもあるけど、俺の先生の教えのお陰やな」


「先生だと…なにをワケ分からないことを……」


「こっちもお前に教えるつもりはないしな…さて、そろそろ終わらせるで」


「くそっ!…覚えてろ!」



……おいおいサフィアーノのヤツ…典型的なセリフを吐いて逃げていったんやけど……

なんか一気に小物感が出てきたな……

どっちにしろ早く追いついて、過去の因縁を清算しんとな。





















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