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慈愛の聖女  作者: クー
第2章 第三回公式イベント~予選編~
37/67

ポーションは当たりです


ちょっと何を言ってるか分からなかったですが、自己紹介して頂いたので、こちらも自己紹介を返そうと思います。


「自己紹介ありがとうございます。

私はフェリシアと申します。どうぞよろしくお願いします。」


「「「「天使だ……」」」」


私は天使ではないのですが……


「ユキナと申します。よろしくお願いします」

「フィルです。どうぞよろしくお願いします」


フィルちゃんとユキナの声がいつもよりトゲがあるような……


「これで顔合わせ終了や。お前らもう解散でええやろ?」


「嫌だー」

「マジかよ……」

「横暴だー」

「まだ足りない……」

「もうちょっと何かないのか?」


「ないぞ。フェリシアちゃん達は先の続きでスキルの物色と、列が空いたらカウンターに行くで。」


「ちょっと待った! 俺達もついていっていいかな?」

「そうだーそうだー」

「グレイよく言った!!」

「お前は俺達の希望だ!」

「流石グレイ神!」



「は?……別に俺はかまわんけど……」


師匠が困った様子でこちらを見てきます。

あちらの4名と私達は初対面なので、師匠は私達が気まずい思いをすると考えているのでしょうか……?


「私は大丈夫ですが……」


チラッとユキナとフィルちゃんを見ます


「……別に良いわよ」

「邪魔さえしなければ……」


「だそうだ。あんまり酷いと置いていくからな」


「よっしゃ!」

「「「よ、よろしくお願いします」」」


「こちらこそよろしくお願いします」


「「「「……」」」」


「固まってると置いてくぞ」


「「「「今行きます!」」」」



こうして私達は大所帯で店内を彷徨くのでした……

彷徨いていると、棚の隅の方に自動販売機のような物が置いてあったので、師匠に尋ねます


「あれは何でしょうか?」


「これはスキルガチャやな。

1回100万ルピで回すことが出来て、当たりは高額なスキルやけど、ハズレはアイテム類や」


「なんだか面白そうです!」


「止めといた方がいいよ。」

「俺これで2,000万使ってスキル出なかったな……」

「一番のハズレのポーションだと、100万ルピが1,000ルピに変わるのはキツイよな……」


「ルピにはまだ余裕があるので、10回だけ回してみます」


「うーん、フェリシアちゃんならまあ大丈夫やろ!」


「おい、パンダモン止めんでいいのか?

フェ、フェリシアちゃんが泣いちゃうかもしれないだろ」


「お前……名前呼ぶのに照れるなよ……」


「うるさい!」


「では、1回目回しますね」 「ちょ……」


制止の声が聞こえた気がしますが、私はガチャに夢中で、ガチャを回す手が止まりません。

ガチャを回すとカプセルが出てきます。


「それを開けてみ。水晶玉やったらスキルやで」


師匠に促されるまま、カプセルを開けてみると、そこにはポーションが入ってました。


「ポーションです!」


「…ドンマイ」

「つ、次は当たるよ」


「これでHPが無くなっても皆さんを治療出来ますね!」


「天使かな?」

「天使だろ」



「では、2回目回します」


ガチャを回し、カプセルを開けるとポーションでした。


「ポーションです!」


「ど、ドンマイ」

「ぽ、ポーションも確率低いのに2回連続はすごいな……」


それから私は6回目まで回しましたが、全てポーションでした。


「……」

「…も、もうこれぐらいでいいんじゃないかな?」

「そ、そうや、俺前に20回外したから、落ち込まないで」

「そうそう、所詮確率やから……」


何やら慰めてくれてるようですが、ポーションが当たって私は嬉しいのですが……


「では、7回目回します」


ガチャを回し、カプセルを開けるとそこには水晶玉がありました


「ウォォーやったな!」

「おめでとう!」

「やっぱり日頃の行いが良いんだね!」

「すげぇおめでとう!」


「ありがとうございます」


「何か後が盛り上がりすぎて、俺達何も言ってへんな……」


「良いんじゃないかしら……

それにシアは当たり外れよりも、ガチャを回すことが楽しいみたいだし」


「はい。お嬢様楽しそうです。」


「では、8回目回します」


すると今回も水晶玉でした。


「2回連続おめでとう!」

「確率が上振れてきたな!」

「よっ、さすが!」

「マジで凄い!」


「ありがとうございます。」


そこから私は9回目と10回目を回すと、どちらも水晶玉でした。


「「「「…………」」」」


「遂にアイツら何も喋らんくなったな」


「静かになって良かったじゃない」


「もう終わっちゃいました……ガチャガチャ楽しかったです。」


「えっ!?……もう終わるの?」


「はい。10回って決めてましたので」


「嘘やろ……今、絶対に流れ来てるやろ」

「最初のハズレを取り返すチャンスでしょ」


「ハズレなんてなかったですよ?」


「ポーション6個当ててたじゃん」


「ポーションは当たりですよ?」


「?」


「フェリシアちゃんはこう言う子やから、スキルを4連続で当てたり出来るねん。」


「な、なるほど……無欲の勝利ってヤツか……」


その後、暫く店内を彷徨いていると、カウンターの列が少なくなってきたので、列に並びます。


「それでシア。ガチャでどんなスキル当てたの?」


「えっと……『ロングレンジ』と『リーインフォース』と『心声』が2つですね」


「全部聞いたことがないわね」


「ちょ、ちょっと待ってくれ! ロングレンジとリーインフォースと心声やと!?」


「そうですが…何かおかしかったでしょうか?」


「い、いやおかしくはないけど…豪華すぎるラインナップやから驚いただけや」


「そんなに凄いスキルなのでしょうか?」


「ああ、ロングレンジはぶっ壊れスキルで、魔法スキルの射程を2倍にするパッシブスキルや。MP消費もないし魔法職垂涎のスキルやで」


「射程2倍ですか!? 凄いです」


「リーインフォースは使うと、掌から光の玉が出て、それが武器に付着してる時、ダメージを最大7倍にするスキルや」


「7倍ですか!? 強すぎないでしょうか?」


「その通りや。強すぎる反面、使いこなすのがめっちゃ難しいで。

まず、リーインフォースの持続時間は0.5秒で、消費MPが100や。クールタイムも10分と長めで、まあぶっちゃけロマンスキルやな。」


「確かに難しそうなスキルですね……でも、ちょっと楽しそうです」


「最後は心声やな。これは魔法以外のスキルを発声しなくても発動出来るもんや。

スキル名通り、心で発声…ようは念じるだけでスキルが使えるんや」


「心声…スケルトンナイトが使ってましたね」


「そうやな。喋られへんモンスターが使うスキルやな。

このスキルは対人戦では脅威やで。なにせ、不意打ちでスキル使えるし、バーサクみたいなバフ系スキルもこっそり使えるで」


「そのスキル面白そうね。シア1つ譲ってもらって良いかしら?」


「構いませんよ。ちょっと待ってくださいね……」


「ちょっと待った!」


「「えっ?」」


「心声スキルは今バザーで2億8千万で取引されてるので、そんなポンッと渡しちゃダメじゃないかな……」


「バザーとは何でしょうか?」


「そっち!?……バザーはプレイヤーが使える取引掲示板みたいなもので、手数料が10%と諸々制限があるけど、すぐにルピが欲しいヤツやアイテムが欲しいヤツに人気です。」


「知らなかったです…そんなのがあるのですね!」

「あ、フィルちゃん。心声のスキルです。どうぞ」


「ありがとうシア。今度何かお礼するわね」


「はい! 楽しみに待ってます」


「「「「えっ!?」」」」

「俺の話聞いてました……?

2億8千万ですよ…それを軽く渡すなんて……」


「軽くじゃありませんよ。フィルちゃんは親友なので特別です!」


「シア…そんな大声で言われると恥ずかしいじゃない……」


「恥ずかしがってるフィルちゃん可愛いです」


「きゃ!……いつも言ってるけど、急に抱き付くの止めなさい……」


「では、今からフィルちゃんに抱き付きます。」


「んっ!……宣言したら良いって事じゃないわよ……」


「抱き付くのダメでしょうか?」


「ダメって訳じゃないわよ。ただ人目があるでしょ……」


「分かりました。人目のない所でギュッとしますね」


「はぁ……もうそれで良いわよ…」


「「「「なに、この尊いやりとり……」」」」


「おーい、カウンター空いたで」


「今行きます!」



カウンターでスキルの合成と進化、条件変更を行い、

その後、新スキルの試運転で竜人の湿地帯を16階層まで行きました。

私のステータスはこんな感じになりました。


――――――――――――――――――――――――――――


名前:フェリシア


HP 350/350(+50)

MP 330/330


【ATK 95】(+20)

【DEF 85】(+277)

【INT 335】(+88)

【MID 270】(+186)

【DEX 35】


ロール

メイン【プリースト】熟練度72%

サブ【牧師】熟練度32%【衛生兵】熟練度64%


スキル

【★ハイヒール】熟練度100%

【ハイスラッシュ】熟練度0%

【★聖なる雨】熟練度100%

【★ヒーリングオール】熟練度100%

【★リフレクション】熟練度100%

【空間把握】熟練度62%

【★ソニックブレイド】熟練度100%

【★ペネレイト】熟練度100%

【★瞑想】熟練度100%

【★リジェネレーション】熟練度100%

【★セイントランス】熟練度100%

【セイクリッドランス】熟練度24%

【★クイックヒール】熟練度100%

【★キュアオール】熟練度100%

【★ハイキュア】熟練度100%

【★クイックエイド】熟練度100%

【フィジカルギフト】熟練度40%

【サンクチュアリ】熟練度12%

【オリオンベール】熟練度4%

【★エンドレスト】熟練度100%

【リーインフォース】熟練度2%



●Passive

【★ハイド】熟練度100%

【天使の加護】

【韋駄天】

【心声】

【ロングレンジ】


装備

頭 【緋染めの結い紐】(HP+50)

体 【星桜】(DEF+155)(MID+108)

右手 【シルバースタッフ】(INT+40)

左手 【シルバースタッフ】

脚 【緋凰】(DEF+102)(MID+78)(INT+48)

靴 【ショートブーツ】(DEF+20)

装飾品 【紅玉の腕輪】(ATK+20)【想いの種】


――――――――――――――――――――――――――――



特訓後はイベント参加登録が明日の8時迄なので、アインベルグまで戻り登録を済ませて、ログアウトしました。


明日遂に第三回公式イベントが開催されます! 

楽しみすぎて今日は寝れるでしょうか……







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