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第八回「恐らく日本初 下手したら世界初」

挿絵(By みてみん)


 前回までのあらすじ


 一杯しゃべったのです!




 そういうわけで約三回に渡って、僕のVtuber界隈の気になる点の一つ目、「Vtuberが増え続けること」について語りました!

 長々と喋ってしまったので三行で要約すると


 僕は「Vtuber」とは多様性を認めてくれる新しい「文化」だと考えている!

 だからこそ「Vtuber」は増えてもいいし、なにより僕もなりたい!

 増え続け個性が埋没している現状があるからこそ「目的」をはっきり持って活動していきたい!


 って感じです!


 気になる点が三つあるのに一つ目でこんなに話しちゃってたら活動開始までずっと語っちゃうことになってしまうのです。


 あらすじにあるように僕と同じようにVtuberやってみたいって人のためにLIVE2Dの使い方とか動画の作成方法についての僕のやり方の説明や考察、僕の好きなもの「クトゥルフ神話」や「SCP」について、ぼくのやりたいこと「現代神話」を「創る」という夢について等々まだまだ話したいことは沢山あるのです。


 なのでVtuberについて気になる点、残り二つはざっくり語るのです!




 っというわけで今回は気になる点の二つ目「企業の介入」について話します。


 Vtuberには色んな方がいます。

 ですが今回の話をするにあたり、「あえて」大きく二つにわけるならば「企業勢」と「個人勢」という分類が出来ます。


 ご存じない方のために代表的な企業をいくつか紹介します!


 まずは「ミライアカリプロジェクト」の株式会社DUOさんによるVtuberマネジメント事務所「ENTUM」、エゴサーの姫「ミライアカリ」ちゃん、けもみみ娘ゲーマー「猫宮ひなた」ちゃん、バーチャル彼女「ヨメミ」ちゃん、不老不死美少年「届木ウカ」様、モデル作成技術派「もちひよこ」ちゃんなどが所属しています。


 続いて株式会社アップランドさんの「.LIVE」、「シロイルカ」こと「電脳少女シロ」ちゃん、世界初(?)男性Vtuberの「ばあちゃる」さんが所属しています。


 加えて大きな勢力としていちから株式会社さんのバーチャルライブ配信グループ「にじさんじ」の清楚(?)な委員長「月ノ美兎」ちゃん、相対的に一番JKらしい「樋口楓」ちゃん等「JK組」など個性的な面々が揃っています。


 他にも株式会社岩本町芸能社さん所属の「あんたま」こと「鈴木あんず」ちゃんや「白藤環」ちゃん達、カバー株式会社所属の包容力ある女子高生「ときのそら」ちゃん、ロボットメガネっ娘ゲーマー「ロボ子さん」さん、株式会社Smarpriseさん所属の高い歌唱力を持つ「富士葵」ちゃん、Exys株式会社さん所属の相対的に女子高生「藤崎由愛」ちゃん等々……、企業所属のVtuberは沢山いらっしゃいます。

 全てを紹介するとそれだけでエッセイ一冊分になりそうなのでこの辺で割愛です!


 企業がお金をかけて「Vtuberをマネジメントする」ことで高いクオリティの動画を排出し続けることが出来ます。

 それは撮影から編集、ファンとの交流まで全てを個人で行う「個人勢」よりもそれぞれを分業出来る「企業勢」には使える時間が多いからこそ「クオリティ」の高さは安定出来るのです。


 ですが「ねこます」さんのように個人でありながら努力する姿、そこにVtuberのよさを感じる人からすれば企業の介入は快いものではありません。

 Vtuberという新しい舞台で成り上がることを目的とするVtuberにとっても、埋めることの難しい「企業勢」との大きな差は気になる点です。


 企業とは個人では出来ない「お金」の運用を行うことで大きな力を生み出すシステムです。

 その力の維持コストとして「お金」が必要であり、儲けを意識せざるおえません。

 その姿が好まれないこともしばしばあります。


 面白いコンテンツに「お金」の匂いを嗅ぎ付けた人が集り、コンテンツが廃れてしまうことはこれまでも沢山ありました。

 僕は「ニコニコ動画」という動画サイトが好きなので「VOCALOID」、「歌ってみた」、「ゲーム実況」等、多くのコンテンツが流行り廃れていく姿をみてきました。

 流行り廃りというのは統計をとったりしたものではなく僕の主観的な感想ではありますが「熱が冷める」っという意見をもつ人の気持ちはよくわかります。


 余談ですが「VOCALOID」の話でいうなら僕は「パンダヒーロー」「マトリョシカ」等で知られる「ハチP」さんが大好きで、現在「米津玄師」さんとしてメジャーデビューされていることにファンとして強い喜びを感じています。

 ですが、今の洗礼された感じもとっても好きなのですが、昔の狂気を感じる音楽性も好きだった身としてなんだかもの寂しさも感じているというのが本心です。


 「お金」がかかわることで「創作活動を行う人」は変わってしまうことがあります。


 それがよいか悪いかは人によって色んな意見があると思います。


 このことについて考える際、僕の判断基準はその人の「目的」と合っているかどうかです。


 「人気者になりたい」、「アイドルになりたい」という目的を持つ方は人気を得るために努力し、それを認めてくれる人からお金を貰うことはいいことだと僕は思います。

 人気がでるかどうかはその人次第ですが応援したいという人の気持ちに応え、活発に活動していく人はその行動に「評価」が与えられて然るべきです。

 逆にある程度お金が入るようになって活動が低迷する方、「人気者になりたい」という目的を妥協して怠慢な態度をとるような方、あえて強い言葉を使うならそんな方が僕は嫌いです。




 好きなものがあるということは嫌いなものがあるということです。


 好きなものを好きと言いたい僕は、嫌いなものは嫌いといいたいのです。


 僕は所謂、筋が通ってない「不誠実なやつ」が嫌いです。


 要するに「ボランティアをする」って言って「集めた金で私欲を肥やす」ような不誠実な輩が僕は大嫌いです。

 企業理念で「お客様第一」とか言って会社の都合でお客に対するサービスの「手抜き」をする企業が嫌いです。

 社員を大事にするとかいって労働環境の改善に努めないブラック企業なるものが大嫌いです。


 でも僕は僕自身、このエッセイですら深夜12時に更新するといってそれを達成出来ない「不誠実なやつ」です。


 筋を通したいのに通しきれない、無力な自分が嫌いです。

 そんな想いを抱え込んで、自己嫌悪で潰れた頃があります。


 だからこそ、僕は変わりたいのです!

 Vtuberとして嫌いなものを認め、好きなものに好きといえる僕になりたいのです!




 それはそれとして本題の「企業」のお話、僕は「目的」に沿った活動をされている所は応援したいのです。

 企業における目的とは企業理念です。


 「ENTUM」さんであれば「眠れる才能の発掘」。

 「.LIVE」さんであれば「クオリティーにこだわるスペシャリスト集団」。

 「にじさんじ」さんであれば「エンタメ経済圏を加速」。


 そしてその企業に所属するVtuberの方はその理念に沿って行動する必要があります。

 そういった「制約」、言い換えるなら「リスク」を彼らは持っています。


 「目的」通りに活動しているかどうかはみる人の解釈次第でかわりもしますが、僕は活動する本人達がその「目的」に沿って活動する意志を持っていること、「信念」を感じるかどうかを判断基準にしています。


 視聴者に媚びるような姿勢、視聴者を増やすための安易なコラボ、企業広告のための動画、これらから見えてくる裏での「お金」の匂いを好ましく思わない方もいるんだと思います。

 僕はそれに対して最終的に動画をつくる本人達が「目的」に沿った活動としてつくっているのであれば寧ろ好印象を抱きます。

 

 贔屓目な意見になりますが「キズナアイ」さんと同様に「電脳少女シロ」ちゃんは半年近く毎日動画投稿を続けています。

 バーチャルアイドルとして視聴者にその姿を常に魅せ続けているのです。

 正直に言って僕はその全てを把握出来ている訳ではないのですがこれはすごいことだと思うのです。

 そしてとある動画にて彼女の魅力である時折垣間見えるサイコパス要素が最近露骨になってきて媚びているように感じるなどの否定的な意見をみかけたことがあります。

 よく思わない人もいるとは思うのですが僕は「アイドル」であろうとする彼女の姿に尊敬しているのです!




 終わりに僕は「個人勢」ですから遠い存在である「企業勢」のことを考えるだけ馬鹿馬鹿しい話だと思う方もいるとおもいます。

 ですがVtuberという界隈は広く多様性を認めてくれる懐の広さがあり、それでいて僕はそうであってほしいと信じています。

 その場に身をおこうとするものとして、そして「想い」に言葉をあたえ形作ろうとする作家志望として、しっかり自分と異なる存在である「企業勢」のあり方を見つめ自分のあり方を考えていきたいのです!


 勿論可能性は低いですが僕だって将来的に企業とかかわる時がくるかもしれません。

 寧ろ影響力ある「作家」を目指すものとして関わっていきたいという野心はあるのですが、なんにせよよりよいものを創っていこうと考えた時、「お金」のかかわる問題はさけて通れません。


 「想い」を伝えるという目的のために、不誠実な僕ですが出来る限り誠実でありたいのです。


 つづく!

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