廿五、虎鶫
かなり久々にこの日記に手をつけたような気がする。いや、実際に一月近く書いていなかったのだから久々と言ってもいいのではないだろうか。
この頃は小説家になろうサイトどころかスマホにすら触れていなかった。何せ考査が終わってからは…卒業まで特に忙しい事は無かったが、なんとなくスマホをいじるのが憚られて、暇な時はずっと寝ていた。
三月十四日に卒業してから、ホワイトデーという事で数人の友人に菓子を渡し、昼食の誘いを断ってから、参列した両親と帰った。親と下校するのは中学の入学式以来で、友人達がちらほら見られる中で、なんとなく小恥ずかしさを覚えた。
ところで、昨日イオンモールに行ったのだが、そこで講談社文庫刊・京極夏彦先生著の『鵼の碑』という本に出逢った。先生の『百鬼夜行シリーズ』の十二作目の長編作品で、令和五年の九月に刊行されたものである。
まあ、理想は『百鬼夜行シリーズ』の『姑獲鳥の夏』から読むことだったが、長編は一冊で千円以上する為、中学生(とは言ってももう卒業したが)には全巻埋めるのはハードルが高すぎた。しかし、ここ最近は「ぬえ」に対してやや敏感になっていた上、タイトルや文庫版の表紙に食指が動いた為、千七百円を払って購入した。
帰ってからすぐに寝てしまった為、今日の朝(九時は朝である、断じて昼ではない)起きてから本を開くと、なんと最初の四頁から一五頁までは古文が書いてあった。四頁だけはなんとか現代語に訳したが、これをあと十一頁もするのは気が引けた為、そこだけ飛ばして『鵼 久住加壽夫の創作ノオト』から読み始めた。
千頁以上ある為、春休みの間ゆっくり読み進めようと思う。今日は『鵼 久住加壽夫の創作ノオト』に『蛇』も少し読めたらいいと考えている。課題は今はまだ余裕がある。今はまだ。




