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黒翼のライブラリィ  作者: INTER
ダンジョンと呪い
49/51

第48話


「エリカ様起きて下さい、もうすぐ朝食が出来ますので。」


「んぅ〜……あ、おはようございます。」

「はい。おはようございますエリカ様。」


翌朝リーリエさんに起こされて目覚めた私は先に起きていたメアとルーシア様と一緒に朝食を摂る。


「おはよう。メア起きるの早いね。」

「おはようお姉ちゃん。ルーシア様が起きた時に目が覚めちゃって、そのまま起きたの。」


(私何も感じなかったんだけど……)


「メア様を起こしてしまい申し訳ないです。」

「そんなに早く起きて一体何を?」


「お祈りですよ。」


へー、ルーシア様はお祈りする人なんだ。貴族のことは分からないけど私達平民は祈る人もいるし祈らない人もいる。ちなみにメアは祈らないし、私も記憶をなくす前はどうか知らないけど今は祈っていない。


でも祈らないからって信仰心が無いって訳でもないから本当に人それぞれだ。加護を持ってる人は祈ってる人が多いらしいけど、


「誰にお祈りしているんですか?」

「そうですね。太陽の神と水の神へ祈っていますね。私は太陽の加護と水魔法を持っていますから。」


水魔法は私が持っている土魔法と同じ属性魔法だ。特徴としては全ての属性魔法の中でも扱いやすい属性で、得意な人も多いとか。


一方で太陽の加護については図書館でも読んだ記憶が無い。いくつかの加護は知っているがその中に太陽の加護はなかった筈だ。


「太陽の加護ってどんな加護なんですか?」


「簡単に言うと日が出ている時だけステータスが全て二倍になります。」

「「へ?」」


私だけでなくメアからも同じ変な声が出た。



「ステータスが二倍ですか、凄いですね。」

「正確には二倍ではなく強化なのです。Lvが上がるほど強化されるんですが……。」


そう言うとルーシア様がハァとため息をつく。


「お嬢様、良くないですよ。」

「分かってはいます。加護を貰っておきながら図々しいのは分かっていますが……魔法系の加護が良かったとどうしても思ってしまう時があります。」


う〜ん。ステータスが二倍されるなら魔力も上がる筈だからある意味では魔法系の加護とも呼べるんじゃ?


「ふふ、エリカ様は何故不満に思っているのか不思議なようですね。」

「あ、はい。私からしても凄い加護だと思うんですが…」


「その理由はですね、エリカ様が思っている程この加護は便利では無いのです。特にお嬢様のような貴族の女性には。」


何故?と言う前にルーシア様が説明してくれた。


「私の加護は夜だけでなく曇りや雨の日でも効果がありませんし、陽の光が全く届かない地下などでも効果がありません。それに魔力を通常時よりも使った状態で日が沈むと急激な魔力不足に陥って気絶します。」


うわぁ、としか言えない。たしかに魔力が二倍になれば魔法の練習も二倍できるだろう。だけど二倍の魔力で練習していた時に急に雨が降ったら?もしその時通常より魔力を使っていたらそれだけで気絶するのだ、たしかに不便だろう。



「まぁそれでも探索者の方だったらまだ太陽の加護を活かせるのでしょう、しかし私は領主の娘です戦う機会などもありません。」



「それは・・・」

「いえ!勿論太陽の神を恨んでいるとかではないんですよ!ただ私では使いこなせい加護を何故貰えたのか・・・」


慰めの言葉か元気づけようか悩んでいたその時。激しい頭痛が起きた。


「がっ、ぐぁ!!」


「「エリカ様!」」 

「お姉ちゃん!!」


(何…が…頭の中に………くる。)






『条件の達成を確認。時間経過……十分であると推測』

『【*****】の能力を一部開放……【変換】【消去】を開放』

『、はか##のう【%#3〆】は未##』







そして私は()()意識を手放した。










【変換】【消去】【??】【???】【??】【????】【??】【??】【??】【???】

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