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黒翼のライブラリィ  作者: INTER
ダンジョンと呪い
41/51

第40話


「それじゃあ近い内に街を出て旅に出るのか?」

「もう少ししたらですかね?ちょうどいい事に近くに新しいダンジョンができましたから。せっかくですから色々ダンジョンについても知っていこうかと思ってるんです。」


ほんの少し前に新しく出現したダンジョン。ランクⅣのパーティが重症を負った事からランク制限で私は入れないかもしれないが、それでも得られる知識は多いので幻魔(ルナ)の手掛かりを探すのはその後にすることにした。どうせ探してすぐに解決する程簡単なことではないのだしと考えながら。


「そうか、そういや近くに出たらしいな。」

「それに、なにがなんでも今すぐに記憶を元に戻したい訳じゃないので。」

「そうか、焦らず頑張れよ。」


——————————————————————————————————————


「そういや、新しいダンジョンと言えば探索者ギルドのギルドマスターがまだ帰ってきてないって少し騒ぎになってるって昨日店に来たやつに聞いたぞ。」

「リーンさんが帰ってない?」

「ああ。そうらしい。流石にあのランクの探索者が出来たばかりのダンジョンで死ぬわけないしな、なにか想定外の事があったんだろうが。」


確かに。リーンさんがそんな簡単に死ぬはず無いと言うのは私にはよく分かる。少なくともホーンガルなら10匹いても蹴散らせるだろう。


「んー、じゃあなんでですかね?可能性として残ってるのはダンジョンから出れないとか?」

「バカ言うんじゃねぇ、途中脱出不可のダンジョンなんて両手で数えられるくらいしかねぇよ。」


脱出不可のダンジョン。それは所謂上級ダンジョンと呼ばれるダンジョンの中にたまに備わっている機能の様なもの。この機能があるダンジョンは敵が弱くとも上級ダンジョンとされる。ダンジョンから出られなくなるというのはそれだけで脅威に値するのだ。

勿論全く出る方法が無いわけではないが‥‥。



「まぁ、なにか貴重な物でも見つかったのか迷路みたいに入り組んでるとかだと思うがな。」

「出来たばかりのダンジョンでそんなに広いことってあるんですか?」

「知らないが‥‥‥あるんじゃないか?まぁどっちみち俺達が考えたって仕方ねぇよ、無事を祈っとく位しかできないしな。」


(何事も無ければ良いんですけど‥‥)






〜リーン視点〜


「これで49階層目‥‥‥」


私はリーン。一応セフィランの街で探索者ギルドのギルドマスターをしている。数年前まではランクⅦのパーティで活動していたのだけど、仲間の二人が結婚する為、受ける依頼のランクを下げる事になったのでどうせならパーティを解散する事にしたのだ。解散した後は、なんやかんやあって探索者ギルドの職員として働いていた。そしていつの間にかギルドマスターの一人としてセフィランの街に居ることになった。


「明らかに普通に出来たばかりのダンジョンじゃないわね。」


私は今新たに街の近くに出現したダンジョンの事前調査をしている。本当は街にいるランクⅣ、Ⅴのパーティに頼んだのだけど、撤退してきた為こうして私が調査に出向いている訳だけど‥‥


「流石に広すぎる‥‥。だけど広さの割には敵が少ないような気がするけど。」


既に階層数は49。中級ダンジョンの域は大幅に越えている。40階層の時点で一緒に連れてきた者たちは先に返した。


「敵ね。レジェンダリースケルトン‥‥‥‥もうこれ程の魔物が出てくるのね。」


パーティを組んでた時の最高到達階層は、他のダンジョンではあるが72階層までは到達している。しかしパーティと個人では全然違う。勿論、個人の方が難易度も危険度も高い。私でもこれ以上進むのは危険かもしれない。


「【解析】」


名前 レジェンダリースケルトン


体力2500/2500

魔力10/10

攻撃:713

守備:43

速度:241

知力:20

器用:64

武器スキル

【長剣術】 【盾術】


攻撃に特化したステータス、通常よりも多い体力。少なくとも私が数年前に戦ったレジェンダリースケルトンよりは強い。私の解析では武器スキルまでしか見ることは出来ないが、勝てない相手ではない。


「【疾風】【加速】【魔力刃】【ウィンドプロテクション】。」


スキルと魔法を多重発動し私の出せる最高速に近い速度で相手に攻撃を当てる。【魔力刃】を使っているため私の速度も相まって守備の低いその身体を抵抗なく切ることに成功する。


「アアアアアァァ!」

「うるさいわね。【パワースラッシュ】」


相手はアンデッドなので勿論一撃では死なない。が、私は好きだらけの相手の右腕に剣を振り下ろし切断する。


「アウアアア!」

「これだからアンデッドは嫌いなのよ、私光系統の魔術使えないから相性悪いし。わざわざバラバラにしなきゃ行けないのは面倒ね。」


取り敢えず盾を持っていた右腕は落とせたので、どう言うふうに倒すかと考えて居ると、突如相手の身体から禍々しいオーラが溢れる。


「一体何がっ!?」

「アアアアァ!」


いきなり目の前に現れる剣。私はその攻撃に吹き飛ばされた。


ステータスこれが一番見やすいかな?


ステータスが何故か知識になってたので知力に戻しました。

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