第38話
昨日pv数が今までで一番多かったから今日も投稿!
あれから、一週間が経った。
「こんにちわー」
「お、嬢ちゃん。頼まれた物できてるぜ!」
私は完成した武器の受け取りのためにガウンさんの店にきていた。
「ありがとうございます!それで、私の剣はどれですか?」
「ほらよ、こいつだ」
わたされた剣は黒い鞘に収まっており、前の剣よりも重みを感じた。
「抜いても良いですか?」
「勿論だ。しっかり確認してくれ」
鞘から刀身を抜くと艶のある灰色の刀身が姿を現した。私はその刀身は素朴であるのに見とれてしまった。
「奇麗、」
「前に魔錬鋼の斧を見たから分かってるかもしれないが、魔錬鋼で作られた武器は黒色や灰色に近い色になる」
(確かに。前見た斧は少し黒っぽい色だったな……ん?)
私はそこで剣の鍔の中心にある物に目が行く。
「ガウンさんこれは?」
「それは、【魔力強化】の魔法結晶だ。普通は杖とかにそれの大きい奴を使うんだけどな、倉庫の奥に余っていたのでつけてみただけだ。ああ、値段は気にするな本当に余り物だからな増えたりはしない」
剣の鍔にある青い魔法結晶。剣全体が灰色等の暗い色の為とても鮮やかに見えた。
そして私は最後に【鑑定】を使う。
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[魔錬鋼の片手剣]
攻撃+91 魔力+15
魔錬鋼で作られた片手剣、職人の技術で少し軽くしてありその分耐久性が少し下がったが、魔力結晶を埋め込む事によって強度と強靱性が増している。その代わり【魔力操作】が出来ないと完璧に扱うのは難しいだろう。
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「凄いですね、やっぱり前のとは比べ物にならない程ですね」
「おう。嬢ちゃんにはステータスを見せてもらえたからな。軽くした分の耐久性を補う方法で、魔力結晶が余ってた事もあって迷いなくこの方法が取れたな」
どうやら耐久性が下がってもいいから軽くして欲しいと言う私の要望に対して、軽量化しつつ耐久力も下がらない方法を考えてくれたらしい。
「どうだ満足してくれたか?」
「はい!」
「正直、【刹那】のことを考えたらまだ足りない気もするが…今の嬢ちゃんの資金ではこれ以上は無い程の武器だ。乱暴に扱わないようにしてくれよ」
「勿論ですよ」
そもそも結局この一週間でも【刹那】の再発動が可能になったような感覚はなく、ステータスボードにも再発動不可と書いてある。
「そうだ。嬢ちゃん達はこの一週間何をしていたんだ?剣が無けりゃあ森には行けないし、やっぱり他の準備か?」
「そうですね………準備の他にも魔法の練習や図書館に行っての情報収集とかですね。あ、そう言えば聞きたい事あるんでした。」
「幻魔ってなんですか?」
肩いてー、腕が動かし難いのは本当にツラい。




