第35話
説明回?そんなに文字数ないですけど
図書館の戸を開いて中に入る。前と同じくチリンチリンと鈴の音がなった。そして変わることなくこの前と同じ匂いが部屋に満ちていた。そんな事を確認してボーッとしていると本棚の方からシシルさんが来るのが見える。ちなみに前と違っ二時間もかかるような事はなく一直線で来た為そんなに時間は経っていない。
「こんにちは。また図書館に調べ物かしら?」
「こんにちはシシルさん。またと言うか先日の続きです」
「そうなのね。じゃあゆっくり調べものしていって下さい。分からない事があったら私に聞いていいですから」
そうしてシシルさんは(布巾を持ってるので掃除だろうか?)に戻っていった。
「お姉ちゃん今日は何について調べるの?」
「今日この大陸でで有名なものや、魔術について前よりももっと詳しく調べようと思ってるよ。あ、ついでに伝承スキルについても少し調べてみようかな?」
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(えっーと、魔法やスキルについての本はどこかな)
私はメアと手分けして目当ての本を探し始めた。本の場所はシシルさんに聞けばすぐに分かると思う。けれどまた来る時に毎回聞くよりも自分達である程度場所を把握していれば楽だろうと思い今回は聞かない事にした。
「ん、あった『スキルについて』・・・取り敢えずこれを読んでみよう」
読書スペースの場所を見るとメアも既に何かの本を読み始めているみたいだったので私も隣に座って読み始める。
「メアは何の本を見つけたの?」
「わたしは、無魔法についての本があったからそれを読んでるの」
なるほど。しっかり自分の魔法についての本を見つけていたみたいだ。
ならば大丈夫だろうと思い私も読み始めた。
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『スキルについての研究書(改定)』
スキルとは何なのか、そんなことは誰にも分からない。それこそスキルを創ったのが神なら、その神に聞いて欲しい。
勿論何なのかは分からなくても知っていることもある。この本には私達人間が理解しているスキルについて書き連ねておこう。
まずスキルには私が把握しているだけでも7種類に分けられる。しかしなぜかステータスボードにての分けられ方は4種類となっている。
一つ目が武器スキル。これは何か武器などを扱っていると取得することが多く、
片手剣なら剣術。弓なら弓術。盾なら盾術とゆうように取得する。稀に生まれたときから先天的に持っていることもある。ただし先天的に持っていても物凄い才能があるかと言われても頷く事は出来ない。
勿論どちらかと言えば才能があると言えるのだろう。
武器スキルは色々な武器を使っていけばどんどん増えていく。
すると人によってはそれらのスキルが統合する事がある。しない場合もあるが、どちらにせよそれがその人物に一番適切なスキルの型なのだろう
二つ目は魔術スキル。これは見たとおり○魔法等のスキルが魔術スキルに分類される。ちなみに魔法と魔術の違いは殆なく、基本的に魔法全般を指す言葉が魔術なだけである。
魔法の種類は分かっているだけで詳しい内容は省くが、基礎属性七種類。派生属性十五種類が存在する。
このあとに記述する血統魔法や種族魔法を含めると三桁は軽く種類があるのではと言われている。
三つ目はエクストラスキル。やはりエクストラスキルと言うと個人図鑑が最もわかりやすい例だろう。その人物が生まれた時に授かっているスキルだ。少なくとも私が知っている中で個人図鑑を持っていなかった者はいない。
個人図鑑に優劣など一つを除いて明確にある訳じゃないが、より漠然とした図鑑の方が上と考えられる事も多い。
エクストラスキルはその人の性格や人生、願望などがとても影響している。例えば性格がとても几帳面な人なら、【精密】のスキルを得ることがあったり、少年がとても強く英雄になりたいと願えば【不動心】のスキルを得る事だってある。
つまりエクストラスキルはその人がどういう人物なのかを見極めるのにはうってつけと言う訳だ。
四個目と五個目は血統魔法、種族魔法などの特定の種族だけが使えるスキルについてだ。
種族魔法は有名ではないが高位の探索者などならよく知っているだろう。その中でも龍種のブレスなどが種族魔法の代表格とも言える。
龍種は出会える事は殆ど無く、それこそ秘境のような場所に居るかもしれない程度だが、物語でよく使われているブレスはただ炎などを吹いている訳ではなく、しっかりとした魔法なのだ。なのでもし炎のブレスを炎無効の装備で受けたとしても相当威力は落ちると思うが、無効化は出来ない。
血統魔法は何カ国かの王族が使っているので種族魔法よりも知っている人は多いと思う。
血統魔法の特徴としてはその名の通りその血を持っている者しか使えないスキルと言うことと、例外なく強力であることだ。有名な国だとシャングリラ帝国の王族が代々持つ【守護結界】このスキルがある為他国は攻めることが難しくなっている。
六個目は呪い。呪いは一つかかっているだけでもとてつもない不利益や身体が不自由になったりする。
正直複数個の呪いを持っていたら生きていても、死ぬよりも辛い状態の事が多いだろう。
有名な呪いは盲目、麻痺、激痛の三種類、前から目が見えなくなる。体が動かなくなる。死ぬほどの激痛が走るというものだ。
呪いは何故かかるのか詳しくわかってはいない。魔獣の攻撃を受けたり、倒したりした時にかかることや、魔術的要因でかかる事も勿論あるが、唐突にかかる事もある。
呪いを解く方法はいくつかあるが、最も手っ取り早いのは高レベルの聖魔法使いに頼むことだろう。お金は掛かるかもしれないが、確実性が一番高い。他の方法となると聖水を飲んだり聖なる力のある物を身に着けるなどがある。
最後の七つ目は最高位スキルについての説明をしよう。
今月もう一本上げたいなぁー




