第34話
投稿凄く遅れてすいません。年始にあと一本はあげます。
ドッガッン!ドッガッン!ドッガァアン!
訓練場に響き渡る爆音、舞い上がる土煙によって視界が悪くなりつつもなんとか飛んでくる魔法を躱そうとして風圧で吹き飛ばされる。
「ぐふっ!………メアーー!?」
魔法を発動している本人はと言うと、
「うふふふ、ほらほらお姉ちゃん避けないと当たっちゃうよー」
(目が、目が完全にいってる……)
勿論いきなりメアがこうなってしまった理由はある。それは遡ること……とゆうか10分前である。
「よし、じゃあまずは気になってる【魔命転換】を試しちゃおう!」
「うん!」
「ふぅ〜【魔命転換】…………?」
使ったのだろうか、しかし見たところは何も起きていない。魔装のようにあまり目には見えないのだろうか。
「えっとメア?」
「なんだろう。魔力をそこそこ使ったのは感じたんだけど」
「うーん。取り敢えず何か【無魔術】使ってみれば?」
「【バースト】」
ドッガッン!
「「え」」
予想もしていなかったあまりの威力に私もメアも驚く。
私もメアが【バースト】を使っているところは近くで見ていたが、せいぜいゴブリンを木っ端微塵にする程度で、こんな威力では無かったはずだ。少なくとも3倍の威力はあるのではないだろうか、
「す、凄い威力だね。魔力の消費はどう?」
「うん。こんな風になるなんて思わなかったよ。魔力的には後5回くらいなら【魔命転換】を使っても問題ないかな」
ふむふむ。てことは魔力の消費は25〜30くらいかな?
「じゃあ次は体力を使ってみるね」
「大丈夫なの?危ないんじゃない?」
体力を削るとゆうのは命を削っているのにほぼ等しい。魔力ならともかく少し危険な気がする。
「大丈夫だと思うけど………取り敢えずやってみるよ。【魔命転換】」
「・・・・?」
しかしメアは微動だにしない何かあったのだろうか。
「メア?」
「……………ふ」
「ふ?」
「フフフフフフフフッ」
「へっ?」
メアの口から出た言葉に思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「【ボール】」
ズガン!
私のほぼ真横と言っていい場所にメアの魔法が落ちる。
「すごい!チカラがアフレテクル!!」
「メア!どうしたの!?」
「お姉ちゃん。イくよ……」
「だ、誰か〜〜!」
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と言う訳だ。まあ正直威力は確かに強くなっているがコントロールは悪くなっているので避けるのは簡単だ。
「ま、このままにしておく訳にも行かないし。頑張って止めますかっ!」
私は逃げ回りつつ準備していた魔装で身体能力を上げて素早くメアの背後に回り込む。私の動きに全くついてこれていないメアは隙きを晒す。
(ごめんね。メア)
「イダッ!」
私は全力で頭を叩いた。するとメアは痛そうに頭を抑えてうずくまる。
「あれ?わたし今なにを………?」
「あ、良かった元に戻ったー心配したよ」
「何を心配したの?……って、まわりが穴だらけになってる!?」
正気に戻ったメアは暴走中の記憶が無いのかうまく状態を把握出来ていないようだ。
「覚えてないの?」
「んー何か魔法を使ったような気がする?」
(なんとなくは覚えてる?でもこれが体力を消費した場合毎回起こるなら、体力を消費するのは使えない。取り敢えずはやめておこう)
「と言う訳で体力を削るのは禁止ね、魔力だけにしてね」
「何がと言う訳なのか知らないけど、はーい」
その後なんか色々疲れてしまったので今日はもう宿に帰ることした。ちなみに穴だらけになった地面は私の土魔法で地道に戻した。あまりにも効率が悪すぎたから途中からは大雑把にやったけど、まあそんなに気になる程でもないし大丈夫だろう。
それに土魔術を沢山使ったから新しい魔法も覚えた。
【アースブレイク】
土、砂利、砂などの塊を魔力を通して破壊する。
取り敢えず使ってみようとしたのだが、魔法の構築が【アース】の魔法よりも格段に難しくなって不発になってしまったのだ。これからも覚えていく魔法がこんなに難しくなるならいつか修行しなければいけないかもしれない。
「じゃあ最後は図書館にいくの?」
「うん。明日の朝にしようと思ったけど、この前はあんまり調べ物できなかったし、やっぱり今の内に調べておいたほうが良いと思うから」




