表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒翼のライブラリィ  作者: INTER
始まりと静寂する森
18/51

第17話


「ふーんなる程確かに違う世界?にあるんですねー」


正直この情報が重要な事であるのは私でも分かるので一応話を逸らしてみようとしたのだが———


「話を逸らそうとしても駄目だ、まだ説明してもらう事がある」


(で、デスヨネー)


「はぁ、まあ良い、とりあえず世界図鑑を見せて貰えるか?」


「あ、はいどうぞ」


私は、伯爵に見えるようにしっかりと世界図鑑を開く。



「うむ、確かに言っていた事と合っているな」


「えっーとやっぱりこの事って知られていないんですよね?」


「その通りだ。そもそも世界樹について詳しいことはエルフとノームの長達や、それに親しい者たちが秘匿していたからな」


「それでどうするんですか?結局大まかな位置しか分からずじまいですけど」


私は一番気になってる質問をしてみた、正直これで戦争が起こったら気が気ではないのだが?


「そうだなここに書いてあることが確かなら恐らく戦争は起きないだろうな、実際のところ世界樹本体どころか依り代すら見つけるのは困難、ほぼ不可能だ」


(良かった、やっぱり平和が一番だからね)


私は戦争の心配がないと分かりホッと胸をなでおろした。


「よし、少し落ち着いたか?」


「はい」


「では報酬を渡そう。リーリエ、」


「畏まりました……こちらです」


リーリエさんは何処に隠していたのかラーヴェル伯爵が一言名前を呼ぶと、すぐさま布の袋を取り出した。


「ではエリカ様、今回の報酬でございます。お受け取り下さい」


「あ、はいありがとうございます」


そして私は布袋を受け取り中を見て驚愕した、何故なら


「あの!これ間違ってないですか!?」


「ふむ?何も間違っていないと思うが?」


渡された布袋には龍金貨が10枚も入っていたためだ。


「いや、だって3枚じゃなくて10枚はいってますよ!?」


「あぁなんだそのことか、貰った情報が龍金貨3枚どころではなかったので付け足した。正直この倍を出してもいいのだかな」


伯爵はサラッと今龍金貨7枚を付け足したと言った、その上で更に恐ろしい事も言っている。


(いやいや、そんなさも当たり前みたいに言われても困るんですけれども)


「でも、これは貰いすぎでは?」


「そんな事はない。この情報のおかげでエルフ共との交渉が有利になるからな」


「交渉が有利に?」


「あぁ、今までは世界樹の情報を秘匿していたが証拠が無かったからな。今知った事全てエルフが知っているかはわからないが全く知らないなんてことはないだろう」


「な、なるほど?」


「うむ。全くわかっていないなその顔は」


(…バ、バレてる)


「まぁ貴様のおかげで世界樹の依り代の素材がいつもより多く手に入りそうと言う事だ、だから報酬はしっかり受け取れ」


ラーヴェル伯爵は私が返そうとした龍金貨の入った袋をしっかりと押し渡してくる。


「分かりました。ありがたく受け取ります」


「うむ。ではご苦労であったな、リーリエ送ってやれ」


「はい」


「ではエリカ様行きましょう」





「うーんお金の使いみちをどうしようかな〜」


正直なところいきなり1000000メルも手に入ったので使いみちがあまり思いつかない。


「エリカ様は、探索者をしておられるのですよね?」


「はい、昨日なったばっかりなんですけど」


「それでは武器や防具はお持ちなのですか?」


「はい、剣は買ってありますね。防具は鎧とか、なんか動きにくそうなので買ってないのですが」


「ふむ………では魔法付与がされた服などを着るのがよろしいかと思います」


「魔法付与ですか?」


リーリエさんに聞いたところ魔法付与がされた服は布でありながら、金属鎧には及ばないが革鎧よりは丈夫であるらしい。その上動きやすいため後衛の人や私みたいに動きやすさを重視してる人には人気らしいが、性能のと作る事が少し難しい分値段が高めらしい。


「なるほどじゃあ明日にでも買いに行ってみます、この街で買える場所って何処にありますか?」


「そうですね、総合ギルドのある道を左に少し行ったら赤と黒の看板があるのですがその店に入れば売ってもらえると思いますよ」


そうして他にも必要な物などを聞いていたらあっという間に宿についた。


「じゃあリーリエさん、いろいろとありがとうございました」


「エリカ様も街の外に出る時は気お付けて下さいませ」


「はい。リーリエさんも体に気をつけて下さいね、」

私はリーリエさんと別れて宿の中に入った。


「メア〜ただいまー」

そして私が部屋の扉を開けた途端メアが抱きついてきた。


「うわぁ!!………どうしたの?メア」


「うぅぅ、なんか……一人になったらグスッ……寂しくなっちゃってぇ」


メアは昼は元気だったとはいえ、家族を亡くしたばっかりなのだその寂しさが一人になってぶり返したのだろう。


「そっかそっか、ごめんね一人にしちゃって」


私はメアを抱きしめながら頭を優しくなでる。そのまま5分程して、落ちついたのかメアが私から手を話す


「落ちついた?」


「うん。ありがとうお姉ちゃん」


「じゃあご飯食べに行こうか、お腹空いたでしょ?」


「うんもうお腹ペコペコだよ」





私は今ご飯をメアと食べに行ってきてメアに今日ラーヴェル伯爵の屋敷であったことを説明していた。


「ーーーーーと言う訳で龍金貨を10枚手に入れたから明日また色々買いに行こうか」


「りゅ、龍、金貨………そんなに貰って大丈夫なの?」


どうやら驚きのあまりメアは声がほとんどでていないみたいだ。


「まぁ多分?あんまり考え込んでも仕方ないし有効に使おうよ」


「う、うん。じゃあ今日はもう寝る?」

「そうだね、もう疲れたから今日は寝たいな」


私がそう言いながらベッドに入るとメアも入ってきた。


「おやすみお姉ちゃん」

「おやすみ」


今日はいろいろなことがあって少し不安な事もあるけどぐっすり眠れそうだ。………………あ、そう言えばなんで無の世界樹だけ依り代ではなく、分体って書いてあったんだろう?





次の次くらいでやっと戦闘に入れそうです。


なんでこんな長くなったんだろう(ーー;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ