第15話
ごめんなさい短いですがここで切らないと長くなるので切ります
「次の道を真っ直ぐ行けば付くみたいだね」
今私は一人で伯爵の屋敷に向かっている。本当はメアも一緒に行こうか悩んだのだけれど、恐らく伯爵の用があるのは私だけみたいだから迷惑になるかも知れないと思い、一人で行くことにした。
◇
「ここがラーヴェル伯爵の屋敷?」
(これが家?なんでゆうか、近くで見ると小さい城にしか見えないよ?)
確かに伯爵の屋敷は小さ目の城と言っても過言ではないほど大きな屋敷である。
(えっと入って大丈夫なのかな?)
そうしてエリカが門の近くでキョロキョロしていると門の端の方から兵士がやってきた
「貴様、なんの用だ」
「え、あ!はい!あの、そのこれギルドマスターからの紹介状です。ラーヴェル伯爵の所に行けと言われたので来たのですが、」
エリカはしどろもどろしながら要件だけを説明する
「なる程、確かにギルドマスターからの紹介状の様だ、先程の無礼な態度失礼しました!」
紙を開いて本物と分かると、私に頭を下げてきた。
「いえ!気にしないで下さい。正直どう入ればいいのか悩んでいたので良かったです」
「そう言って貰えると助かります、今屋敷の者を呼んでいますので少しお待ちください」
「はい」
そうして待つこと2分、屋敷の扉から黒い服を着た女性が出てきた。そして私の前まで来て少し頭を下げると―――
「お待たせ致しました、エリカ様でおっしゃいますね?」
「は、はい」
「私はこの屋敷でメイドを勤めさせていただいているリーリエと申します。早速ですが当主様がお待ちしておりますので案内致します」
そうして私は屋敷の中に入ったのだが、かれこれ3分程歩いている。
「その〜」
「はい?なんでしょうか?」
「…………長いですね、」
「ふふっ、そうですね、確かに長いかも知れません」
「迷子にならないんですか?」
「えぇ、通路はしっかり覚えていますから、まぁ、確かに最初の頃は少し戸惑いましたね」
そうこうしてリーリエさんと会話をしていると奥の方に大きめの扉があった。
「あそこですか?」
「はい。あの部屋です」
そして部屋の前につくとリーリエさんが扉をノックした。
コンコン
「当主様、お客様をお連れ致しました」
「うむ、入ってくれ」
そうして扉を開けた先に座っていたのは、30代後半くらいの男性だった。




