第13話
「えっとここだよね?」
「多分」
私達は今リーンさんに教えて貰えた武器屋に来ていた、店の外見は木で出来ていたので周りの建物と違いすぐ見つける事ができた。
「おじゃましま〜す、武器売ってますかー?」
「勿論売ってるぜ武器屋だからな、」
そう言いってカウンターに座っていたのは、40歳後半程の男性だつた。男性は190センチ程の背があり私は少し萎縮してしまった。
「こ、こんにちわ」
「お初めてのお客さんだな、誰かから教えて貰ったか?」
「えぇと、リーンさんから教えて貰いました」
「そうか、じゃあまずは自己紹介をしようか、俺の名前はガウンだ、よろしくな」
するとガウンさんは手を出して握手を求めてきたので私も握手を返しながら自己紹介をする。
「私はエリカでこっちの子はメアって言います」
「よろしくお願いします。」
「おう!そんで、どんな武器が欲しいんだ?」
「えー、剣と短めの杖が一本ずつが欲しいです」
「ふ〜む、予算はどれくらいだ?」
「五万メルくらいでお願いします2つ合わせて」
この予算は宿代や食事代等を考えてさっき相談して決めていた事で、他にも買わなければいけない物もあるためこの位にきまった。
「んー、そうだな、杖は短いのでその予算だとこれだけだな」
そう言いながらガウンさんが出してきた杖は長さ110センチ位の槍のような形をしたものだった。
「何か槍みたい?」
「そうだね、ガウンさん、これが一番短い奴?」
私がこれよりも短い杖が無いか聞くと、
「これ以上短いのはどの武器屋に行ってもほとんどねぇと思うぞ?この杖はそうとう小さいしな」
(うーん、これでもまだメアの身長よりも少しちいさいくらいだしなぁ)
「メアこれでも大丈夫?」
「多分持てると思うけど…ガウンさん、持ってみても良いですか?」
「おう、勿論大丈夫だぜ!」
メアは確認をとって杖を持つと、軽々と振り始めた。
「思ったよりも軽いね、昨日レベルが上がったってのもあると思うけど」
「まぁその杖の棒の部分は軽くて衝撃に強い木を使っているからな、後ついでに言うと上の刃の部分はそこらへんのゴブリンとかなら簡単に切れると思うぞ」
「メアどう?使えそう?」
「うん!」
相当杖が気に入ったのか満面の笑みで返事か帰ってきた。
「えっとじゃあこれください、何メルですか?」
「そうだな、…………5000メルくらいだ 。」
ガウンさんは少しだけ悩んだようだったがとても安い値段を言ってきた。
「そんなに安くて良いんですか?ここにある武器を見た感じこれくらいの大きさの杖でも1万メルくらいはしそうですけど?」
「あーまぁなんていうか、正直嬢ちゃん達の年齢でこの店にくる奴なんて居なかったから売れ残ってたんだ、廃棄するにも金が掛かるし持ってってくれ」
そう言って苦笑しながらもガウンさんは私達に杖を渡してくる。
「そういう事ならありがたくその値段で買いますよ」
「おう!」
◇
「えっとじゃあ次は、私何ですけど、」
「そうか、それでお嬢ちゃんは確か剣だったな、どんな剣が欲しいんだ?片手剣か?両手剣か?それとも大剣や短剣か?」
「……それは、まだ決めてないんです、なのでいろんな剣を見せてもらっても良いですか?」
私は、少し苦笑しながらそう返す、
「勿論だ、色々見ていってくれ!」
ガウンさんもそう言うので私は店の中を歩きながら色々な剣を見ていると
『数値が一定に達しました、スキル【鑑定】がセットされます』
「あ、」
「お姉ちゃんどうかした?」
「うん、今剣とかの武器を見てたら【鑑定】ってスキルが手に入ったんだ」
「ほー、嬢ちゃんは運が良いな、俺も鑑定を持っているが鑑定は、適正がないと絶対に覚えられないスキルだ、その分使い勝手はいいぞ」
ガウンさんがそう答えてくれたので私はスキルの説明を見る。
【鑑定】
物の情報を見ることができる。ただし、生物の情報は見ることが出来ない。
(なるほど、確かに便利だね、試しにさっきの杖で試してみようかな)
「メアその杖貸してくれる?」
「うん、良いよ、はい」
メアは、私に杖を貸してくれたので私は杖に鑑定をかける。
「【鑑定】」
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[鉄の刃の付いた丈夫な木の杖]
魔力+10
攻撃+5
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(へー結構良い性能なんだね、)
ちなみに私が今使っている短剣はこんな感じ。
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[鉄の短剣]
攻撃+8
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「確かに便利ですね」
「そうだろ、数値も一つの目安だからな、鑑定を使って武器を選ぶのもありだ」
そんなアドバイスを貰ったので店の剣を【鑑定】していくと一つの武器に目が止まった
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[上質な鉄の片手剣]
攻撃+20
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その武器は刀身が60センチ程の片手剣だった。
「私この剣にします」
私は片手剣に指を指してそう言う。
「お、その剣か、中々良いのを選んだと思うぜ」
「これ幾らですか?」
「それは32000メルだ」
「メア、いいかな?」
「うん、予算内だし平気だと思うよ」
「ありがとう………じゃあガウンさん、これください」
「おう!まいどあり!」
そうして私は杖の値段を合わせて37000メルを払うと、次の場所へ行くためにガウンさんの武器屋をでた。
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