表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こうして世界は破滅する  作者: カイ・ナナミ
第1章〜世界の破滅〜
11/13

こうして世界は破滅する

これで完結です。今まで読んでくれた方はありがとうございます。

 あれから5年。


 俺は16歳になり、殲滅作戦もかなり進んでいた。


 けれど、梨沙が死んでからというものの俺の心はポッカリ穴が空いたような気持ちだった。

 あれから毎年、俺は誕生日が来る度に嫌な気持ちになり、その度にヴァリアント・モンキーを殲滅していた。


 そのお陰か俺は隊の隊長を任せられるようになった。


 あれ以来、謎の力は出てきていない。そもそも出し方もなぜ俺にそんな力があるのかも定かではなかった。


 でも、もしあの時、その力が出ていれば梨沙を救えたのに。


 そんなことを考えるようになっていた。


 この5年で約3億人という人が奴らによって殺された。あの時に現れたサルはスペシャル・モンキーと名付けられた。──最もほとんどの人が大型種と呼んでるが──

 そして、あれ以来現れていない。なぜあの時現れたかは全く不明だった。


 俺が殲滅しにいく度にマックスとライラが心配していた。


 けれど、俺はそんな2人を振り切って殲滅に行っている。


 そして、今日はあれから5回目の誕生日だった。

「今日も……行くのかい?」

「ああ…」

「あれからというものの良太は少し動きすぎだよ」

「ほっといてくれ。マックスには関係ないだろ」

 俺はマックスを押しのけて進もうとした。

 けど、

「梨沙は!!」

 マックスの言葉で足を止めた。

「梨沙は敵討ちなんて望んでないよ。良太も分かってるだろ。今の良太は少しでも体を休めることをしなきゃ駄目だ!」


 マックスの言いたいことはよく分かっていた。だからこそ、

「それでも! 殲滅でもしてないと駄目なんだ!! あの日からずっと心に穴が空いてる! でも、立ち止まったら駄目なんだ!」

「君の言いたいことは分かるが、体を休めないと身がもたないぞ!!」

「梨沙の元へ行けるなら本望だ」

「良太!!」

 俺はマックスを無視して先に進んだ。


 しばらく、進んでると今度はライラが声をかけてきた。

「待ちなさい良太」

「そこをどけ。俺は急いでるんだ」

「行かせる訳なくってよ」

 ライラは頑固として俺の前に立ち塞がってきた。

「どけって言ってるだろ」

「生憎と今は貴方の言葉を聞く耳なくってよ」

 ライラは俺を行かせてくれないようだ。


「俺とやろうってのか?」

 俺は目を細め、低い声をだした。

「別にそれでもよくってよ」

「お前俺に勝てたことあったか?」

「貴方を止めることが出来るならなんでもいいわ」

 見れば、周りがざわつき始めた。


 ふと、ライラの後ろを見るとそこに見知った顔があった。


 彼女と目があった。

「あっ……」

 彼女は俺と目が合うとすぐに逸らし、何処かへ去っていった。


「どうするの?」

 彼女が去った方向をじっと見ていた俺は、ライラの声で我に返った。

「いや、いい。悪かったライラ」

「あら、そう?」

 俺はライラに背を向けた。するとライラが、

「いい? 良太。忘れちゃダメよ。梨沙の、彼女の想いを」

 そう言ってくれた。

「分かってる。忘れるもんか」

「なら良かった」

 俺はライラに背を向けて行った。


 ライラに忠告されたため殲滅に行くことをやめた俺は、自室に戻っていた。


 何度も何度もあの日のことを思い出した。梨沙が死んだこと、梨沙を守れなかったこと。


 思い出しては何度も後悔した。その度に外に出ては奴らを殲滅していた。


 そして、あの日の選択が間違っていたことを俺たちは思い知った。


 俺が部屋でうずくまっていると、突然地震が起こった。

 かなり大きな地震だ。


 揺れが収まって俺は支部の外に出て、俺たちは驚愕した。


 まるであの日の再来かと思った。


 東京の空はまたしても昼を夜に変えた。


 5年前と同じように空を覆ったそれは敵の巨大母船だった。

 あの日以来姿を見せなかった母船はずっと宇宙にあった。


「嘘……だろ」

 母船はあの日より遥かに多い数万ものヴァリアント・モンキーを落とし、東京の街を壊し尽くした。


「東郷さん!! 早く奴らを倒さないと!!」

「駄目だ!! 全員ここを出るな! 今連絡が入ったが、奴らは地下倉庫を壊せる!」

「「っ!?」」

 この日、落されたヴァリアント・モンキーは核爆弾でも壊れないはずの地下倉庫を壊し中にいる人々を殺している。


「全員ここを死守する!!」

 東郷さんがそう言った瞬間、地下倉庫の扉が轟音を立てて壊された。そして、大量のヴァリアント・モンキーが中に入ってきた。

「全力で迎え撃て!!」

「「「はい!!!」」」



 だが、未だ増え続けるヴァリアント・モンキーに俺たちはなすすべもなく、あっという間に東京は壊れた街と炎によって埋め尽くされた。



  こうして、世界は破滅へと導かれたのである。

「こうして世界は破滅する」完結いたしました!

今まで読んでくださった方はどうもありがとうございます!!

よくここまでついてきてくれました!

本当に感謝です!


さて、今回謎の女性が出てきましたね。

ここで彼女に触れないまま終わるかといえばそうではありません!


2章があります!

彼女は2章に出てくるキャラです!

少し顔出しさせていただきました!


2章は主人公が変わります。誰が主人公になるかは楽しみに待っててください。


2章になると少し展開が違います!

すごく長くなります。

それでもいいというかたはついてきてください!


たくさんの人に読んでもらえると嬉しいです!


前回も言いましたが、この作品をいろんな人に広めて欲しいです!

本当にたくさんの人に読んでもらって感想なんかもくだされば、もう感謝感激です!!


あまり多くは語りませんが、1番言いたいことはこれまで読んでくれた方本当にどうもありがとうございます!!

是非2章も楽しみに待っててください!!


多分少し遅くなります。


以上で終わります。

本当にどうもありがとう!!また読んでください!


(あれ、前回よりすくねぇ)笑笑

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ