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……
攻撃を仕掛けて来た二人の暗殺者の内の一人の注意が、自分を離れて受付カウンターの横にある通路に向かうのを見て、ヨツヤは眼光を煌めかせてその暗殺者の右腕の肘下に向かって刀を振り下ろした。
「ぐっ!」
暗く濁ったフードの中から、押し殺す様な声が上がると同時に、服の裾から三本のナイフの様な鉤爪が伸びた暗殺者の腕が、くるりと宙を舞う。
鮮血が、刀の刃に沿って宙を彩る。大きく眼を見開いてニタリと狂気の笑みを浮かべたヨツヤは、痛みに怯んだ暗殺者の隙を見逃さず、その黒服の鳩尾目がけて強烈な回し蹴りを放った。
「がはっ!」
腕を斬り落とされ、満足な防御態勢も取れない暗殺者は、身体をくの字に曲げて後方に吹っ飛び、唾液とも胃液とも区別の出来ない体液を吐き出しながら壁に叩きつけられる。
「おいおいおいおい……、何余所見してんの? 何考え事してくれちゃってんの? テメェの相手はこの俺だろうが、なぁ? わかんねぇなら教えてやろうかぁ!? あぁ!?」
ヨツヤは、壁に叩きつけられた暗殺者に歩み寄ると、苛立たしげに言葉を紡いで、身動きのとれない暗殺者に向かって無慈悲に刀を振り下ろした。
刀で斬りつけ、足で踏み、まるで自分の存在を刻みつけるかの様に何度も暗殺者の身体を痛めつける。刀を振るう度に血が舞い、色褪せた壁が真っ赤に染まる。
暗殺者が事切れてもなお振るわれる凶器に、血ダルマになった暗殺者と共に先程までヨツヤに攻撃を仕掛けていた暗殺者は、音も無くエントランスの中心に佇んでいたもう一人の暗殺者の下に歩み寄った。
「何者だ、アレは」
エントランスの中心で佇んでいた暗殺者が、低い声で仲間に声をかけた。
「存じ上げません。賞金稼ぎでしょうが、巷の奴らとは明らかに異なります」
「ハンター、と言う奴か。実に凶悪な」
明らかなリーダー格の暗殺者が、動かなくなった暗殺者に何度も刀を振り下ろすヨツヤの後姿を見て、無機質な声で言った。
その呟きを、聞いてか聞かずか。気の済んだヨツヤが動きを止めて、ゆらりと彼らの方に振り返った。ニタリとクチが裂ける様な笑みを携え、返り血にまみれたその顔は、狂気と言う他に表現すべき言葉が無い。
「待て待て、勘違いすんなよ。俺は別に、スプラッタ大好きの頭の可笑しな殺人鬼じゃぁない。メトロの法に則った、正しい賞金稼ぎだ。戦うのが大好きなだけの普通の人間さぁ……。ただ、暗殺者って奴が大っ嫌いなだけのな」
片腕で顔に付着した血を拭き取りながら、ヨツヤは弁解するように言って僅かに暗殺者たちとの距離を縮めた。
にんまりと牙を見せながら笑うも、その瞳には何処か憎しみすら浮かべるかの様な眼光で、ヨツヤは暗殺者を睨む。
「交わす言葉も無い」
「は! これだよ! 暗殺者ってのはどいつもそんなんなのか? もっと楽しもうとは思わないのか? くだらねぇまでの小細工しか仕掛けられない木偶が。殺して殺されるつもりで正面から掛かってこいよ。面白くねぇんだよお前らは」
狙撃、毒殺、爆殺、背後からの刺殺。概ね、『暗殺者』と呼ばれる人間達の戦闘方法が、ヨツヤは気に入らなくて堪らなかった。
どれもこれも、馬鹿に細かい細工を重ね、計算し、策略を練った上に行われ、確実に標的の息の根を止める方法だ。実に詰まらない。面白くない。
戦闘とは、本能で行うものである。チマチマと計略に計略を重ねて行う物では無い。実際に戦う前に見聞した情報などでは、実践の前にはチリに等しい成果しか挙げられない。情報は、本来実践から得るものだからだ。
絶対、確実、百パーセントなどという値は、戦闘にはあり得ない。それを行おうとする彼らが、ヨツヤは気に入らない。
だから、暗殺者を見ると、嬲り殺してしまいたくなる。縊り殺してしまいたくなる。捻り殺してしまいたくなる。
「だからさぁ…詰まんねぇからさぁ…ムカつくからさぁ…俺が、斬って裂いて蹴って潰して抉って砕いて千切って絞め上げて…、とことん苦しんだ後に…死んで欲しいと思うワケ。わかる?」
面白くない、というのは、それだけでヨツヤにとっては生きる価値がない。
「良く喋る」
ヨツヤの、挑発染みた声に僅かな揺らぎも見せぬまま、暗殺者が言うと、その傍にいたもう一人の暗殺者が、服の裾から鋭利な鉤爪を煌めかせて走り出した。
コンマ一秒、目にもとまらぬ速さとはこの事だ。胸の前で爪を交差し、息を呑む暇も無く暗殺者はヨツヤの懐に飛び込んだ。
ニィ、とヨツヤが狂的に笑う。暗殺者が振るった鉤爪が、刀の刃と交わった。
「またかぁ!? またサシで俺に挑もうって? でも好いね、くっだらねぇ小細工で挑んでくるよりはよっぽど面白れぇ!」
ヨツヤが吠えて、無造作に刀を振るう。
暗殺者は、軽やかな足捌きでヨツヤの周りを踊る様に回りながら、火花を散らして鉤爪で刀を受け止めた。
右から左から、上から下から、何の規則性も無しに繰り出される斬撃を、暗殺者は紙一重のところで受け流す。左から振りきられた刃を、顔の真横で受け止めると、刀の動きを固定したまま暗殺者は一歩大きくヨツヤの懐に飛び込んだ。金属と金属が擦れ、橙色の火花が散る。
「!」
暗殺者が、ヨツヤの首に向けて鉤爪を繰り出した。寸でのところで、暗殺者の手首をヨツヤが掴み、鉤爪の剣先は彼の首元で止まる。喉を射ぬこうと、力を込める暗殺者の腕と鉤爪の剣先が僅かに揺れるのを見て、ヨツヤは意地悪く片眉を吊り上げて笑った。
「細っせぇ腕だな。女かよ」
「…っ!」
瞬間。暗殺者の視界の端で刀が動いた。
暗殺者は、素早くヨツヤの手を振り払って喉元にあてていた鉤爪を引くと、高く跳躍した。
暗殺者の服の裾を僅かに斬って、ヨツヤの刀は宙を薙ぐ。
高く跳躍した暗殺者は、一度宙でくるりと回転すると、ヨツヤの背後の、遠く間合いを置いた地点に着地した。
「逃がすか…、…っ?」
暗殺者を追い、振りかえって方向転換をしたところで、ヨツヤは違和感に気付いた。
クン、と、何かに身体を引っ張られる。腕が動かず、前に進めない。怪訝そうに身体を見やると、光を反射した細いワイヤーが、ヨツヤの身体中に絡みついていた。少しでも動けば、腕が斬りおとされるほどに細いワイヤーだ。肉眼では確認しにくい。
ワイヤーは、ヨツヤと間合いを取って着地した暗殺者の服の裾に繋がっており、ヨツヤの動きを封じてキラリと光った。
「上出来だ」
エントランスに佇んだままの暗殺者が低い声で言うと、腕を小さく振ってヨツヤの足もとに、黒い球体を転がした。
ピンの抜けた、グレネードである。
それを確認した瞬間、眩い光と爆音を放って、ヨツヤの足下が爆ぜた。
*
足元が、爆音と共にビリビリと揺れる。
頭の無いクリーチャーの死体を、白いブーツの先で蹴りながら、カグラはライフルのボルトを引いた。
本来は狙撃用の九九ミリ弾は、近距離で撃てばクリーチャーや人間の頭部程度なら一発で爆散させることができる。まるでショットガンのように銃を扱うカグラだが、それは元々狙撃用のライフルだ。だが、そんな事など、今のカグラにとってはさしたる問題も無い。同時に、足元から伝わる爆音の振動にも興味は無い。
通路の突き当たり、カグラから向かって真正面の扉。眠れる金塊が彼女を待つその場所へ、カグラはにんまりと楽しげな笑みを浮かべて一歩ずつ歩み寄る。
「ギギイイイイ!」
通路の陰から、一体のクリーチャーが牙を剥き出しにして飛び出して来たのを、カグラは待ち受けていたかのように動揺する事も無く撃ち殺した。
ピギッ、と案外可愛らしい声を上げて、下顎から上の頭部を失ったクリーチャーは、鮮血を撒き散らしながら、銃弾を受けた反動で何度か床をバウンドして転がった。
カグラは、扉に近付くと、ドアの留め具に照準を合わせて撃ち抜いた。支えを失った扉に足を置いて、勢い良くそのドアを蹴破る。
「ヒッ、ヒイイイ!」
乱暴な破壊音と共に、室内に吹っ飛んだ扉を見て、金庫の前で大量のアタッシュケースに現金を詰めて逃げる準備をしていた小太りの男が顔を青くして悲鳴を上げた。
金持ち相手に麻薬を売っていただけあって、金周りは良かったらしい。男が着ている服も、上質なグレイのスーツであり、いちギャング団のボスには似つかわしくない。
「上出来だわ。私が荷物に詰める手間を省いてくれるなんてね」
カグラはにんまりと笑って言うと、その凶悪な黒い銃口を男に向けた。男は、悲鳴と一緒に両手を挙げて縮こまる。
「や、やめてくれぇ! 殺さないで……! 金ならやる!全部やるから、頼む!」
「びっくりするほど腰抜けね。よくもまぁ、ギャング団のボスが勤まったもんだわ」
今にも泣き出しそうなまでに縮み上がる男に、カグラは嘲るように言った。そして、更に侮蔑する様に目を細めて男を見下ろす。
「それとも、警察も味方につけとけば安心、って事で緩みきってたわけかしら」
「なっ…! 貴様、何故それを……!」
男が、脂汗をかいて息を呑むのを見て、カグラは男が銃を握れぬよう、利き手の手の甲を打ち抜いた。
「ぎゃあああ!」
「良くある話。アンタの組織が、やってる事の割に賞金ランクが低かったのも、そのせいね。賄賂は麻薬? 苦労の多い警察職には売れるわけだ」
カグラは、言いながら手を押さえて悶絶する男を、金から遠ざける様に足蹴にした。男は、慌ててボールの様に転がり、カグラから離れる。
「そ、それを知って俺の金を奪うのか!? 麻薬で稼いだ金だぞ? け、警察の犬でもある賞金稼ぎが、そんなことして良いのか!?」
「……あのねぇ、アンタ、馬鹿じゃないの?」
唾を飛ばして叫ぶ男に、カグラは呆れかえった様に頭を押さえて溜息をついた。
そして、ライフルの銃口を男に向け、冷めきった瞳で男を射殺すように睨む。男は、血の流れる掌を掲げて悲鳴を上げた。
「賞金稼ぎはね、正義の味方じゃないのよ。金の為に人を殺す事も厭わない、アンタ達犯罪者にとっての殺し屋なの。合法的な、ね」
「ひっ、ヒイイイイ!」
ニタリと笑い、今にも引き金を引きそうなカグラに怯えきった男は、無様なまでに地面を這いつくばりながら、慌てて部屋の出口から通路へと姿を消した。
殺す価値も無い人間だ。カグラは構えを解くと、ガッカリしたように溜息をついた。
そうだ。これがメトロの賞金稼ぎだ。
血と泥にまみれ、いかなる方法を用いても金を求める。賞金を稼ぐ事に命を賭ける。それが賞金稼ぎだ。
狙撃し奇襲し隠れて捕縛する。暗殺者の様なものだ。メトロの賞金稼ぎ全員とは言わないが、カグラはそうである。
だから、正面突破な考えは嫌いだ。考え無しの行動が嫌いだ。綿密に立てた計画を崩してくれる様な存在が大嫌いだ。
だから、自分はとても卑怯だと、カグラは思う。自覚している。ケイナが思うほど、出来た人間ではないのだ。
「正直に生きるのは、馬鹿馬鹿しい」
カグラは、自嘲気味に笑ってライフルのベルトを肩に掛けた。
そしてその場にしゃがみこみ、いそいそと現金を持参した巨大な布袋に詰める作業に取り掛かった。
*
モーテルの入り口は、白い爆煙に包まれた。
巨大な爆発音がモーテルを揺らし、二人の暗殺者は音も無くエントランスに佇んでいる。
「……小細工と、甘く見るからこうなる」
リーダー格の暗殺者が、白い煙に包まれ、姿も見えなくなったヨツヤに向かって小馬鹿にしたように言った。
あの至近距離で、小型とは言えグレネード弾を食らったのだ。息があったとしても、無事に済むわけがない。足がもがれたか、はたまた無理にワイヤーを引きちぎろうとして腕が切断されたか。どちらにしても、その無様な姿は見物である。と、暗殺者がフードの奥で笑った瞬間。
ワイヤーを引いていた暗殺者が、突然袖の裾から伸びるワイヤーに引っ張られて爆煙の中に引き込まれた。
「なっ!?」
状況把握も出来ぬまま、仲間の暗殺者は驚きの声を置き去りにして、濃い煙の中へ姿を消した。
「あ、あがっ…あ゛あぁあああァ!」
仲間の姿が、煙の中に消えたかと思うと、次の瞬間には耳をふさぎたくなるような絶叫が、爆煙の中からエントランスに響いた。同時に、風を斬る音、肉を切り裂く音、骨を砕く音だけが鈍く屋内に響き渡る。
視界は、相変わらず白い。その奥で、何が起こっているのか、視覚から確認することは不可能であるが、想像する事は難くないだろう。
しばらくして絶叫がやむと、残った暗殺者の足下に、煙の中からごろりと何かが転がって来た。
視線を落とさずともわかる。爆煙の中に引き込まれた暗殺者の、首だ。
「ふざけんな…ふざけんなよ。オマエら……」
徐々に、薄くなって行く爆煙の中で、黒い影がゆらりと揺れた。
怒気を含んだ声が、影と一緒に空気を揺らす。
煙が殆ど晴れた時、暗殺者はその姿を見て戦慄した。
赤い。視界は、爆煙の中から現れたヨツヤの姿に釘づけになって、赤く染まる。
真っ赤だった。ヨツヤの血とも、首を落とされた暗殺者の返り血とも区別がつかない。頭の先からブーツの爪先まで、まるで頭から赤いペンキを被ったかのように真っ赤だった。
ヨツヤの足下には、血だまりが。そしてその中には、サイコロステーキの様に賽の目に解体された死体が浮いている。
ヨツヤはゆらゆらと揺れながら、真っ赤に染まった片手で額を押さえ、鋭い眼光で暗殺者を睨みつけた。
「俺を……、いいや、人間を、あんな小細工で殺せると!? 殺せると本気で思ったか!? あんなくだらねぇ小細工で! 詰まんねぇ事してくれてんじゃぁねぇよ! 馬鹿なのか!? どうしようもない馬鹿か!?」
ベラベラと喋りながら、まるで泣いているかのように腕で顔を拭って血を落とそうとするヨツヤだが、腕も血まみれなので顔の血は広がる一方である。
「俺はなぁ、一瞬でも正面から突っ込んできてくれたテメェらに興奮したよ……。これこそまさに命すり減らす戦いだと思ったよ。なら正面から串刺しにしてぶっ殺してやろうと思ったよ。なのにさぁ、はぁ? ワイヤー? グレネード? くだらねぇ、くだらねぇくだらねぇくだらねぇ! がっかりさせてくれんなよなぁ、おい!」
叫んだヨツヤは、地を蹴って暗殺者に飛び掛かった。血に濡れた刀の刃が光るのを見て、暗殺者は後ろに下がりながら無造作に振り下ろされたそれを服の裾から伸ばした鉤爪で受け止める。
ギィン、と、耳に残る金属音が響いた。
「なんだよ、なんなんだよ、なぁテメェらよぉ! 俺の中途半端な高揚感はどこにぶつけたらいいんだよ、なぁおい! ああああ、もう死ねよ。汚ねぇ臓物撒き散らしてさぁ…、死んじゃえよテメェもさぁ!」
無造作に、しかし俊敏に繰り出される刃の勢いは、とどまる事を知らずそれどころか更に加速する。
フードの奥で、暗殺者は焦りの色を浮かべた。
「……っ!」
「ははッ!」
ヨツヤが笑う。振り下ろされた一撃を、暗殺者は爪で受け流しながら地面に刃が突き刺さる。その刀の峰に足を掛け、暗殺者はくるりと身を翻して跳躍し、ヨツヤの背後に回る。その際、刃に毒を塗ったナイフを数本、頭上から、背後からヨツヤに投げつけた。
人間離れした反射神経で頭上から投げられたナイフを交わすと、振り返り、背後から投げられたナイフを掌で掴む。片刃のペーパーナイフだ。素手で掴めば、勿論刃は手の肉に食い込む。ヨツヤの掌から血が零れた。
暗殺者はそれを見て、ニタリと笑った。
ナイフに塗られた毒は、即効性の劇薬だ。心臓のポンプで、一秒と経たずに毒は身体を巡り、人体を死にいたらしめる。
しかし、暗殺者のその余裕は、一瞬で終わってしまった。
素手でナイフを掴んだヨツヤは、何の反応も示さずにそのナイフを床に捨てると、地面を蹴って暗殺者との間合いを一気に詰める。
暗殺者は、動揺する。一秒たっても、二秒たっても、目の前から迫り来る男は血を吐いて死ぬ気配を見せない。そんな馬鹿なことはあり得ない。
確かに毒のナイフを受けたはずだ。確かに効いているはずなのだ。
「馬鹿な! 毒は……!」
終に、眼前まで迫ったヨツヤに、暗殺者は驚愕の声を上げた。それに、ヨツヤはにたりと血走った眼で笑う。
「そんなもんで人が死ぬかよ」
暗殺者の頭が、斜めにずるりとずれた。
ずれたフードの隙間から、チリチリと血が飛び散った後、一秒遅れて大量の血液が噴き出した。
斜めに斬られた暗殺者の顔の上半分は、くるくると宙を舞い、円盤の様に空を飛んで床に落ちる。残され、意識と言う支えを失った暗殺者の身体は、痙攣するように何度か震えた後、がくりと膝を折った。
「はは、ははっ! あはははははは! 詰まらねぇ面白くねぇその上雑魚のテメェらには、枯れた花すら勿体ねぇぜ!」
鮮血を吹き出して倒れる暗殺者の死体を背後に、ヨツヤは狂ったように笑って言った。
そして、血だまりをびしゃびしゃと踏みながら、フラフラと数歩後ろによろめいて、堪らずクチから血を吐いた。




