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〜異世界冒険記2〜女神を思い出している途中に気づいてみた

ワタル、そして作者はとある事を思い出してしまった… (今回は後書きまで読んでもらえると助かります…)

 (…そういえば、最近はエルに連絡をとっていないな…。)

 

 いつもの様に朝の日課を終え、縁側でくつろいでいた僕だったが、不意にそんな気持ちになった。

 (ん〜、いつから連絡をしていなかったのかな…。)

 そんな事を思いながら外の景色を眺めていた。


 時間の流れ的には、マオウの水汲みが始まってからまだ1日経っただけである。

 しかし、昨日で8月は終わり、今日から9月となっていた。

 8月から9月になったということは、日本で言うなら夏が終わり秋がやってくる、そんな頃合いだろう。

 

 そんな季節の変化の紹介を誰かにしつつ、


(確かエルは、この世界に喚んでくれた女神様なんだよな。 

 来たばかりは色々と不安だったから何度も連絡をしたんだけど、最近では特に不安な事も起きてないから、エルに連絡をする事が無かったな…。)


 と頭の中で考えていたが僕だったが、


「…あれ?エルってどんな感じだったっけ?」


 話す機会も最近では少ないし、それに顔を見たのはこの世界に来る前の短い時間だけだった。

 そのため僕は、エルの顔や声などがすぐには思い出せなかった。


 流石に女神様に対してそれは失礼だと思ったので、

「え〜と…」

と呟きながら、僕は頑張ってエルを思い出すために腕を組み、そして目をつぶった。



       〜思い出し中〜


 (とりあえずは、出会った当時の様子を振り返ってみよう。)


 そう思った僕はこの世界に来る辺りの出来事を思い出していった。


 

 この世界に来た理由は、エルが設置した魔法陣を踏んでしまったからである。

 僕が魔法陣を踏んだ時には、犬のマリー 〈現在のマリ〉の散歩をしていたので、マリーは僕の巻き添えになってしまったのだ。

〈本人は特に気にしていないので、僕的には助かった。〉 


 (そうそう、こんな感じだったよね。

そして魔法陣を踏んだ後も、色々とあったよね〜。)

と、懐かしく感じながら回想を続けていった。


 

 魔法陣を踏んだ後、僕はとある空間に召喚され、その空間には前後に扉があった。

 

 前方の扉には、【異世界へ】の文字が。

そして後方の扉には、【元の世界に戻る】の文字があった。

 

 そして、

(扉を見つけた後は割と焦ったよね…。

いきなりウィンドウが現れて、

『残り30秒で選ばないと元の世界に強制送還されます。』

だったからね…。)

と当時を思い出し、少し笑ってしまった。


 (…まぁ良いか。

とりあえず、この続きも思い出していこう。)

そう思って続きを振り返っていった。



 焦らされた僕だったが、前方の【異世界へ】の扉へ向かい、僕はその扉を開けた。

 そして、扉を開けた先には、


(…1つの小屋があったんだよなぁ。)

と回想しながら、ウンウンといった感じで相槌あいずちを自分でしながら、


(そして、そのまま目の前の小屋に入ったんだよな。)

と思って、


 (確か、その入った小屋にエルが居たんだよな。

 で、その時のエルの格好が女神らしく無くて可笑おかしかったんだよなぁ〜。)

 

 当時の様子をハッキリと思い出せたので、僕は思わず笑ってしまった。

 だって、


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()からね。

しかも、少女の姿でだよ?

 だから普通はそんな人 (女神って人ではないような…)を女神だとは思わないよね。)


 そんな事を思ってしまったので僕は、また笑ってしまった。


 (確かその後は、イヤホンをしていたエルからスマホを奪い取ったんだよなぁ。

 

 で、そのままエルが振り返ってきたんだよな、

『スマホ返して〜』って。

ただ、泣きそうになっていたのはちょっと誤算だったけど…。)


と、こんな感じで思い出したが、その後キチンと謝ったので大丈夫だと思うことにした。


 そして、

(声に関してはこれでOKかな。

後は、見た目かな?)

と思ったので、その後の展開と一緒に、見た目について詳しく思い出そうと回想を再開した。



 そして、再開して分かった。


(エルに関して、描写されていない?)

と、当時の様子を振り返ってみてメタい事を思った。


(召喚された理由などはキチンと説明されている。

 でも、エルの姿に関しては少女以外の情報が分からない?)


  そんな事を考えてしまったので僕は一生懸命にエルの姿を思い出そうとしたが、

(…駄目だ、思い出せない…。)

そうして、僕は回想をやめた。


      〜思い出し終了〜


 「この作者は何をやっているんだ!」

何故か、そう叫ばなければいけないような気がして叫んでみたが、


「…違う違う、叫ぶんじゃない。

エルに電話をするんだ。」

 と1人ごとの様に呟きつつ、ポケットのスマホを取り出し、エルに電話をかけた。


 エルは電話にすぐに出てくれた。

「もしもし。

どうしたの、ワタル?いきなり電話なんかしてきて。」

急に電話をした理由が分からないようでエルは少し困惑こんわくしていた。


 なので僕は、

「…急にごめんね、エル。

でも、どうしてもやっておくべき事があるんだ。」

と、僕が決意に満ちた声でエルに話したので、


「…要件を聞くわ。」

エルも察してくれた様で、真剣な声で返事をしてくれた。

 なので、

「実はねーーー。」

と言って、僕は電話をした理由をエルに話していった。



 「ーーーはぁ…」

 

 これがエルの説明を聞き終わった後の反応である。


(そうだよね、そんな反応になるよね…)

 僕も不思議とそんな感覚になったので、エルに共感出来た。


 そしてエルは、


「ワタルの要件は分かったわ。

つまりは、私の容姿が分からないから容姿が分かるものを送って欲しい、そういう事ね?」

 と言ってくれたので、どうやらエルにキチンと伝わったらしい。


 僕は暗い声で、

「……そうなんだ…。

悪いんだけど、よろしくね。」

そう言った。


 エルは、

「…気にしないで良いからね?

後でちゃんと私の容姿が分かるものを送るから…」

と言って電話を切った。


 そして僕は、

(…本当に申し訳ない…。)

誰に対してなのか分からない謝罪をした。



 しばらくするとスマホが震え、メールが来たことを知らせた。


 「…よし、これでやっとエルの容姿が分かる。」

そう呟きつつ、メールを開いていった。


 メールには、1つの添付された画像が。

そして、メールの本文には次の様に書かれていた。


「ワタルの話を聞いて、すぐに自撮りしてその写真を送ろうと思ったんだけど、忘れてたわ。


 女神の姿ってのは実は1つに決まってないの。

だから、初めてワタルにあった時の姿と今の姿も実は変わってるの。


 だから当時の私の姿を紹介するのは難しいかもだから、適当に想像しといて〜。


 あ、ちなみに添付した画像は私が気に入った姿になった時のやつだから、困ったらそれを想像しといて〜。

 それじゃ!

               エルより」


「……女神の姿ってそんな感じで決まるのか…。」


 メールを読み終わった僕の感想はそんな感じだった。


(まぁ、女神の仕組みについては未知の部分が多いからね。

詳しく解明すると困る人も出てきちゃうし…)

と、色々なアニメを見ていた僕は、女神については【そういう設定】という事で流しておいた。


 なので、

「…しばらくはこの姿で通そうかな…。」


そう言って僕は、添付されている画像を見た。


 そこには、身長が140cmぐらいの、髪があわい赤色をしていて、髪を耳たぶ辺りまでしか伸ばしていない、細身の少女の姿が映し出されていた。(髪は女性にしては短いと思う…)


 (…エルはこれを気に入ったのか…。)

と、少し困惑はしたが、


「まぁ、エルが気に入っているなら良いや。」

とそう呟いた。


 そして、もう考えるのも面倒になった僕は、スマホの電源を切ってポケットにしまい、そのまま縁側で寝転んで、


「…おやすみ…」

と寝る前の挨拶をしてから、寝ていった。



       続く

もしかしたらずっと前から気付いていた方もいるとは思いますが、今回の話を書くために1話から順に読み返していく中で、

(あれ?エルの姿の描写が無い…)

と、本当に絶望しました。

(読んでいて不自然なところは、大抵は作者の私の思いです…)

そのため、今回はアンケートをとろうと思います。

アンケートは、

「女神の姿は、このままの設定で良いか?」

という内容です。

回答は2つにさせて貰います。

「本文中の設定で良い。」


「それ以外が良い。」

です。

「それ以外が良い。」

と答えられた方は、出来れば感想やコメント等で

読んでいて思っていた【エルの姿】を書いて欲しいですm(_ _)m

皆様、是非回答をお願いしますm(_ _)m

それでは今回もよろしくですm(_ _)m

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