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〜異世界冒険記2〜バーベキューをしてみた2

ワタルは、2人を探すために村のあちこちを探していた。

 僕は、カケルとメグを呼ぶために村の中を探していた。


「あれ〜?どこに居るんだろう?」

村の中を色々探してみたが見つからない。


(う〜ん、これだけ探しても2人共見つからないって事は一緒にどこかに行っているんだろうけど、まだ2人共子供だから出来たらあんまり遠くには行って欲しくないな…)

僕は、少し心配になった。


 あの2人は獣人なので人間の常識が当てはまるか分からないが、人間ならまだ年齢的には子供だし、この前のバレーでも分かったが、カケルはまだ精神的にも成長は出来ていなさそうだった。 


なので、

「せめて、カケル1人だけにはなって欲しくないな…」

と僕は呟いた。


 本来なら、メグも心配する所なのだが、あの子はかなりしっかりしていて、シャルとも気が合っていた様に見えた。

 なので、あまりメグの心配はしていなかった。


 僕はそんな事を思いながら、一旦家に帰った。

マリ達はすでに居なかったので、準備に向かったらしい。僕は、昨日のバレーと先ほど村の中で2人を探したことで少し疲れていたので、家の縁側で休もうと縁側へ向かった。


「あ!やっと帰ってきた!」


 縁側へ行くと、そんな元気な声が聞こえたので顔を上げて見てみると、カケルが縁側で座っていた。


「もっと早く帰ってくると思ってたのに遅かったな!」

カケルが続けて言ったので、


「いつ来たんだ?」

と、僕が質問してみると、


「あんたがカケルくん達を探しに行って少しした後に、2人共家に訪ねて来たんだよ。」

 トモコさんが、僕にお茶を渡しながら、そう言ってくれた。


(なるほどね。だから、村の中を探してもいない訳だ。)

と、僕が納得していると、


「ちなみにメグちゃんは、みんなと一緒に行って準備をやってくれてるよ〜。」

と、後ろからマリの喋る声が聞こえてきた。


僕が、

(あれ?マリも準備をする予定だった筈では?)

と思っていると、


「メグちゃんが準備を代わってくれたから、その代わりに、ここでカケルくんと一緒にワタルが帰ってくるのを待ってて欲しいって言われたの!」

と、マリが元気にそう答えた。


 (別に、マリは不器用ではないので、準備を手伝う事にも問題は無いと思うんだけどな。)

僕が、そんな風に思っていると、


「実は、メグちゃんからカケルくんの面倒を見てて欲しいって言われちゃったの。」

と、マリが耳打ちしてきた。


(なるほどね、確かにそれならマリが適役だろうな〜。)

と、僕は頷きながらそう思った。


 この前のバレーでも分かったが、カケルは子供とは思えない程の規格外の力を持っている。(これはマリのせいではあるが…)

 だから、もしカケルがやんちゃをしても止められるのが、マリしか居ないのでマリに頼んだのだろう。


(やはり、メグちゃんは賢いな〜。

本当なら、クロも一応なら止められるけど、この前のバレーでボロ負けしていたから、気を遣ってくれたのだろう。)

と、そんな風に思っていると、


「なぁ〜、早く行こうぜ!」

と、カケルが待ちきれないといった感じで訴えてきた。


(やっぱり子供だな〜。)

僕は、そう思いながら、


「そうだね、そろそろ準備も終わってるだろうし。

 2人共、行こうか!」

と、僕が提案をし、2人は、


「「おー!」」 

と、元気良く声を出し腕を上に上げていた。


僕はその様子に苦笑しながら、

「それじゃあ、トモコさん。

行ってきます!」


「「行ってきます〜!」」

と、3人でトモコさんに伝え、


「行ってらっしゃい〜。」

と言うトモコさんの返事を聞き、僕たちは仲良く3人で海へ向かった。


 

     続く

今回で、海へ行くまでの準備が終わりました〜。

次からは、海で実際にバーベキューを楽しむ様子を描いていこうと思っています。

 次は、久々にあの人物も(もう一人の勇者ではありません…)出てきます。

それでは、次回もお会いしましょう〜

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