表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/45

認めん!

思いのたけをぶつけにぶつけあった男同士の対決も終え、

輝流は次期マスターに見事就任することに!

一方で喫茶店には、とある情報が入って来て・・・

「いらっしゃいま……え、えええええ!! マスターさん!? ど、どうして……」


「お帰りなさいっす、マスター」


「マスター! ここであったが百年目! うちが成敗してくれるわあ!」


神宮さんが久々に店内に戻ってきた―

それは他の従業員達にも喜びを与えた。

驚きであたふたする天衣さんに、帰ってくることが分かっていたかのように微笑む尾上さん。

そして怒り狂っておたまを振りかかろうとする美宇さんを、苦笑いしながら輝流さんが抑える……

いつもの日常が戻ってきたんだと、改めてそう思った。

このメンバーだからこそ、今までやってこれたんだよね。


「それで? 取材が何だって?」


あ、そうだった! 平和的雰囲気にのまれて忘れてた!


「なんか知らんけど、ここに電話が来たんや。ルナティックハウスの取材がしたい、そちらのマスターには話をつけてある~言うて」


「あー……多分あれだわ……」


神宮さんが思い出したくないような声で、はあっとため息をつく。

取材か~……いやだなあ。


「王様、取材ってテレビ? 雑誌?」


「いや……それっぽいのはしないと思う。おそらくあいつの目的は、コーヒーを飲むことだけだから」


え? そうなの? あ~よかった……

取材するのに赤くなった目で映るのは、さすがに嫌だからねー。


「その人、王様の知り合いか何か?」


「まあな」


「結構仲いいの?」


「さあ。中学以来会ってないしな」


そういって、ため息交じりでつぶやく。

そういや私真咲君のことやらの過去は知っているけど、学校でのことは全然教えてもらってないなあ。

悠翔さんと玲音さんに聞いときゃよかった。


「んで? 如月はどうしたんや?」


「はい?」


「目がめーっちゃ赤くなっとるやん。さては! マスター泣かしたな!」


「こういうのには気づけるんだな、お前」


神宮さんは呆れるようなため息をつくと、今までのことを説明する。

それぞれの顔が真剣そのもので、事情を分かろうとしていた。


「マスターの事情は分かったわ。が! 次期マスターがリュウなのは認めん!」


「え!? ミュウミュウひど!」


「当たり前や! 仕事サボることしか考えてない奴のどこがマスターやねん!」


まあ確かに、美宇さんの言うことにも一理あるけど……

輝流さんなりに頑張ってるんだし、私はいいと思うけどなあ。


「じゃあ参考までに聞くが、桜庭達は反対か?」


「い、いえ! 反対なんて、とんでもないです! むしろ賛成です!」


「異議なし、っすかね」


「ほい。四対一でお前の負け」


「多数決で決めるなんて卑怯やで、マスター!」


美宇さんがぎゃあぎゃあはしゃいでいるのを、天衣さんが優しくなだめる。

尾上さんも輝流さんに何か言っているようだが、何を話しているかまでは聞こえなかった。

これで一安心、かな?

今から神宮さんが辞めるってわけじゃないんだし、大丈夫だよね!


「こんにちは。ちょっといいかな?」


とそこに聞き慣れない声がする。

そうっと後ろを振り向くと、そこには見たことものない美少年がいた。

キレイに整えられた長髪! くりくりとした瞳!

そう、それはまるで……


「女の子みたい……」


「それは褒め言葉かな?」


「あ、すみません。つい……」


「大丈夫。生まれつき女顔だから、言われるの慣れてるんだ」


やんわりと微笑む彼の姿に、思わずに度見してしまう。

アニメの世界にいてもおかしくないような、不思議な格好をした男性だった。


「如月、誰やそれ」


「いや……なんかいつの間にか後ろに……」


「来るの早くないか、お前」


「だって、明王君を驚かせたくて」


彼は浅く会釈しながら、


土坂庵つちさか いおりです、よろしく」


と言って優しく微笑んだ。


(つづく!!)

まさかのここで新キャラ!? と思っているでしょうが

これでキャラは全部出し切りました、

とだけ言っておきます。

気付いている方もいるとは思いますが、

サブキャラの名字をつなげると水金地火木土・・・

となっています。

あ、ちなみに地と火は設定時にはいたんですが

色々あっていないです笑


次回、新キャラ節炸裂!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ