chapter50 焼ける臭いにやってきた魔物たち
臭いに釣られてやってきた魔物たちの数を見て、オレは思わず声をあげた。
「マジかよ」
(驚いてる暇はないな)
魔物たちはこちらに向かって来ていた。
「《エリアルシールド》」
魔法発動させ、空中に逃げる。
だが、追ってくる様子はなく、焼き途中の死体を食らっていた。
熱さにもがきながら一生懸命肉を食べている。
ゴブリンたちも手を火傷させながら火の中から肉を取っていた。
「あれ?」
(追ってこない?)
オレは魔物たちを上から観察していると、複数のフォレストウルフと、火の中に顔を突っ込んで肉を食べていたゴブリンが突然苦しみ始め倒れた。
「なんだ?」
倒れているのは、火の中に顔を突っ込んでいた個体のみ。
焼いている肉を外に持ち出し、食べているやつは無事だった。
今も夢中で食べている。
「今なら……大丈夫か?」
そう呟き、《エリアルシールド》を使いながら倒れている個体を回収した。
空中に引き上げて、確認するも――すでに死んでいた。
「原因はいくつか思いつくけど――」
一、酸欠で死んだ。
二、熱で器管を焼かれ死んだ。
三、一酸化炭素中毒。
「まぁ――なんにせよ、倒す手間が省けた」
魔物たちが肉に意識が向いてる内にチャチャっと倒してしまおう。
オレは風魔法を発動させ、その場にいたやつを仕留めていった。
読んでくれた方ありがとうございます
誤字、脱字などの不自然な文章があれば、指摘お願いします
他の作品も読んでくれたら、嬉しいです
面白いと感じたら、評価やブックマークお願いします




