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無気力系召喚者、覚醒する  作者: 火川蓮
第六章

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chapter49 戦場跡地

オレは昨日ゴブリンたちを殲滅した場所へ向かっていた。

死体は回収したけど、血痕とかが残ってるからね。

先輩冒険者からも注意されたし、処理しておこうと思ったのだ。

魔物が寄ってきてたらどうにかしないといけないし。


オレはそう考えながら空を駆けた。

魔力を使うことになるが――地上を行くよりマシだ。

何故なら、魔物と連戦になるからである。

ゴブリン討伐する前も目的地に辿り着く前に魔物と遭遇していた。

報酬が多くなるとはいえ、さすがに疲れるからね。

跡地も魔物がいる可能性がある以上、魔力消費を少ない方を選択するのがベストだろう。


そんなこと思っていたら、昨日ゴブリンと戦った場所に着いていた。


■ ■ ■


先輩冒険者たちの言ってたことは、案の定で――ゴブリンやフォレストウルフの死体が複数転がっていた。

争ったような跡もあった。

オレは死体を集め、魔石を抜き、火魔法で焼いた。

焦げた臭いが周囲に広がる。


「水魔法が使えたらなぁ」


汚れた手を見て呟くも答える者はいない。

今、オレが使える魔法は、火と風のみだ。


「いっそのこと、習得しようかな?」


そんな言葉が漏れた時だった。

草むらを掻き分ける音が聞こえた。

その方向を向くと、フォレストウルフやゴブリンがよだれをたらし、こちらを見ていた。

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