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chapter39 冒険者たちの戸惑い
side:先輩冒険者たち
ケイタがゴブリンたちを襲撃すると、冒険者たちはその規格外さに困惑した。
「あれで新人か? ありえないだろ…」
「一方的すぎる…」
「…あんな戦い方、見たことない」
少し離れた位置から観戦していた冒険者たちは、思い思いに言葉を漏らした。
「最初の一撃でキングを落としたようだね。普通は逆だが、“リーダーから倒す”のは理にかなっている。実力がなきゃできないことだ」
ギルマスはケイタの行動を観察し、納得していた。空を駆け、魔法でゴブリンたちを翻弄する姿を目にして――
「ナイトとサージェントが動いたね。だが指示が通らなければ烏合の衆だ。それにしても、上手く立ち回ってる」
冒険者のひとりが呟く。
「助けに行った方がいいんじゃ…」
「待ちな!! まだ動くんじゃないよ!」
ギルマスは叫び、言いかけた冒険者の言葉を遮った。
「あいつはまだ危機に陥っていない。手を貸すなら、その時だ」
ギルマスは駆け回るケイタを見つめ、楽しそうに笑った。
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