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無気力系召喚者、覚醒する  作者: 火川蓮
第五章

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chapter35 二日後

ギルマスから告知されて三日目。

市場調査とランクアップの打診を終えてから二日が経ち、いよいよ大規模調査が始まる。


朝から、多くの冒険者たちがギルドに集まっていた。

ざわつく空気。

普段とは違う、どこか張り詰めた気配が漂っている。


「これからこの国周辺の調査を行う。

ここ三日で、数十を超えるゴブリンの群れが三組確認され、すでに討伐されている。

――だけどね」


ギルマスは一度言葉を区切った。


「スタンピードの前兆かもしれないよ。

あんたたち――気を引き締めな!!」


その一声で、ギルドの空気が一気に引き締まる。


「おうっ!!」


野太い声が一斉に響いた。


「ケイタ、お前さんは私が決めたグループと一緒に行動してもらうよ」


最前列にいたオレに、ギルマスはニヤリと笑った。

その一言に、周囲の視線が集まる。


「なんで……です?」


思わず聞き返した。


(せっかく秘策があったのに…)


そう思い、うなだれる。

“秘策”とは――餌釣り作戦である。

火魔法を習得したオレは、昨日練習しまくったのだ。今では、風魔法と同じくらいスムーズに放てる。


フォレストウルフの肉も大量に手に入れている。

赤身などは獣臭があったものの、食べられないほどではなかった。


内蔵部分はダメだったが――処理しようと思ったのだ。

だが、冒険者たちがいるとそれは不可能だった。

“危険だからやめろ”と止められるだろう。

そんな思いも知らず、ギルマスは不満そうに言う。


「不服かい?」


“有無は言わせない”という圧を感じ、オレは折れることにした。

ここで駄々をこねても、何のメリットもない。


「わかりました」


返事をすると、ギルマスは気持ち悪いほど満面の笑みを浮かべた。

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