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第39話 体操着泥棒の容疑者
大吾の事故があってから、
ナカマイ先生は
俺達4人のことを殊更気にかけていた。
こんなに優しい先生が
なぜ猿田権造のような男と結婚するのか
俺には甚だ疑問だった。
そのボス猿はというと
今回の事故の件で俺達を怒鳴り散らしたのだ。
俺と翔太、そして洋に関しては
1発ずつビンタを食らっていた。
立場の上の者が下の者に暴力を振るう。
それは教育ではない。
あの男はナカマイ先生に相応しくない。
そこで俺は考えた。
ボス猿の本性を暴いて
ナカマイ先生との結婚を破談にするのだ。
どうせ3年で終わる結婚生活なら
破談になった方がナカマイ先生のためでもある。
都合の良いことに
ボス猿には体操着泥棒の容疑がかかっている。
その証拠を掴むことができれば、
この時代でもボス猿を
懲戒免職に追い込むことができるかもしれない。
どちらにせよ、
ナカマイ先生がボス猿を見限るきっかけには
なるだろう。




