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第67話:まほうのシャボン玉
「わぁ……! くう、見て見て。この棒きれ、吹くとキラキラが出るよぉ」
ぽこが見つけたのは、魔導液の滴る「エーテル吹き管」でした。ぽこがふーっと吹くと、虹色のシャボン玉がいくつも飛び出し、その中にはかつてこの街で笑い合っていた人々の姿が、万華鏡のように映っていました。
「本当だぁ。ぽこ、玉のなかに『小さなお友達』がいっぱいいるねぇ」
二人はシャボン玉を追いかけ、指先で「ぱちん」と割って遊びました。玉が割れるたびに、二人の心に「かつての友人と肩を組んだ温もり」が、一瞬だけじわじわと伝わりました。
「あはは! くう、なんだか今、とっても誰かと仲良しだった気がするよぉ!」
「僕も! ぽこ、僕たち、世界中の人と友達だったのかもねぇ」




