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第47話:しあわせの、落とし物 第48話:星図の炎
第47話:しあわせの、落とし物
「ねえ、ぽこ。さっきの『しあわせ』、どこかに落っことしちゃったみたい」
「いいよ、くう。わすれちゃっても」
「もう、お胸がポカポカしないよ?」
「ふふふ。じゃあ、また次の『しあわせ』を拾いにいこう」
「次は、もっと大きいのを拾えるかなぁ、ぽこ」
第48話:星図の炎
二人の前に、巨大なレンズが並ぶ「星読みの塔」が現れました。
ぽこが中央の台座に触れると、レンズのなかに青い火が灯り、頭上の天井に精密な「星図」が投影されました。
「わあ……! くう、見て! お空にキラキラの線がいっぱい引いてあるよぉ!」
魔導演算機が二人の魂と同期し、一瞬だけ「天文学と旅の指針」が二人の頭に流れ込みました。
「すごいよ、くう! 僕、あのお星様の名前、全部わかるよ! あれは『導きの杖』で、あっちは……」
ぽこの瞳に、かつての英知が宿ります。
「すごいね、ぽこ! 博士様みたいに、きりっとしたお顔だよぉ!」
二人は、自分たちが今どこにいて、どこへ向かうべきかを、一瞬だけ完璧に理解しました。




