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第24話:ぎんいろの髪飾り
後ろをついてくる「彼女」が、二人のために「銀色の髪飾り」を道に置きました。それはかつて、二人が彼女に贈った、魔法の守護結界が編み込まれた大切な品でした。
「わあ、キラキラの星を見つけたよ、ぽこ!」
「本当だぁ! くう、これ、お耳に付けたら可愛いくない?」
二人は、本来なら城一つを守れるほどの魔法を、ただの「おしゃれ」として楽しみました。
「ねえ、ぽこ。これを持ってると、なんだか……とっても『大事にされてる』って感じがするよぉ」
「ふふふ。僕たち、世界中の誰かに愛されてるのかもねぇ、くう」
女の子は、二人が自分を忘れても、自分が贈った魔法に守られて笑っているのを見て、悲しいような、でも少しだけ誇らしいような顔で、また静かに歩き出しました。




