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第22話:おひさまのハチミツ


二人は、空中に浮かぶ「黄金の蜂の巣」を見つけました。そこから滴っていたのは、かつての都市で「心の薬」として使われていた、高純度のマナ・ハチミツでした。


「くんくん……。ぽこ、これ、お日様とはちみつを混ぜたみたいな匂いがするよぉ」


「なめてみようよ、くう。ぺろり」


一口なめると、二人の体のなかに「おうちに帰ってきたときの安心感」が、じわじわと獲得されました。


「……あ。僕、思い出したよ。誰かが『おかえり』って言って、シチューを作ってくれたこと」


「僕も……! 誰かが、僕の頭をなでて、毛布をかけてくれたこと」


二人は、手に入れたばかりの「帰る場所があった」というあたたかな記憶に包まれて、幸せそうに寄り添いました。


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