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白バラ令嬢〜今日も彼女が睨んだ相手は破滅していく〜  作者: puku


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噂好き令嬢は語る

それから一週間後。


学園内では、王宮内で起こった不祥事についての噂で持ちきりだった。


ある噂好きな生徒が語る。


聖女様が学園を退学されましたわ。

その理由として、なんと聖女というのは嘘で王家を欺いたからだそうですわ。

元聖女を引き取った男爵は、多額の寄付をすることを条件に聖女と認めよと教会に迫ったらしいですわ。

教会も聖女が現れないことで信仰が弱まっていることを嘆いておりましたから、男爵の条件をのんだのだと。

まぁ、教会の上層部も贅沢をしたかったという思惑も少なからずあったのだとか。


で、男爵としては聖女として祭り上げた娘を殿下に近づけて王妃にしたかったらしい。

王妃の父、王妃に子供が産まれたら次期王の祖父として影響力を得たかったとか。


男爵は当然ながら処刑、教会にもテコ入れをして、上層部と聖女として祭り上げられたフィーネは一旦地下牢で捕らえているとか。

対処が難しく、現在処分を検討中らしいですわ。



ちなみにこの件、ランイニ公爵令嬢のアリアンヌ様による睨みが関係しているとかしていないとか…

憶測がさらなる憶測を呼んでおり、皆また睨んだらしいと噂していることだけは事実ですわ。


以上、噂好き令嬢によるお話でした〜


----

その夜、ランイニ公爵家の執務室では…


「旦那様、今回も素早い解決お見事でした…」


執事長は椅子に腰掛け、優雅にワインを飲んでいる旦那様に声をかけた。


「あぁ。とういうか、今回はかなりの大事になったな。世間に明かしたのは一部の情報のみだが。

ラン、ヤン。今回もよくやってくれた。礼を言う。」


ランとヤンは丁寧にお辞儀をした。


「それにしても、ヤンが率いる特殊部隊はさすがですな。教会内部にも潜入するとは。」


執事長は、ヤンを見て言った。


「あぁ、その通りだ。特殊部隊は我が家の自慢だからな。ハッハッハ」


その夜は、どこからともなく不気味な笑い声が聞こえる不穏な夜だったとか…


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