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買い物あれこれ

本日1話目 投稿時間は6時・18時に変更しました。 

が、明日がいいところから開始できるように今日は増量。

 さて、ログインしました。現実のことを少しして、現在6時、そろそろ夜が明ける頃です。ヨキもそろそろログインするだろうから、メッセージでうさぎのしっぽの件と、クエストの品質の件を送っておくとしよう。

 あとは、ヨキが知っているなら、生産で服飾系やレザー系の人とか紹介してもらいたいな。アイテム売るのもいいけど、取ってきたアイテムを使って作ってもらうって男のロマン的なものがあるからな。

 だが、まずはマイナーハウスで朝食をいただきましょう。

  朝食はライ麦パンにポテトのスープ、スクランブルエッグにベーコンかな。THE BREAKFASTって感じだ。味は予想の範囲内のホテルのバイキング的な味。やはり調味料が少ないことが影響しているのだろう。ベーコンがある時点で発酵だったり保存だったりはあるし、ライ麦パンにしても、ガッチガチというわけじゃない。おそらく酵母とかも0ではない気がする。となると、こういった方面のよくある調味料チートや内政チートのようなものは、モノンであったり、この周辺では不可能かな。実際NPCの店で少量の胡椒などは、ちょっと今の俺では手に付けられる値段ではないがある。もしも安価に済ませられる方法や対応を見つけられれば一気に稼げるようになる気もするが、簡単に大富豪に進むルートは、このゲームでは厳しいのではないかな。


 おっと、ヨキから返信だ。

  既に朝食を済ませて、鍛冶屋に向かったようだ。12時になったら再度飯にでるとのことで、その時に待ち合わせることになった。

 ちなみに、うさぎのしっぽについては、『しっかりゲームを楽しめよ』という意味を込めてプレゼントとして入れてくれていたようだ。


 それなら、お礼になるかわからないけど、少し鉱石でも手に入れてみようかな。鉱石の手に入れ方としては、採掘ポイントで掘るか、鉱物系のモンスターを狩るかで入手できるとのことだから、敵の鑑別がてら行ってみることとしよう。


 まずは装備品を見に店を回る。


 必要なものは、杖・皮鎧の上下か魔法効率の上がる服・ブーツ・手袋・あとはマントなんかもあればいいか。

 序盤で魔法効率上がる服があるかといわれると微妙なところだが、とりあえず防具から確認に行ってみよう。マイナーハウスでおすすめの武器屋・防具屋・道具屋を教えてもらったので、真っ直ぐ防具屋へ。


「すみません。魔導士系が使いやすい皮鎧か服をみせていただいてもよろしいですか?」

「はいはい。今日最初のお客さんだね。そうだねー、まずキミのスタイルとか教えてもらってもいいかな?」


 おぉ、こっちの状況とか考えて合わせてもらえるとは。願ったりかなったりだな、実際この世界の装備について詳しいわけじゃないから、色々聞いてみよう。


「えっと、基本的にソロで活動する予定です。魔法主体で戦っていますが、近寄られた際には杖で殴打や突き、蹴りなども使用しています。」

「ほう。魔術師でソロ。しかも近接もするとなると、普通の服よりも防御力があったほうがいいかなー。ただがっちり皮鎧だと動きが阻害されるだろうから、レザーコートにして四肢は動きが阻害されない程度に皮装備を付け加えるのがいいかな?あとは可能ならマントなんかもありだけど、慣れないと邪魔になるから、試してみたらいいと思うよ。」

「なるほど。ではレザーコートをみせてもらってもいいですか?」

「あぁ、見本はそこにあるやつね。あとは皮の種類によるけど、ジャンプラビットが普通。ワイルドドッグが近接の職が使えるくらいには耐久性があるね。あとは、ちょっと値段はかかるけど、ワイルドキャットが柔軟性に高いのと、品質によっては魔力適性があるものがあるよ。」

「へー。なら選ぶべきはワイルドドッグかキャットですね。ちなみに手袋とかブーツとかも同じもので鑑定させていただいてもいいですか?」

「どうぞどうぞ。あっちにあるから、好きに確認してみてね。」


 そういってもらったので、色々と鑑定させてもらおう。


 野犬の毛皮コート:ワイルドドッグの毛皮を使用したレザーコート ☆2 物理防御力+6 魔法防御力+1 品質C 重量2 耐久度100/100 2000イェン


 ジャンプラビットレザーコート:ジャンプラビットの毛皮を使用したレザーコート ☆2 物理防御力+4 魔法防御力+1 品質C 重量1 耐久度100/100 1000イェン


 ワイルドキャットレザーコート:ワイルドキャットの毛皮を使用したレザーコート ☆2 物理防御力+5 魔法防御力+2 INT+1 品質C 重量1 耐久度100/100 3000イェン


 コートだけ比較したが品質Cで統一なのは装備品でも同じである。値段的にレザーコートは先ほどの店員さんの言う通りしっかり揃えるならワイルドキャットが有利そうだ。ステータス+1は小さく見えて実は大きいからな。ただ難点としては、やはり値段が高い。ここですべて揃えるのもいいかもしれないが、今日ヨキに会うときに生産職の方を紹介してもらえると思うから、もし店売りの商品が今後もC固定なら、いずれプレイヤーの生産が超えたものを作れるだろうしね。ただ、現状としてはある程度揃えて対応したいから、現状まだ魔法系での攻撃をしてくる敵には出会っていないことも考えると、ワイルドドッグのコートでいいのではないかと思える。昼まで狩りに行くのも鉱山だし、職業転職するまでしっかりこのあたりで狩りつつお金をためてから装備整えていくと考えれば、それでいいだろう。


「すみません。いろいろお勧めいただいたのですが、現状武器なども含めるとワイルドキャットの装備は魅力的ですが、次回揃えさせてもらおうと思うのでワイルドドッグの一式でそろえさせてもらいます。」

「あぁ、悩ませてしまったようだね。購入してくれてありがとう。じゃあ一式合計で3500イェンだよ。そしてお礼とお詫びにちょっとしたアドバイスだけど、いずれモノンの東とかにもいくだろうから、その時は魔法防御も持っていると便利だから参考にしてね。」

「東側にはそういうモンスターがいるのですね。」

「まぁ、モノンからここまでと同じくらいまでは大きく変わらないけど、その先の川にね。」

「なるほど。となると、鉱山も手ごわそうですね。アドバイスありがとうございます。助かります。」

「どういたしまして。まぁ鉱山は、浅いところなら君にとってはやり易いかもしれないけどね。修繕とかもしてるから、よかったらまたきてね。」

「わかりました。ありがとうございました。」


 防具はこれでよし。しかし鉱山がやり易いというのは、魔法が効きやすいということかな。試してみればわかるが、もしそうならこの前のワイルドドッグにリベンジできたら、籠ってみてもいいな。まぁ実入りと効率次第だし、この後次第だな。


 次の武器屋だが、やはり鉱山の麓だからか、金属系の武器は多くある。近接されたときに杖で対応するのもいいが、決定打にかけるのは間違いないからいい短剣があれば欲しい。ただ、これに関してはヨキに作ってもらいたいからな。金属系の装備は基本魔法阻害が入るため、完全な魔法使いには勧められないけど、昨日のような状況になった場合には、やはり1個はもっておきたい。持ち替えには手間取るだろうけど、そこは慣れと経験でやっていけるようにすればいいからな。ただ、杖はちょっとしっかりしたやつが欲しい。今の杖だと間合いが近くなりすぎるからな。


「すみません。杖の扱いはありますか?」

「ん?なんだ魔術師か?ならそっちにあるから勝手に見てってくれ。おい、ハルン。お前の客だ、ちゃんと相手しな。」

「わわわわ。親方すみません。お客さんすみません。杖はこちらです。」


 店主から言われて出てきたのは、ハルンと呼ばれるブラウンヘアーの幼げな少年だった。


「えっと、どのような杖をお求めでしょうか?」

「あ、あぁ。すまないね。魔法で戦うのがメインなんだけど、近寄られたときに殴ったり突いたりもするから、この杖よりも少し長めで丈夫なものがいいんだけど、あるかな?」

「なるほど。。。ではこの辺りのものはいかがですか?」

「ほう。確かに長さ的には丁度よさそうだけど、殴ったりしても大丈夫かな?」

「ええと、木の種類によるので、何とも言えませんが、殴打用によく使われるのはオークやアッシュなどでしょうか。ただ、加工も困難なため少し値段が高くなるかと。アーケルなどは十分な硬さはありますし、柔軟性もあります。あとは入手などの点からもさらに高くなりますが、ユーなどは弓に使ったりするくらい柔軟性も頑丈さもあります。魔法杖でもオークは重宝されています。またこちらにはないですが、サンブクスやヒイラギなどが・・・・・」


 おっと。。。。完全に木材大好きって感じだ、これ。

 話し出したら止まらないな。しかし、そろそろ。


「あぁ、ありがとう。ちょっと気になる杖があるのだがいいかな?」

「はっ!!すみません。夢中で話してしまって。いつも親方に言われているのに。えっとどれでしょうか?」

「集中できるのは職人としていいことだと思うよ。えっと、あの奥に立てられてある杖なんだが、たぶんオーク製だとおもうんだけど、長さもいいし、少し気になってね。」

「えっと。。。あれですか?あれは、、えっと、、、その、、、。」

「ハルン。いいじゃねぇか。気になるっていってもらってんだ。これもいい機会だ、見てもらえ。」

「でも、あれはまだ、、、。」

「この前も言ったが、出来は十分だ。あとは使ってもらえるかどうか、そして使った状態がどうなるかだ。見てもらえ。」


 ふむ。ということは、あの杖はこの少年がつくったものなのか。


「あれは、君がつくったのかな?よかったらみせてもらってもいいかな?」

「えっとえっと、少しお待ちください。。。。。こちらですが、どうでしょう。」


 オークの長杖〔ハルン作〕:ハルンが制作したオーク製の長杖 ☆3 物理攻撃力+1 魔法攻撃力+8 品質C+ 重量1 耐久度85/85


 お?制作者名が入ってるアイテムは初めて見たな。

 しかし、性能は大きくは変わらないが、品質がC+になっている。住人がつくるものすべてC統一ってわけじゃないのか?

 わからなくなってきたな。耐久度の上限が少し減っているところはまだ拙いところなのだろうけど、いい杖だな。

 手にもすんなり馴染むように感じるし、重さも俺にはちょうどいい。


「えっと、、、いかがでしょうか?」

「ハルン君でいいのかな?とても手に馴染し、すごくいいようにおもう。良ければこの杖を売ってもらいたいな。」

「あ、、、、ありがとうございます!!はじめて親方に良いと褒められたやつで!!その!!是非つかってください!!お代は結構ですので!!!」

「いやいや待て待て。それはダメだろう。君の大事な杖なんだから、ちゃんと買わせてもらいたいよ。」

「あ、、そうですね、なんだか舞い上がってしまって。すみません。。えっと、お代は1500イェンになります。よろしいでしょうか?」

「あぁ、喜んで買わせてもらうよ。ありがとう。」


「ハルン。まだまだだが、そうやって買ってもらえるように成長してんだ。これからも頑張れや。お客さんよ。あんがとよ。あいつはまだまだだが、腕はしっかりあがってる。ただちょっと自信がなくてな。それを持たせてやれて助かったよ。」

「いやいや、私は何も。ハルン君、いい杖をありがとう。」

「ありがとうございます!」

「ははは。あと、親方さん、良ければ短刀も見せてもらいたいのですが、よろしいですか?」

「おう、もちろんだ。ハルンのこともあるからな!サービスまではしてやれんが、この辺のナイフとかどうだ。」

「確かに丁度よさそうですね。では併せて買わせていただきます。」

「合計2300イェンになります。」

「これで頼むよ。」

「お買い上げありがとうございます。あ、良ければお名前お聞きしてもよろしいですか?」

「あぁ、失礼。導き人のルーンという。今後も杖の相談させてもらうことがあるとおもうが、尋ねてもいいかな?」

「ルーンさん!是非いらしてください!杖のメンテナンスもさせてもらいますし、今後もがんばって作りますから!」


 ハルン君、いい子だな。幼く見えるけど就職できるのは16歳と書いてたから、そのくらいなんだろうな。中性的な子だからなんとなくプレイヤーにファンができそうな予感がする。


 それはいいとして、武器と防具だけで、結構使ったな。素材売ればまだ大丈夫だが、ヨキと会うまではちょっと残しておきたいし、道具屋はまた今度にして、早速試しに鉱山へいってみますか。

更新した装備あれこれ

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 オークの長杖〔ハルン作〕:ハルンが制作したオーク製の長杖 ☆3 物理攻撃力+1 魔法攻撃力+6 品質C+ 重量1 耐久度85/85

 ブロンズハンターナイフ:青銅製のハンターナイフ ☆1 物理攻撃力+4 品質C オーク製のウッドハンドルで魔法を阻害しにくい 重量1 耐久度100/100

 野犬の毛皮コート上 :ワイルドドッグの毛皮を使用したレザーコート上 ☆2 物理防御力+6 魔法防御力+1 品質C 重量2 耐久度100/100

 野犬の毛皮コート下:ワイルドドッグの毛皮を使用したレザーコート下 ☆2 物理防御力+4 魔法防御力+1 品質C 重量1 耐久度100/100

 野犬の毛皮シューズ:ワイルドドッグの毛皮を使用した靴 ☆2 物理防御力+2 AGI+1 品質C 重量1 耐久度100/100

 野犬の毛皮グローブ:ワイルドドッグの毛皮を使用した手袋 指抜きされている 物理防御力+2 品質C 重量1 耐久度100/100


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