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鉱山での狩りと友との交流

本日2話目

 鉱山に着いたが、まだそんなにプレイヤーがいない様子だな。ヨキとの約束まであと3時間だし、早速乗り込んでみましょう。


 入り口付近からメインの坑道は、ランタンが一定間隔で置かれているようだ。ただ、やはり薄暗い。まぁ電気があるわけではないから、あまり燃やしまくるのも微妙だろう。この世界、リアリティとファンタジーを求めているようだから、毒含めたガスとかもありそうだし、火を使って酸欠になるようなこととかもあり得ると思う。まぁ火魔法もってないから試しようはないけど。

 ただ、空気の流れは、この辺りは普通に良いから、もしかしたら排水とかまで凝っている可能性はあるな。時間があるときにでも聞いてみるか。


 さて、シャドウサイトしようして、気配察知つかってどんどん行ってみよう。


 少し進むと、数匹止まっているように感じる。よくみると天井付近に何かいるな。まぁ一般的なところでいけば蝙蝠系がまずでてくるとは思うが、まず鑑定をっと。


 鑑別: マインバット Lv.4 魔物 待機中


 お、待機中という言葉が付くようになっているな。鑑別レベルがあがったことで出る項目増えていくという認識で間違いなさそうだな。


 しかし、マインバット。となるとプレーンバットもどこかに居そうだな。東側とかだろうか。


 あぁ。そしてやっとマイナーハウスの意味が分かった。MINORじゃなくてMINERか。まぁそうだよな。気づけよ、俺。


 さて、恥ずかしい勘違いを振り払うために、あの3匹の蝙蝠君たちに餌食になってもらおうかね。


 蝙蝠だから闇が効きにくいとかあるかもしれないし、まずは風魔法で先制してから闇魔法使ってみようかな。

 風魔法LV.3で覚えたのは、ウインドヒールとウインドカッター。闇魔法はシャドウサイトだけだったのに二つ魔法覚えるとか風魔法優秀。


「ウインドカッター」


 斬撃属性付きの風魔法だし、羽のある敵には効的だろう。まぁウインドボールも蝙蝠からしたら嫌な魔法な気がするけどね。


 3匹密集して止まっているから見事にまとめて直撃。サイズ的に胴体は10cmくらいのサイズだから、まとめて当てるのはいいな。


 ただやはり少し進んだ場所なだけあって、一撃は無理なようだ。真ん中のやつはもう少しで倒せるだろうか、下に落ちてピクピクしている。右のやつは翼を裂かれており飛び方がいびつ。なら次にシャドウボールで左のやつ。ん?サイズは昨日の日中よりも少し大きいのはレベルと武器依存か?ただし、明らかに夜よりは小さい。となると、やはり夜のほうが強くなるのか。とりあえず考察は後にして、ぶつける。


 直撃すると左のバッドは落ちた。次は右のふらふら飛んでいるやつを狙うとしよう。だが、どうせなら杖の攻撃もナイフも試してみたいし、とりあえずまずはナイフで戦ってみよう。


 グリップを中指-小指の三本でしっかり握り、あとは力を抜いて。飛んでいる軌道をよく見て、翼に向けてまっすぐ突く。先ほどのウインドカッターで動きが鈍くなっていた影響があるためか、きれいに刺さる。下に払うと翼が裂け、飛べなくなったようで、そのまま胴体を刺し倒した。


 あとは最後の瀕死の一匹。ただ前回ラットに最後の一撃的な攻撃を食らったからな。油断せずに近づく。


 ナイフを今度は逆手に持って近寄っていくと、やはり鼠と同じように最後の一撃を狙っていたようで、噛みついてくるが、ナイフで防ぐ。そして左手で胴体を地面に押し付け、アイスピックのようにナイフを突き刺し止め。


 うん、戦えるな。ただここは俺の場合、気配察知と魔法でまず先制で攻撃できるからいいけど、気が付かずにやられたら厳しいな。


 ドロップアイテムは、蝙蝠の歯と翼が一つずつ。鑑別は最後にまとめてやろう。


 進んでいくと、なんとなく反応はあるが、どこに何がいるかわからない。じっくり見ながら進んでいくと、ゴトッと音がする。

 音のなったほうをしっかり見るが、やはりわからない。わからないが、音の雰囲気からすれば重たいもののはずなので、岩か何かに敵が擬態しているであろうことは予想できる。

 さてどうしたものかな。適当に魔法を放つにしてももったいないからな。ならばその辺の石でも投げつけてみるか。

 幸い坑道だから、石は山ほど落ちているから、とりあえず手玉程度の石を何個か集めて周囲の怪しそうな岩に投げつけてみる。

 一箇所目は普通に石が跳ね返り、反応なし。

 二箇所目も同様。

 三箇所目に投げつけると、跳ね返りはしたが、岩のようなものは反応して、もぞもぞと動き出した。

 これなら鑑別も可能かな。


 鑑別: ロッキーポーリー Lv.5 魔物 敵対


 お、出来たな。大きさは結構大きめのアルマジロ的な感じだが、足がワシャワシャしている。まぁ名前から言ってダンゴムシの岩バージョンってことだろう。

 動きは遅いが、物理防御力はかなり高いのだろう。ただ、やり易いと教えてもらったことを考えると、魔法防御はそこまでないのかもしれないな。そうなると遠距離魔法で楽に狩れるのだろうか。


「集中」「シャドウボール」


 動きものろいので直撃させることは簡単だが、HPは高めなようだ。しかし結構転がっていくな。そして周りの岩にぶつかって・・・・あ、ぶつかったところにもいたみたいで、他のも動き出した。

 ただ、やはり動きは鈍いし、どちらかといえばこっち側は斜面の上だからな。転がってくる攻撃自体は心配しなくてよさそうだし、まとめて相手しましょう。

 集中ありのシャドウボールとウインドカッターにウインドボールを、敵を巻き込みながら撃って倒せるようだ。多少残っても、一応壁などへの衝突ダメージもあるようで、かなりやり易い。

 ただ、MP自体の消耗もあるため、大金持ちでマナポーション使いまくれるなら、かなり楽にEXPを稼げる場所といえるだろうが、現状マナポーションは乱用するには高いため、稼ぎが出たら考える感じだろう。


 そして、ドロップアイテムだが


 ロッキーロック:素材 ☆1 品質D(一部C-) 重量 1 ロッキーポーリーの外骨格。岩塊のように見えるが、節が入り丸めることもできる。

 ロッキープープ:素材 ☆2 品質D(一部C-) 重量 1 ロッキーポーリーの生産物。様々な金属が混ざっている。


 黄銅鉱:素材 ☆1 品質D 重量 1 銅鉱石の一種

 赤鉄鉱:素材 ☆1 品質D 重量 1 鉄鉱石の一種


 ドロップアイテムだけじゃなく、鉱石も落ちている。これはたぶんロッキーポーリが激突した壁のところが削れて落ちたと思われる。

 え?ここ、ホントに美味しい気がする。こうなったら、調子に乗って、もうちょっと続けてみよう。


 さて、狩っていて浮かんできた問題点が一つある。敵のリポップも当然あるわけで、進みながら何も考えずに戦っていると、上の方からロッキーポーリーが、結構な速度で転がっていらっしゃるわけです。おそらくだが、大きな音や壁にぶつかる振動などを感知して、そちらに動き、そして転がる習性があるのだろう。

 ということで、何度か轢かれかけて死ぬ思いをした。


 ただ、利点もあるようで、モンスターにもう一種類、マインスパイダーという蝙蝠より少し小さい敵がいることがわかった。こいつは大きな音に対して動きが止まるようであり、ついでに狩ることもできた。


 やはり、集中力保ったままであれば、安全に、楽に、狩りをするのは魔術師系にとっては、ここはお勧めだろう。

 ただ、ソロでやるならば、だ。近接職は非常にやりにくいだろうな。硬いし、転がっていくし、後ろから来るし。


 などと考えながら狩りを続けていたら、レベルが上がった。その他もインフォメーションが何個か来ていた。


≪杖術のレベルがあがった≫

≪気配察知のレベルがあがった≫

≪闇魔法のレベルがあがった≫

≪【スキル:採鉱】【スキル:投擲】の習得可能条件を達成しました≫

≪風魔法のレベルがあがった≫

 ≪魔の心得のレベルがあがった≫

≪ルーンのレベルがあがった≫


 結構楽にLv.4まであがったな。そして、スキルレベルもあがって、取得できるスキルも増えた。が、敵を壁にぶつけて鉱物取っているだけで、採鉱の条件満たせるのはどうなのでしょうか?

 まぁ序盤はおそらく色々と稼ぐ方法とかにおいても、縛りがあるから取得条件甘めにしているのだろう。序盤できつくしすぎるとプレイヤーが離れる可能性もあるし、正しいと思うが、、まぁ深くは考えないでおこう。


 Lv.5でジョブ解放だったし、できるならば明日にはたどり着きたいところ。ただし、既にMPはぎりぎりだし、時間は11時30分である。急いで戻らないとヨキを待たせることになってしまう。アイテムの状態なども含めてヨキと合流してから改めて確認することとしよう。マイナーハウスで食べるだろうから、さっさと帰ろう。

 帰りに、蝙蝠2羽と蜘蛛1匹に遭遇したが、MPはぎりぎり持ったし、杖で攻撃するのも威力が少し上がったことで対処はやり易くなったのは間違いなかった。

 ダンゴムシは、気配察知のレベルが上がったおかげか、なんとなくこのあたりにいるくらいまでわかるようになったため、避けて帰った。


 ==========================-


 時間は12時ちょうど。ヨキは、まだ戻って来ていないようだ。

 この間にドロップアイテム確認をしておこう。


 マインバットの牙:素材 ☆1 品質D+ 重量 - マインバットの小さな牙。硬いものを噛めるように太く硬くなっている。

 マインバットの翼:素材 ☆1 品質D 重量 - マインバットの翼。洞窟内で動くためか、黒く厚い形状になっている。

 マインスパイダーの牙:素材 ☆1 品質D+ 重量 - マイナースパイダーの少し太めの牙。節があり、折りたためる構造になっている。

 マインスパイダーの溶解腺:素材 ☆1 品質D- 重量 - マイナースパイダーの消化液が作られる部位。


 あー、索敵して遠距離でやるから大丈夫だったが、蜘蛛はやっぱり消化して食べるよね。ということは、毒腺か麻痺腺みたいなものもありそうなものだけど、取れていない。戦い方でとれるもの変わったりするのかもしれないな。

 それに蜘蛛の敵なら、よくあるのは蜘蛛の糸だろうが、それも手に入っていない。投網的に使える糸とかあると、狩りが楽になる気がするから、できればそういうアイテム欲しいところだけど、ないものねだりしてもしょうがないか。


 あとは、ロッキープープ。あー、うん。うん・・・・糞ですよね。

 こういうスラング的なものを普通に使うのはどうなんだ?

 ダイレクトにSH〇T!って書かれても困るけど、英語だからって許されるものじゃないだろう。

 まぁ日本を代表するRPG作品にも出てくるし、大体肥料として使われるから、ないと困るか。

 それはいいとして、これを溶解?させたら金属ゲットできるのだろうけど、どうやるのか見当つかないので、ヨキに聞いてみよう。

 そして、鉱石も、ただの鉄鉱石や銅鉱石ではなく、黄銅や赤鉄というのがまたね。かなり生産職は苦労する気がする。

 しかし、あの鉱山は鉄系統が強いのは間違いないな。



 次にステータス

 ルーン Lv.4


 HP:150 MP:330


 STR:15 

 VIT:12

 INT:26 +4

 MND:20

 DEX:12

 AGI:17 +1

 LUX:8 [+5]


 魔法威力重視であとはAGIを20に持っていこう。


「お、いるな!待たせたか?」

「おつかれさんー。いや、丁度いいタイミングやわ。」

「ならよかった。それで、調子はどうだ?あ、先に飯頼もうか。」

「こっちは、もう頼んでるから好きに頼んでくれ。おごることはできないけどな!」

「まぁそらそうだな。」

「あの後、外で狩りして、犬集団に襲われて死にかけたわ。なんとかなったけど、装備がやっぱり心許なかけん、買わんとなって思ったから、住人の店である程度見繕って、試しに鉱山で一狩りしてきて戻ってきた。その戦利品の一部だから、ヨキが使えるならもってかんね。」

「お、なら友人価格で買わせてもらおう(笑)。こっちは、鍛冶屋で弟子入りしてがっつり鍛えられている感じだから、素材があるのは助かる。」

「といっても、どれが使えるのかよくわからんけん、確認してほしい。」


 今日の昼ごはんは、突撃ボアも気になったが、まだ出会っていないし初めて見る名前があったので、フルッフシープのステーキサンドとスープにしてみた。大きめなパンにステーキを薄切りにして葉野菜が敷き詰められている。香草と、バルサミコ酢に近い香りの酢を使った甘酸っぱいソースがかかっている。羊肉はそんなに臭みがないから、ラムなのだろうが、香草にしっかり漬け込まれているから柔らかくクセも少なく食べやすい。

 スープは、コンソメベースの野菜スープ。安定したお味でした。


「んじゃ、ちょっとドロップみせてもらってもいいか?」

「よかよ。んじゃ鉱石がこれらと、あとはこれだな。使えるね?」

「ふむ。鉱石は普通に出回ってるやつだな。質に関しても普通。これらをこっちで加工して使っているから、ありがたく買わせてもらおう。ただ、ロッキープープは使ったことはないな。鉱石鑑別でも、相当いろんな金属が混ざっているのはわかるけど、分離は厳しいな。おそらく分野的には錬金術側じゃないかな。」

「なるほど、んじゃ鉱石出回ってる値段の7割くらいで持ってかんね。値段しらんから任せた。ただし高めに出しとるって分かったら、次までにスキルで銭投げを発現させて、ぶちかますからな!(笑)」

「ルーンは、それ本当にするからな(笑)。わかってるから、安心してくれ。」

「まいどありー。それはそれとして、ヨキの生産仲間で、装飾品作成とか皮加工とかメインでやっとる人おらん?アイテムとかで相談したいことがあるっちゃけど。」

「あー、いるけど、今はどうかな。ちょっと連絡とってみる。」

「ありがと。助かるわー。この村の店にいってみたっちゃけど、仲良くはなったけど、杖以外はこれって気がしなかったけんさ。」


 よし、これで今後装備とかも相談できるようになったら完璧だ。


「よし、あとで革細工のやつがくるぞ。βのときから仲いいから話くらいは聞いてくれると思うぞ。しかし、今の言い方だと杖は気に入ったのか?」

「あぁ、すごい熱意のある子でな。購入した杖は質がC+だったから、特殊な子なのかもなって思ってね。」

「・・・なんだと?今アイテムでC以上は出まわってないのは知ってるな?」

「あぁもちろん。だからこそ気に入ったと。」

「よし、ルーンよ。あいつらが来るまで待ってもらおうか。」

「わかっとーよ(笑)だからヨキに話しとーと。」

「よし、ならいいだろう。ところで、俺からも頼みがあるんだが、装備変えたみたいだし、まだ残っているなら初心者装備売ってくれないか?」

「あー、別によかよ。でも金属系の初心者装備はないけど大丈夫ね?」

「それに関しては問題ない。」

「しかし、何に使うかきいて良かね?」

「まぁちょっとした実験よ。気にしないでくれるとありがたい。」

「なら、そうするわ。なんか良いことでもありゃ、還元してくれるだろうしな。」

「んだな。」


「お、連絡が返ってきたわ。ちょっと場所移動するけどいいか?」

「紹介してもらえるんだから、なんも文句なかよ。」


 ということで、場所に関してはモノンの店で、ということになったため、ポータルに魔石を使用で飛ぶことにした。出費としてはあるが、ソロ狩りで今3個になっているし、どちらにしても西側の森で犬系統にリベンジする予定だったから、ちょうど良いと思う。


 それにしても、ヨキは金大丈夫なのかな?生産でまだ一日しかたっていないんだから稼げているとは思えない。

 でも普段から全て自分でなんとかしているやつだから、気にしないで丁度いいだろう。色々おかしいからな、こいつも。


ヨキ:主人公と長い付き合い 年齢は主人公よりも上 関係性はいずれ

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