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生産職との会合と狩りの準備

本日3話目

 ということで、場所に関してはモノンの店で、ということになったため、ポータルに魔石を使用で飛ぶことにした。出費としてはあるが、ソロ狩りで今3個になっているし、どちらにしても西側の森で犬系統にリベンジする予定だったから、ちょうど良いと考えている。


 それにしても、ヨキは金大丈夫なのかな?生産でまだ一日しかたっていないんだから稼げているとは思えない。ただ何も言わないし、ベータの特典とかも何かあるだろうから、聞かないでおこう。


 そんなわけでモノンの生産ギルド内の個室を借りて話をするようだ。


「おう、着いたぞー。はいっていいか?」

「いらっしゃーい。はいってはいってー。」


 中に入ると、女性2人・男性1人が座って雑談していた。


「ヨキ、やっとはじめられたのね。よかったわ。」

「あぁ、ようやくな。またよろしく頼むよ。さて、俺らの挨拶はいいとして、早速だが連絡していたのはこいつの紹介とちょっとした相談だ。こいつはルーン。俺の昔からの友人だ。面白いやつなんでな、もともと紹介しようと思っていたんだが、こいつから装備とかの相談がきたからついでに連れてきた。っというのが建前で、こいつが早速持ってきたものがメインだ。ルーン、杖みせてもらっていいか?その話が終わったら装備についてはこいつらが乗ってくれるから。こいつらは俺がβの時に知り合って一緒にやっていた生産者仲間でな。名前は左から革細工師の沙羅サラ、木工師の丸達磨マルダルマ、服飾師のふてみみみ、だ。」

「私は沙羅。ごめんなさいね。わざわざこっちに来てもらって。あとで魔石は1個渡させてもらうから。いきなり興味がある話が出たもんだから、大急ぎで招集したの。生産に関してはおそらくβの頃からかなりしっかりやっていたから期待に添えると思うわ。」

「ワシは丸達磨じゃ。☆3のアイテムは、ドロップでレアなものじゃと出るという報告はあるんじゃがな。質に関しては別なんじゃ。」

「ボクはふてみみみだよ。C+以上のアイテムは、まだボクたちも作れたことないし、生産の弟子入りしているところでも並ばないんだよ。これに関しては腕と素材の質が関与してると思ってたんだけど、それがマイネルで、しかも鉱物じゃなく杖で出たって聞いたらいってもいられなかったんだよ。」


 矢継ぎ早に、自己紹介と理由の説明をしてくれたが、やはりC+は普通じゃなかったようだ。

 ということで、見せてみよう。

「ルーンです。よろしくおねがいします。これがヨキに伝えたアイテムです。」


「「「「・・・・・・これ、C+がという問題じゃなくね?」」」」


 異口同音に、同時におっしゃられますね。いや、多分作者名がついていることが問題なのはわかっている。別に隠していたわけでも、惚けていたわけでもないんだけどね?見せたほうが早いし、言う前に話の内容変わったし?C+のことばかり言っているから早く見せようと思っただけだからね?


「あはははは、さすがルーンだわ(笑)しかも、別に隠してたわけじゃないしねって顔してるところを見ると、俺が先走ったのが悪いんだろうな(笑)」

「ヨキが悪いというわけじゃないけど、俺は悪くないからな?まぁそういうことで、この杖作った子は、認められた初めての杖だって言っていたので、おそらくNPCはC+以上は普通に作れるけど作っていないし、出来ても販売していないんだと思いますけど。」

「いや、そうじゃないとおもうの。私のところの工房もしっかりしたところなんだけど、だからといってC以下のアイテムがないかといえば普通に安価にして販売しているわ。」

「ワシのところもそうじゃ。それにの、C+以上ができたら壊したり、保管したりするのであれば、ワシ等が見たことがはずがないといえば嘘になるが、かなりの密度で工房にいるからのう。出くわさないとも思えんのじゃよ。」

「そうだよ。それにまとめて完成させるようなアイテムでも、それぞれで品質が変わるんだけど、それらを鑑定してみていっているボクたちが紛れているC+を見逃すというのは、かなり低確率と思うんだよ。」

「うむ。逆に俺のところは一個のものを丹念に作るからが、それで兄弟子たちがC+に至っているものをみたことがないからな。」

「でもやっぱり、この制作者名入りってのがね。誰も見たことないし、親方たちがつくるようなものにも名前はついていなかったわ。」

「そうじゃのう。ワシも店は巡っているが一つも確認しておらんし、生産者用の掲示板にもまだひとつも名入りのモノはあがっとらんのう。」

「ボクも見たことないんだよ。これはどういう経緯で手に入れたんだよ?」


 経緯について、武器屋に行ってアイテムを買った時の状況と、ハルン君についての話を適度に端折りながら説明した。


「ボクたちを含めて結構なプレイヤーが、NPCと交流持ってやっているけど、そういう話まだでてきてないんだよ。何かフラグになることがあるんだよ。」

「おそらくだけど、マスクデータとしてNPCの好感度があるとおもうわ。ただ、それだけだと、私たちもかなり親しくしているつもりだけど起こっていないのよね。何かほかにあったりする?」

「話し方とかも関与していそうじゃがのう。ちょっと色々と当たってみる必要がありそうじゃ。それにワシとしては杖の素材とか、扱いとかでも負けてられんのでな。詳しく調べたいところじゃ。」

「モノンじゃなく、マイネルとか他の村でしかおこらないとか、対応していたことがあるんだろうな。なんとなくだが、マイネルなのに杖をってところがミソな気もするが、わからんな。ルーンが購入した店には俺も行ってみて確認してみようと思う。また分かったことがあったら掲示板で報告していこうか。」


 そんな風に職人衆が話し合ってくれているので、β体験している人にその辺はお任せして、適当にアイテムの整理とか、今後の予定とかを考えながら待っていると、


「あぁ、ルーンすまんな。ちょっと没頭してしまってたわ。」

「お待たせしたわね。ありがとう、色々と参考になったし、進展しそうなことも出てきたからこれからいろいろはかどりそうよ。待ってもらったし、情報料としても、装備に関しては色々都合させてもらうわ。」

「え?いいんですか?別に大したことしたわけじゃないですし、そんなに気にしてもらわなくてもいいんですが。」

「いや、ダメよ。こういうMMOでの情報ってすごく重要なことなんだから。だからこそ、そこでちゃんとしておかないと、色んな問題も発生するの。ルーンさんが気にしていなくても色々とマスクデータのあるゲームだとマイナスの数値、所謂善悪値なんてものも知らないうちに溜まりそうだからね。」

「そうじゃの。ルーン殿が持ってきてくれた名入りのアイテムだったりも、おそらくそういうことが関与していると思うんじゃよ。」

「なるほど。なら今後もいろいろ相談に乗ってもらったりしていただきたいので、そのようにさせていただきます。」

「うん。そうしてそうして。ルーン君は、鎧より服系だろうから、僕とか沙羅さんとか、他にもいるから、紹介するからねー。いずれ生産組合みたいなの作ると思うし。」

「へぇ。生産者ギルドじゃなくてプレイヤーだけのってことですね?」

「まだ決まってもないし、作れるかもわかってないから取らぬ何たらにならないように慎重に行くんだよー。」

 という感じで、フレンド登録を済ませ、装備品とアクセサリーなどについて沙羅さん・ふてみみみさんに相談し、毛皮集めて頼むこととした。また、杖に関しては丸達磨さんに情報提供などを行い、掲示板などへの投稿などは彼女たちが検証した後に書いてくれることとなった。


「これからルーンはどうするの?もうかなり遅い時間だけど。」

「そうですねぇ。まぁ時間に制限はないので、今日は今からそのまま西の森の方で犬どもにリベンジ?でもしてきます。」

「あら。やられたりでもしたの?話し方からすると負けたようには聞こえないけど。ソロでしかも夜間だと、モンスターの攻撃性もあがるから、私には無理だと思ってるけど。」

「負けてないですけど、ギリギリだったのが癪なので。」

「なかなか豪快じゃのう。ただ無理はせんことじゃ。ゲームだからといっても、なんだかんだで命を落とすというのはかなり堪えるからのう。」

「ご心配ありがとうございます。まぁ無理しない程度でやってきますよ。それじゃ、素材とか色々また手に入れたらご相談します。おつかれさまです。」

「おう、ルーン。楽しめよ。」

「あぁ、わかっとーよ(笑)」


 そういって別れたわけだが、時刻は14時。まぁ現実では12時間ずれているから、皆さん大変だろうな。

 離れ際に、ヨキに対して3人が何か言っていたようだが、何かあれば連絡してくるだろうし、俺に対してはドロップ品とお金がある程度たまったらお願いすることになるだろうから、何かあればその時にでも言ってくるだろう。


 紹介してもらったあとは、色々と回って、薬草と瓶の補充してからポーション作成を前回と同様に行った。<温度調整>と<精密測定>のおかげか、以前より短時間で、素材品質は変わりなかったが品質D+が作成できた。そして調合のレベルもあがったので、大変切りが良い状態である。


 時刻は17時。それでは、西の森に向かって、楽しい犬狩りにでかけましょうかね。


廃プレイが出来る理由もいずれ

主人公は自覚ありの廃プレイ・やらかし勢

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