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屍兎は自由人  作者: 平成兎
第1章 屍兎
35/75

人狼

一日一回投稿を目指すぜ(`・ω・´)

「マジですいませんでした」

やあ☆皆!!月兎ことモフ太郎だよ!!

俺は今全身全霊で土下座をしているよ!!!


え?誰に土下座してるかって?勿論あの刀娘二人組みにだよ!(`・ω・´)b

「ホントに反省してますか?」


「はい……反省してます。

だから、次の戦い出て下さいお願いします。

御二方の力が必要なのであります……」


「マスターには私が必要……必要……

フフフフ…………分かりました!!協力してあげましょう」


「あざーっす!!……」

何か周りの目が凄い冷たい…………


側から見たら間男が妻に浮気がバレて土下座してるみたいだもんな。


違いますよ。此奴そんな可哀想な奴じゃないですよ。

「ハイハイ、さっさと戻って来なさい。昼御飯にするから」


「ワーイゴハンダー」

「お疲れだね〜モフ君」


「まだ腕直してないからかな……?全身が怠い」

「あの二人にあそこまで頼んだのは、次が狼牙だからか?」

海斗がそんな質問をする。


金宮 狼牙。

プレイヤーランキング四位

二つ名は魔狼で、俺達の親友。

日本有数の名家、金宮家の長男であり、長女

金宮 椿の護衛として育ったらしい。

プレイヤー名はベオウルフ。

種族は、狼の獣人……


ではなく、人狼に最近なったらしい。


同じに聞こえるが、灰ト曰く、獣人は亜人で、人狼は魔物らしい。


俺のキョンシーと同じユニーク種族だ。

ユニーク種族になるには、其々特殊な条件をクリアする必要がある。


難しいとは限らない。人によってその難易度は大きく変わる。


唯、その条件は満たされた時にスキルと同じ無機質な声で教えられる。


人狼の条件が何なのか分かんねぇが…………

アイツ、あんまり嬉しそうじゃなかったな…………。


「_______い。おい、御雷」

「…………ん?」

「ん?じゃねえよ。

明日は狼牙達と戦うんだ。何か作戦考えてんのか?」


「あぁ、そうだったな。

作戦とかすっかり忘れてたわ」

「狼牙達が何も考えずに来るとは思えないからな。コッチも流石に何か考えるべきだろ」


出し物みたいな言い方で、作戦について意見を述べる海斗。


相変わらず真面目だな。

「いや、意外と何にも考えてないと思うぞ?」

「確かに狼牙は考えてなさそうだが、姉の方が考えてるだろうし、狼牙もそれに合わすだろ?」

「普段は確かにそうなんだが…………」

「?」

「まああくまで勘だが、今回は狼牙主導で来る気がするんだよ」
























「作戦は無しで行きたい」

「…………バカなんですか?」

次の戦いの為に、ウチの愚弟と作戦会議を始めようとすると、いきなりウチの愚弟が何か言ってきました……。

作戦は無しで行きたい?


モフさん相手にそんな愚策取れるわけないじゃないですか。

「……俺の種族が変わったのは教えたか?」

「??ええ、聞きましたよ?確か人狼になったんですよね?」

「あぁ…………」



ますます意味が分かりません。

一体何が言いたいんでしょうか、この愚弟は。


「作戦は抜きで行きたい……というよりは、正面から御雷と戦いたいんだ」

「…………何の為に?」

「…………人狼への進化条件って何だと思う?」

「いきなり何を言って…………」

「条件は______だった」


私は、その条件を聞いて弟の現状を理解して……









  





気づいた時には走り出していた。



「…………」

後ろにいるはずの弟の顔を見る事もできないまま………






キングダムハーツ3が一月二十五日に発売するらしいですね!!

待てるマン(`・ω・´)

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