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屍兎は自由人  作者: 平成兎
第1章 屍兎
32/75

一撃入魂!!!

ナナちゃんが来た(*^ω^*)

しかし私は学校の合宿!!!

クタバレガッコウ!!!

場内に凄まじい衝撃が走る。


黒いオーラのような物を纏った約1.9メートルの大男と、黒い文字の様な物を纏った約1.5メートルの少年の激しい斬り合い。


黒い大剣による巨大な斬撃と、赤黒い居合刀による斬撃がぶつかり合い、短剣と、黒い球体が飛び交う。


観客達は彼等の戦いを観ながら、自分とのレベルの違いに愕然としてしまう。


愕然としながら、抑えきれぬ興奮のまま、歓声を上げる。


誰もが、


彼等の様な熱い戦いをしたい


と、心の中で思う。

そんな凄まじい斬り合いは、約30分程続いていた。











「ぜぇ……ぜぇ……はぁ……」

やべぇな。スタミナが違い過ぎる。


恐らく彼奴の種族が関係してんだろうが、厄介過ぎる。

スタミナは無限で、オマケに血が出てねぇ。


継戦能力が違い過ぎる。


しかもコッチの鎧はもう完璧に壊されちまった。


軽くなるが、ダメージは増えたな。


……強えなぁおい。


だが、光の奴は折れたりなんかしてねぇ。

いや、光の奴は関係なく俺は、


彼奴に勝ちてぇ…………


なら……とっとと気合い入れ直すか。

「イクZEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!」

黒剣は、人ならざる叫びをあけながら自らの愛剣に黒いエネルギーを込める。


彼の愛剣は、白盾の盾の様な輝きを放ちながら、主の敵を倒す為に力を集め続ける。


黒剣の気合いが、此の土壇場で月兎を攻略しうる必殺技を編み出すに至る。















何だあの黒い気みたいな物。

剣に集まってんのは分かるが、少し集まりすぎてるな。


ツヨイ……キケン……トテモ………。


…………そうみたいだな。後、お前前回もっと流暢じゃなかった?


……ソンナコトハ……ナイ……。


まあ良いや。取り敢えず構えろ。ヤベェのが来るぞ。


ワカッテル……ヨ………。






月兎は、鬼哭村正を鞘に戻し、先程と同じく居合の構えを取る。

黒剣の突撃に、対の先(剣術用語。ボクシングでいうカウンター的な物の事)狙いで構える。


黒剣は、剣を大上段に構えて踏み込み、月兎に突撃する。

そして、自らの愛剣を振り下ろす……………







前に、月兎の作戦通り、黒剣は技の発動タイミングを見切られ、斬られる……………










「まだダァァァァァァァァ!!!!」

が、漢は止まらない。

寧ろ、その勢いを増していく。


それに気づき飛び退いても、漢の全霊の気合いと、

勝利への欲求を乗せた剣は、

主が反応するよりも速く、振り下ろすのを止め、突きに切り替わる。


「喰らいやがREEEEEEEEE!!!!!」


漢は、月兎にすら一矢報いた、傷ついても己の敵を、


魂を込めた剣でもって打ち破る此の技は後にこう名付けられる。


『一撃入魂』


帰ったら部活を辞めると誓った男(`・ω・´)

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