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屍兎は自由人  作者: 平成兎
第1章 屍兎
31/75

気合いvs殺意

黒剣は現在白盾より強いです(`・ω・´)

開始の合図よりも、ほんの一瞬早く両者共に踏み出し、激突する。

「グルルルルル」

「…………」

黒剣が唸り、月兎は殺意で返す。

暫く拮抗し、力で勝る黒剣が月兎を弾く。


「『必壊剣』ッッ!!!!」


黒剣の追撃。異常な質量を纏った剣が月兎に迫る。

月兎は刀を鞘に戻し、居合の構えを取る。


『無明』


赤黒い殺意の具現を纏った刃が、質量の塊を弾き飛ばす。

その際に起こった衝撃で、彼等の立っている地面にクレーターが発生する。


黒剣を弾き飛ばした月兎は、また刀を鞘に戻し、黒剣の視界から消え去る。


黒剣は、剣を地面に突き、


「『地突周衝』ッッ!!!!」


吼える。

すると、彼の周りに衝撃波が発生し、黒剣の背後から斬撃を放とうとした月兎は斬撃を衝撃波と相殺させる。


相殺させた事で月兎が背後に居ると分かった黒剣は剣を掴み、薙ぎ払う。


薙ぎ払われた剣を5メートル程跳躍して回避した月兎は、刀を鞘に戻し黒剣の頭上から居合斬りを放つ。


『天撃一閃』


黒剣は、薙ぎ払いの勢いのまま斬り上げの体勢に……








入ろうとして途中で辞め、月兎の斬撃を避ける。


「あっぶねぇ……」

「…………何故避けた?」


「あん?勘だよ。勘。」

黒剣は、第六感で月兎の斬撃から感じる死を感じ取っていた。


事実、あのまま受けていたら黒剣は死んでいた。


月兎は『空撃』というスキルを持って居る。

空中で放つ攻撃の威力上げるそのスキルは、具体的に言うと1.5倍の威力を出せる。


唯でさえ強力な月兎の斬撃が、1.5倍になる。

その威力は黒剣ですら咄嗟の斬り上げでは受け切れなかったのだ。














(やべぇな。こいつ)

判断力も、剣術も、瞬発力も頭おかしいがそれ以上に、殺意。

何だこいつ。昨日はもっと穏やかだったぞ?


……あの刀か?


「おい、昨日の二刀はどうした!!??」

「今ストライキ中ダ」

「そんでそのヤベェ刀連れて来たのか!?」


「あア……此奴ノせいデ変な口調にナっちマうガな」


やっぱりあの刀か。まあ分かったところでしょうがないんだが。


俺がやる事は一つ。

向こうが殺意で押し潰そうとして来るなら、

コッチは気合いでぶっ潰す!!!

「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」


『黒修羅』










うわぁ、何か凄い叫んでる。

しかも、強くなってない?アレ。


………キアタリ…カワッタ……アイツ…ツヨイ。


お前そんなに喋れたんだな。

ていうか殺意送り込まずに喋れんじゃん。

何であのヤベー殺意送り込んだんだ?


…………アソビ……ゴコロ?


何か灰トの奴にも似た様な事言われたな。


………まあ良いや。


「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

今はあの何かに変身しそうな奴に集中するかね。


……ムダグチ……タタカナイ……。


……おう、了解。

『呪紋』


村正は女の子やぞ(`・ω・´)

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