熱血漢vs冷血漢
ラスボス系主人公
兎(`・ω・´)
『レディースandジェントルメン!!!!!
andだけ発音が完璧な男。実況の隠者でございます!!!!
解説には昨日激闘繰り広げてくれた白盾ことガラハッドさんをお呼びしています!!!』
『まあ、激闘って言っても負けちゃったんで』
『さあ皆さん!!!月兎と黒剣の宣戦布告から一日経ちました!!!
楽しみにしてましたかーーー!!!??』
フォローしにくい話をしようとする白盾の声を遮って叫ぶ。
「「「ウオォォォォォ!!!!!」」」
『いやぁ、ガラハッドさん!!!
今回戦う黒剣は、ガラハッドさんのライバル関係として有名ですが、月兎とはどういう勝負になると思いますか?』
『うーん。私は月兎の斬撃に盾で防御し、反撃の機会を伺いました。
ですが、黒剣は俺の様な慎重な攻めはしません。攻める時は攻め、危険そうなら引き、また攻める。
俺がアウトボクシング( 相手からのパンチが届かない長い距離を保ちながら攻撃する機会をうかがい、チャンスの時に攻撃に転じるボクシングの戦術)の様な戦法で、彼奴はインファイト( 一般的には前にでて接近し、アッパーやフックなど近距離で威力が増す攻撃に主眼を置いた、打撃力重視の戦法) の様な戦法を好みますからね。
彼奴と俺の戦法はほぼ真逆なんですよね。
そんで月兎はまだどんな戦法を使うのか、詳しくは分かりません。
月兎が黒剣との接近戦に乗って来るかどうかが、勝負内容に大きく関わって来るでしょうね。
乗って来るなら、間違いなく昨日の戦いよりも激しくなりますね
後、黒剣は魔法を剣に纏って使いますからね。遠距離の手数は其処まで変わんないでしょうね』
『なるほど!!!月兎次第で大きく変わる戦闘ってことですか。ありがとうございました!!!!
さて、盛り上げはこのくらいにして、登場していただきましょう!!!!
荒くれ者集団黒鬼騎士団を束ねる団長にして、プレイヤーランキング二位の猛者!!
プレイヤー最強の火力を誇り、どんな戦闘でも戦闘を切る漢の中の漢!!!!
プレイヤーランキング二位、黒剣の二つ名を持つ漢!!
グラムゥゥゥゥゥウウウウ!!!!!』
「「「オオオオオオオオオオオオ!!!!」」」
来た!!!来た!!!来た!!!
遂にこの時が来たぞォォォォォ!!!
全プレイヤーの頂点で!!光に勝った漢と!!闘える!!!
見てろよ光!!!テメェよりも先に、此奴の首、獲ってヤルゼェェェ!!!
「上がって来たゼェェェェェェ!!!!!」
「上がって来たゼェェェェェ!!!!」
大音量の咆哮が響く。一人の生物が出すにしてら余りにも大きなその音は観客達を圧倒する。
「「「黒剣!!!!!黒剣!!!!!黒剣!!!!黒剣!!!!!」」」
普段からその咆哮を聞きまくってる彼の応援に来た団員達はヒートアップし始める。
黒鬼騎士団のシンボルが書かれた大きな旗を振り回しながら叫ぶ。
そして、それに同調する様に周りの観客は黒剣コールを始める。
「ほぉ。凄いな。彼奴、此の場を一瞬で一つにまとめやがった」
「確かに此のカリスマ性は脅威ですね。
彼、バカに見えて意外と考えてますし……」
「昨日モフ君の力を見たからモフ君ムードになると思ってたけど、あの人も半端ないね」
「ところで、
あんた達本当にバカ兄の事置いてきたのね」
「えぇ。ストライキ中ですからね」
「私は反対したけど、甘味には勝てなかったよ………」
あんみつ団子を食べながらドクロは自分に言い訳?をする。
「なら彼奴はどうやって戦うつもりなんだろうな?」
「「さあ?」」
『さて、次はこの男!!!
つい先日、白盾を打ち破り頂点の座を防衛!!!
黒剣が熱血漢ならば!!!
この男は冷血漢!!!!
プレイヤーランキング一位!!!月兎の二つ名を持つ男!!!!
モフ太郎ゥゥゥゥウウウ!!!!』
(やっぱり威厳出ないなぁ先輩のプレイヤー名)
彼の付けたプレイヤー名の扱いに苦しみつつそれでも隠者はプレイヤー名を叫ぶ。
はぁ、疲れるなぁ。此奴。
……コロセ……コロセ……コロセ……コロセ
あーー、ウルセェなぁ。分かってルヨ。
まあ良いや。蘇るとはいえ実質一回殺すわけだしな。戦闘には支障は無えな。
………ハヤク………キリタイ……キリタイ
はいはい了解しましたよ。
「ンじゃあァ、逝くかネぇ」
そう言って俺は会場に足を踏み入れる。
何か此奴と混ざってると喋りにくいな。
「「「黒剣!!!黒剣!!!黒剣!!!黒剣!!!黒剣!!!黒剣!!!」」」
会場は更にヒートアップし、黒剣コールが鳴り響き続けている。
其の黒剣コールが唐突に鳴り止む。
観客の視線は、今入って来た其の男に釘付けになっていた。
その男は……
殺意で其の場を塗り潰した。
「おいおい。こりゃまたとんでもない化け物が来やがったもんだぜ」
黒剣は月兎を見て数瞬目を見開き、溜息を吐きながらそう言う。
「オマエだって化ケ物みたイなもンじゃねぇカ」
「まあ、そう、だな!!!
なら化け物同士とっとと始めようぜ!!」
「あア………慎吾。始メろ」
『了解ッス!!!其れでは、始め!!!!』
投稿遅れてすみませんでした!!!:(;゛゜'ω゜'):




