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終焉に逃げる君

僕は青酸カリを手に取る。

でも、飲む勇気が出ない。

そう思っていた時、彼女の靈が出た気がした。

僕が生きているのをどう思っているのか。彼女が何を言いたいのか分からない。

でも、僕は辛い生活より、自分という存在価値のない葛が生きているということに終止符を打ちたくなったのだろう。

僕が新たな世界を作るより、純粋に消滅する方が価値がある。

そう思いながら、青酸カリを口にする。

死に際に、僕は呟く。

「やっと、君のところへ行ける…。」

僕の意識はそこで途絶えた。

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