表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

憧憬の日々

あれから今年で2年。

彼女に弟と双子の妹がいるのは知っていた。そのうちの弟は僕が殺したと勘違いして、僕のことをずっと嫌っている。

僕は自分の中身を曝け出すのをやめた。

僕のことを誰にも知ってほしくなくなった。

何もできなかった。葬式にも行かなかった。2年間で6回自殺を試みた。

1回目と4回目は、シアン化水素を飲んだ。2回目と3回目は、首を吊った。5回目と6回目は、首を打ち付けた。

それでも、全然死ねない。不死身でも何でもない。

ただ、死ねないだけなのだ。

桜が散って、また咲く。それが2回起こった。

でも、僕は立ち直れなかった。立ち直る気にもなれなかった。

僕があの時自分に対して聞いた問いの答えは、解なしとしか言うことができなかった。

そして、僕はあることを口にした。

「自分って、何のために生きてるんだろう…?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ