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青鈍の声
僕は大急ぎで走って家の前に出る。
そこには、彼女が倒れていた。
その近くには、20代くらいの男性が銃を向けて立っている。
僕は慌てて彼女に駆け寄る。
心臓を撃ち抜かれている。
――即死だった。
その瞬間、なぜ殺されたのかという思いより、僕が一緒に行くのを断らなかったせいで、彼女が殺されてしまったという罪悪感が身体を駆け巡った。
そして、僕が彼女に告白する時に言った台詞を思い出した。
「僕は、いろんな人に何もかも奪われて、失うものは何もない、そう思ってた。でも、僕は君のことが好きになってしまった。失ってしまうものができてしまった。だから、僕は前だけを向いて、後ろを振り返らないで、生きることを決めた。だから、僕と一緒に、歩んでいってくれませんか?」




