第02話【どこへ行く? ネコの噂を 確かめろ!】
シンは今、
旅立つ先を
決めていた。
街の外には
まだ出ていない。
@【辺境か。
どこに行くのが
正解だ?
細かい場所が
わからねー】
地図を見て、
シンは頭を
悩ませる。
地理には疎く
答えは出ない。
そんな中、
見知った顔が
地図を取る。
幼馴染の
アイチであった。
アイチには
ネコの尻尾と
耳がある。
ヒトとネコとの
子供であった。
@【あっアイチ!
こんなところで
会うとはな!
俺の地図だぞ!
早く返しな!】
@【古地図だ。
シンが読むには
難解ね。
皮鎧着て
どこに行くのさ?】
@【行き先か?
魔王城への
野暮用さ。
街で不穏な
噂を聞いた】
@【魔王城!?
思いきるのは
いいけどさ。
地図も読めずに
何する気なの?】
@【まあちょっと。
宝があれば
奪おうと】
@【よくないね。
根拠もなしに
進むのは。
噂を聞いて
焦っちゃったの?】
@【ならアイチ!
お前の案を
聞かせろよ!
魔王城には
どう向かうんだ!?】
@【落ち着いて!
噂によると
魔王には、
お城を隠す
しもべがいるの】
@【しもべだと?
魔王の城へ
向かうのに
役立ちそうだ。
どこに居るんだ?】
@【山奥に
ネコの住処が
あるんだよ。
だけどしもべが
占拠したって】
@【あーお前、
ネコに話を
聞けたっけ。
よしよくやった!
後は任せな!】
@【場所わかる?
よければ私、
付いてくよ?】
@【いいんだな?
分け前なんか
やらないぜ?
俺はネコには
優しくねーぜ?」
@【うんいいよ。
シンがいるなら
付いてくよ。
ネコの話を
もっとさせてね】
@【参ったな。
うるさい奴が
来ちまった。
安眠はもう
できねえかもな】
獣人は
夜になっても
騒がしい。
そしてアイチも
獣人である。
騒ぐにも
色々あるが、
アイチだと
ネコの話を
し続けるのだ。
@【行こうシン。
件の山は
遠いんだ。
街を出るなら
早くしないと!】
@【わかったよ。
お前が地図で
導きな。
敵と出会えば
俺が蹴散らす!】
@【わあ素敵!
シンがとっても
頼もしい!】
@【迷ったら、
罰でアイチを
撃つけどな】
@【冗談は
程々にして
早く行こ?
ちょっとその銃
向けないでよー!】
街を出て、
2人は街の
外へ出る。
愉快な旅が
始まったのだ。
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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。
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