第01話【奴はシン! 宝探しに 現れた!】
辺境に
魔族の王が
蘇る。
そんな噂が
広まっていた。
そんな中、
興味を持った
少年が
噂のことを
探り始めた。
@【この噂、
タダの噂じゃ
なさそうだ。
このシン様にゃ
お見通しだぜ!】
吠えながら
街を見下ろす、
ヒトのシン。
彼は屋根から
地に降り立った。
シンはまず、
近場のドアを
蹴破った!
店主が中で
身構えている!
@【鳥おやじ!
ちょっと話が
あるんだが】
@【シンてめえ!
また店のドア
壊したな!?
このバズーカで
消し飛びたいか!?】
@【まあ待てよ!
魔王の噂
知ってるか?
魔族の王だ。
金持ちのはず!】
@【なるほどな。
ならばこいつを
持っていけ!
中古品だが
旅に役立つ!】
店主から
箱を受け取り
シンは見る。
中には地図と
装備があった!
@【酒場だろ。
何でこんなの
置いてんだ?】
@【借りものさ。
お前にやるぜ。
代わりにだ。
宝があれば
俺に分けろよ】
@【ええマジか?
後で泣いても
知らねーぞ。
期待はせずに
宝を待ちな】
シンはまず
皮の鎧を
身に着ける。
腰には古い
ピストルがある。
古地図は
ズボンの中に
しまい込む。
何度か折って
慎重である。
@【よし行くぜ!
世話になったな
鳥おやじ!】
@【銃弾は
一発だけだ!
気を付けろ!】
酒場から
シンは外へと
出ていった。
不安げに
店主は外へ
目を向ける。
@【頼むシン。
店の為にも
帰るんだ。
宝がなけりゃ
俺は終わりだ】
@【鳥おやじ!
預けた箱を
引き取るぜ。
他の買い手が
待っているんだ】
@【あっやべえ。
いやあの俺が
買いますよ。
あの指輪には
惚れちまってね】
焦りつつ
店主は客を
追い返す。
指輪とは、
箱の中身の
ひとつだが、
店主が既に
売り終えていた。
だけでなく、
お金も既に
からっぽだ。
つまり店主は
詰んでいたのだ。
だが今は、
彼の未来は
シン次第!
生き残れるか
酒場の店主!?
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