表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
31/248

オートサービス香取8

 それからしばらくすると美鈴さんが戻ってきた。額には汗が浮かび、頬が黒く汚れている。


「ほら、また手袋で顔拭ったでしょ!」


 弥生さんはそう言うとウエットティッシュを取り出して美鈴さんの頬の汚れを拭き取った。まるで母親みたいだ。


「ああ、あんがと。ごめんね聖那ちゃん。待たせちゃって」


「ううん。大丈夫。それよりお客さん大丈夫?」


「大丈夫大丈夫! なんか親父がタイヤ交換の約束忘れたっぽいんだよねぇ。本当に勘弁して貰いたいよ」


 美鈴さんはそう言うと私の目の前に腰掛けた。彼女からはオイルの匂いがする。


「んじゃ。改めまして……。聖那ちゃん合格おめでとー! これで一緒に働けるね!」


「美鈴さんのアドバイスのおかげだよぉ。ありがと」


「そっかそっか。じゃあ……。乾杯しよっか!」


 弥生さんはそう言うとコーラの入った紙コップを掲げた。そして大げさに「カンパーイ!」と叫んだ――。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ