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【第1章終幕目前】異世界コンビニ『戦場のファミリーストップ』開店です 〜足立区から毎日通勤。なぜか本社プロジェクト!S級冒険者はミノタウルスと野菜のカレーで、ほのぼの居酒屋タイムの常連です。  作者: 柿野たね
第1章 異世界でコンビニ始めました

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第96話 驚きも打ち止めかと思ったら……。S級秋山先生もすごい出会いが!

「ねぇ、ジュリエットお姉様?」

「何?カエデ」

「結婚したら、天童ジュリエットになるの?」


「エッ!」

「天童さんと結婚したら、天童姓になるの?」

「天童ジュリエット……。」

「天童ジュリエット……。」

「天童ジュリエット……。」(赤)

 ……


「あ、もう、心はここにいない……。」

「しばらく放っておきましょ。」

「そうじゃのぉ。」



「あささん、夕子さん、シナモン先輩もおめでとうございます。」


「「「「おめでとうございます。」」」」


「シナモン、おめでとう。これで色々隠さなくて済むな。」(笑)

「兄さん、おめでとうだけにしてよ。」(怒)

「悪い悪い。でも、俺も苦労したんだぞ」(笑)



「ジュリエット、シナモンは双子じゃないよな?」

「アルノ、シナモンのとこは、一人よ。でも、足立区人じゃないみたいね。」

「それ、日本人じゃないってこと?」


「主人……旦那は留学した時からのパートナーで、フランス人なんです。」

「あ、ガブリエルさん。海外出店担当顧問弁護士さん。」

「あの、アラン・ドロン似の?……いい男なのに優しすぎて寡黙な?」

「よく、シナモン先輩を目で追いかけてるから、やっぱり旦那だったんだ。」(笑)

「わかってみると、バレバレよね。」


「あちゃ〜。ことり、ミナ、会社では内緒にして!」(汗)


 額に手を当ててるシナモン、それ、ドリフ世代?


「本当は結婚してたんだぁ。あさちゃん、おめでとうって言うの、今でもいいの?」

「カエデちゃん、秘密にしてたの、ごめんね。言ってもらえたら、うれしいわ。」

「だって……。よかったね。」


「「「「おめでとう」」」」


 カエデとあゆみ、ミナとことりで輪になってハグしてた。(喜)


「籍入れてるんですね。よかった。」

「ことり、身内とあさ夫婦とだけで式と食事だけして、入籍はしたの。」

「今更ですが、おめでとうございます。でも、お式出たかったです。(ねえ)さまだと思ってたのに!」

「あら、最近は先輩としか、呼んでくれないから、嫌われたのかと思ってたわ。」

「会社だからです」(怒)


「もう公表したらいいんじゃないの?」

「そうだよ、二人で帰国した7年前とは違うよ。シナモンもガブくんも会社で地位固めてるだろ……。」


「リオちゃんの言う通りね。シナモンが内緒にしてっていうから、ガブくんもこっちに来れてないわね。」

「このプロジェクトの法律顧問だしね。公表してくれる方が、やりやすいね。」

「そう言われれば、秘密にする理由、なくなってるわね。兄さん、判子やサインは今まで通りでいい?旧姓使用で……。」


「ガブさんも、法的に問題ないって、りおんさん入れて、男四人で飲んだ時、言ってましたね。」

「あ、柳田さんが聞いてくれてたよね。」

「そうだったね。」(汗)


「じゃ、公表します。」


「「「「おめでとうございます!」」」」


「でも、お式したいから、それまでは秘密にしてね。サプライズに協力してね。」

「あら、まだ内緒なのね」

「ガブくん、こっちに呼ぶのはいいだろ。」

「一緒に来たりして、自分でバラさないように気をつけなさいよ。」

「あさ、そういう知恵は、回るわよね。色々助けてね。」(笑)


「シナモンも急がないと、このあと4〜5ヶ月目の間に式するんならしないと。」

「安定期の5ヶ月ぐらいからがいいらしいけど……。」

「シナモン、まだ4週間目ぐらいよ。」

「普通、自覚する時期じゃないわよね。」


「ジュリエットのおかげで助かったわ」

「あなた、自分の体調って、(うと)そうよね。5ヶ月ぐらいまで、気づかなかった可能性あるわよ。」

「あさ、それはない……わよ。」


「「シナモンならあるな」」

「ありますね。」


「兄さん、りおんちゃん、柳田さんまで!」(怒)



「カエデ、あんたの一言から、なんかとんでもない事態になってない?」


「えっ?」


 全員で、ちょっと前を思い出してみる。


「あぁ、「ママ、もう一人妹欲しい!パパにお願いして!」って、カエデちゃんが爆弾投下して、カエデママが慌てて、あさが乗っかって、最後にジュリエットがわたしの妊娠を暴露!……うん。元凶はカエデちゃんだわ。」(笑)


「カレー、おかわりの方もういないですかぁ。」


「「「誤魔化した!」」」(笑)


「「「お腹いっぱい、いただきました。」」」 ×ママたち


「「「ごちそうさまでした。」」」 ×全員



「カエデが一生懸命なかったことにしようとしてますが……。」


「誤魔化しといて!」


「シナモンもこう言ってますの、この店の店長として、ご挨拶させてくださいね。」


「「「店長だったね。」」」


「なんだと思ってたんですか?」


「「「魔法使い!」」」


「はいはい……それでは、みなさん、無事、ダンジョンの街プレオにようこそ。そして……、


 いらっしゃいませ。冒険者コンビニ『戦場のファミリーストップ』へようこそ。

 こちらのお店は本日開店6日目です。


わたしが、店長の浅田りおんでございます。そして、さっき突然姉妹揃って、妊娠を発表して、驚かせた一人が、浅田あさ、妻でございます。」


「「「おめでとう!」」」 ×大人たち

「「「おじちゃんおめでとう!」」」 ×子どもたち

「「「お姉ちゃん、おめでとう」」」 ×子どもたち


「ありがとうございます。」


 相変わらず、俺はおじさんか!(汗)


「すぐに食べられるもの、日用品、お薬、食料品などなど生活に必要な品を取り揃えたお店です。ぜひ、ご贔屓ください。よろしくお願いします。」


「治癒魔法とキズパッド、ありがとう!助かった!」


「みんなで利用するわね。チラチラ見えてて、お店見てみたいの。お買い物しても大丈夫?」


「「「(あね)さま、私も!」」」


「全員、最後に俺のギルドカードで立て替えとくから、レジに行く時、声かけろ。」


「リーダー、お願いします。」


「お買い物をお楽しみください。カエデとことり、ご案内よろしくね。」


「ギルドカード同士の送金、レジ端末でできますよ。」


「「「えええぇ」」」 ×全員


「修一くん、それどういうこと?」

「りおんさん、ことり、スタッフ全員、マニュアル読みました?」


「「「読んだよ……。」」」


 ×スタッフ全員目が泳いでる。


「読んでないですね。ちゃんと読んでくださいね。」


「「「はーい。」」」 


「当人登録が完了したら、「冒険者Payかんたん送金」って機能が使えますよ。」

「ギルマス、ご主人方全員、ギルドメンバーって、証明できます?」


「俺、こいつら知らないよ。」(笑)


「「「お、おい!」」」


「知らないわけないだろ!」

「知ってる知ってる」(笑)


「真面目な話、大丈夫ですよね。」


「おう!全員獣人国の冒険者ギルドの冒険者で、俺の馴染みだ。」

「じゃ、カードの持ち主かどうかの確認できますね。」

「他にもう一名、できれば責任ある方で、証明できますか?」

「一番適任者は秋山先生だな。」



「あ、あああ、秋山先生。」

「どうした田沼?」

「あ、いえいえ」


「おぉ、其方は田沼殿でござるか。我が祖父の養家(ようか)と同じ姓でござるな。」

「秋山先生の御先祖は田沼様なんですか?」


「りおん殿。祖父は養子として田沼家に入りましたが、綾瀬川で釣りをしていたときに、足を滑らせて川に落ち、助かったと思ったら、神隠しに遭い、こちらに来ていたそうでござる。祖父の養父は田沼意次でござる。」


「秋山三冬様のお父上ですね。」

「実の祖父の養子になったのでござるな。よくあることと聞き申したが……。」

「あの時代、よくあったと聞いてます。」

「やはりそうでござったか。」


「では、秋山さまは田沼さま?」

「本来はそうでござるな。だが祖父は、秋山姓が好きだったでござる。父、大二郎と三冬夫婦を慕って、こちらで(しがらみ)が無くなった時、実家の姓に戻したそうでござる。」

「田沼くん、良かったな。」


「りおんさん、ありがとうございます。」

「秋山先生、(わたくし)、田沼(ひとし)と申します。お爺さまの血を引く田沼家の分家の子孫でございます。」

「おぉ、祖父の子孫、私の親族ということでござるか。……すぐにピンとこないが、血の繋がりと言うものは、嬉しいものでござるな。……秋山麟造と申す。よろしく頼むでござる。祖父がいずれ子孫が訪ねてくるかも知れぬと麟の文字を子につけよと言い残しましたが、200年以上経ちましたが、まだ子ができておりませんぬ。」


「さて、積もる話しはございましょう。そちらで一献傾けられては……。」

「あ、店長、修一さんも、話のコシを折りましたね。『かんたん送金』の説明、続けてください。」


「そうだな、今晩ゆっくり田沼家と秋山家の話を聞かせていただこう。楽しみでござる。」



 秋山先生、ご親族と会えて良かったです。さらにいい出会いがあるといいですね。

 昨日、シナモンが秋山さんの横に座って赤くなってたのは……。

 あっ、アラン・ドロンと秋山先生、タイプ同じ。2枚目で筋肉質な体型。単なる好みだったということね。(笑)旦那さんも同じタイプです。


 「元気な赤ちゃん期待してます。」って思った方、いいねとコメントお待ちしてます。

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