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異世界コンビニ『戦場のファミリーストップ』開店です!〜今日も足立区から通勤。グルメS級冒険者、常連主婦と現代の魔道御庭番の強力タッグで“美味しいバトルの連続です!”  作者: 柿野たね
第4章 四日目・スタッフ増員・ファミプ&ギルドが共闘?

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第35話 秘書課・特務室の実質合併についての詳細発表。そして浅田夫妻は重要人物だったらしい。

「あらためて、

 いらっしゃいませ。

 異世界コンビニ 『戦場のファミリーストップ』へ

 ようこそ。」


「本当に異世界来ちゃったよ!」

「大縄飛んでるの、猫獣人さん?」

「聖女様もいる!」

「人間業じゃない!」


「あのぉ、今日はあかりとミナさんがお休みなんです。が、さっき、行くと連絡がありましたので、顔合わせは、全員揃ったらにしますね。とりあえず、こちらのモニター越しの見学です。」


「あ、待って!俺、このあとルート配送だから、ご飯食べたら出かけます。一応挨拶しとくね。」


「「「「「あ、福の神(福田)先輩、お疲れ様です」」」」」


「うん、後輩にまで福の神って」(悲)


「福の神って、有名なのね。」

「本当にご利益ありそうだわ」

「あささんとシナモンさんまで。」


「「ま、元気を出して。愛されてる証拠よ。」」


「自己紹介は、いらないね。ということで、みんな歓迎します。あっちだったり、こっちだったりするだろうけど、これから一緒によろしくね。」



 福の神が、挨拶。今日は、十何年ぶりの会社行事への緊張しつつも参加。普通、内示から辞令ときたら、そのあとは、古い部署への挨拶だと思ってたら、ドライバーくん以外は同じ秘書課勤務。上司も同じ。ドライバーくんも柳田さんが元上司で。元の部署は今後も兼務らしい。ということでそのまま新しい事業所と店舗へ移動。見学会と言いつつ、昼食開始。



「じゃ、おにぎり食べよう。」

「コロッケと唐揚げは実くんが揚げてくれたわ。」

「おにぎりは あささんと ことりちゃん。サラダとかは僕が工場から運んできました。」


「おばあちゃんも握ってくれてるわ。」


「「「いただきま〜す」」」 ×新人全員


「りおちゃんはこっちよ。レジに行って!」

「一個だけいい?」

「食べてすぐ行ってよ。春樹がテンパりかけてる」


「諦めた。」

「正解」


「僕も行く?」

「ひと段落したら、兄さんはこっちでこれからの説明してくださいね。」

「喜んで!」


「あ、アルノさん、それ、禁止にしようかと…。今朝りおちゃんと話してたんです。春樹たちに使って欲しくなくて。」

「なんでも喜んでやれって指導してるみたいで嫌でしょ。」

「アルノさんみたいに、冗談で使うならいいけど、どう思います?」


「まぁ、僕も嫌いだから、冗談で使ってるだけだよ。」(笑)

「会社のマニュアルには入れてないわよ。」

「ことりたちがお客様に使ってたら、叱ってるところだったよ。」


「よかった。そういう会社で…」

「じゃ、使わないということで、いいですか?」


「「「あささんて、社長にも遠慮ないんですね。」」」


「アルノさんに、遠慮させる雰囲気ないんだけど。」

「ないわね!」

「このシナモンのお兄さんだから、遠慮してなんていられないわよ。」


 女性3人が驚いてた。


「ことりも僕も、ミナさんも、あさ軍曹派です。」


「「「「「「なにそれ。」」」」」」(笑)


「初日からめっちゃかっこよくて、着いて行きますって感じなんです」


 ちょっとだけ顔を出した、ことりちゃんだった。


「おにぎり、美味しいですか?こっちで一番人気の角煮おにぎりです。」

「うん。美味しい。ご飯がいつものと違う?」

「はい、こちらで採れたお米で炊いてます。実はお弁当用も工場に送って、炊いてもらってます。係の人、輸入米と思ってます。」(汗)


「コストの関係でね、こっちのお米じゃないと採算合わないんだよ。」

「こちらも特徴的で、美味しいから、採用したんだよ。」

「このコメ知った時、ちょうど米不足だったから、あっちでも売りたかったけど、こっちの消費者の分がなくなるから、諦めたよ。」


「食料は貴重ですからね。」

「それじゃ政府に相談って…?」


「「「「「出来ない出来ない!」」」」」


「でしょ。今の政府が知ったら、買い占めに走るわよ。」


「「「「「やるね!」」」」」


「売れてるのは特大おにぎりなんですよ。」

「これです!」

「国道くんしか、食べられそうにないわね。」


「それ、もらっていいですか?」

「俺も食べていっていい?昼食にちょうどいいや」

「いいわよ。食べて、食べて。その代わり、安全運転で頑張ってね。」


「「了解です」」


「経費精算ピッですね。ここにあるのは、賄いボタンを押しておきました。」


「じゃ、調理頑張ってきます。先輩方、これからよろしくお願いします。」

「いえいえ、こっちではことりちゃんが先輩よ。よろしくお願いします。」


「「「お願いします。」」


「「よろしくな!」」


「わたし、先輩? なんかうれしい。」(笑)


「じゃ、わたしも調理再開」

「シナモン、あとはよろしくね」



 はてさて


「おにぎりも無くなったので、ごちそうさまでした。」


「「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」」


「では、秘書課と特務室のこれからについて説明します。」


「実質は合併(がっぺい)だけど、組織的には別々よね。」

「そうですね。フロアは並んでますけど、本社にも秘書課はちゃんとあるのよ。」

「先輩達はあっちですよね。」


「そうね、兄さんが突然、合併を早めたから、詳細はまだこれからなのよね。……責任取りなさいよ。」

「はい、辞任して、妹に社長を譲ります。」


「はぁ〜〜!……なわけないでしょ。30年以上、こんなのと兄弟なのよ。わたしこそ変わってほしいわ」(怒)


「シナモン、説明続けて。」


「秘書課は天童くんが室長代理、こっちのリーダーね。」

「よろしくお願いします。」

「それに緑山さんとエレンさん、こちらに詰めます。」

「はい」

「人数多いのはプレオ店のローテに入って、サポートと情報収集を担当してもらうためです。」

「お店の仕事、楽しみです。」


「本社の秘書課も秘密保持魔法契約してるから、安心してね。」

「こっちのこと、電話の時伝えていいんですね。」

「大丈夫よ。あっちは社長の日本のスケジュール管理。」

「パーティや会合ですね。テレビ出演もありますよね。」


「最近減ったわよ。落ち目だもん。」

「ひどいわ。控えてるっておっしゃって。」

「兄さん、それ、なんのキャラ?」

「さあ?異世界に来て、テンション変わったかな?」


「こっちはプレオ店の担当です。社長のギルド関係の打ち合わせ等のスケジュールを本社と調整するのも仕事です。」

「ただし、毎日、突発的に会議が発生するので、ほぼ、その仕事はない。」


「「えっ?それが主じゃないんですか?」」


「柳田さんの言うとおりだよ。連日いろいろしてるけど、事前に相談してたこと、ないよね。」


「だから、それはついででいいわよ。」

「ついででいいです。」(悲)


「山野さんとドライバーの走覇は特務室に所属。」

「はーい」

「ミナさんとことり、それと実と一緒よ。」

「走覇は配送部も兼務。福田と二人でローテを回す。こっちに戻った時、必要そうだったら、店舗のローテと助っ人にも入る。」

「山野さんはサポートと事務担当と思ってね。」


「リーダーは福室長の福の神。縁起が良さそうだよね!」(笑)


「秘書課も可能な範囲でお店のローテに参加ね。プレオの街や他の地域の情報に触れて頂戴。わたしは本社にも詰めますが、こちらにも顔を出します。なので、秘書課、特務室共に統括は柳田なろう特務室室長です。」


「「「「「「えっ?なろう?」」」」」」


「あ、裏の肩書き?」(笑)

「シナモンさんまで、なろうつけて遊んでたんですか?」

「あさたちが呼んでるから、つい。ごめんね。」



「このプレオ店は通常店舗と思わないでください。」


「「「「異世界ですもんね」」」」


「そればかりでなく、オーナーも通常のオーナーとは少し違うわ。」

「彼を通じてこちらの冒険者ギルドがこちらのお店に出資しています。」

「このプロジェクトの資本は我々ファミプ本社と浅田家を通じての冒険者ギルドは50対50《フィルティ・フィフティ》の関係なんだよ。」


「現状は足立区側でかかる費用は本社が、異世界側でかかる費用はギルドが支払っています。」


「このプレオ店は異世界にあるだけでなく、株式会社ファミリーストップの新しいプロジェクトとして動いています。」

「もちろん大口投資家の了解はとってあるわ。会長、うちの父だけどね。」

「政府関係者には一切情報を漏らしてないことも、覚えておくといいよ。」


「りおさんとあささんは、ギルドとどういう関係なんですか?」


「夫妻の信条とプライベートな部分が含まれるので、わたしたちからは話せません。」

「ギルマスとギルドの上層部が浅田りおん氏を認めているのは事実よね。」

「一つ言えるのは、ここの土地の権利を彼が全て譲り受けた証書があるんだよ。こちらの言語で書いてあるけどね。」

「翻訳魔法があるから、読んで確認はできたわ。」


「資本はギルドと本社、敷地は浅田家という関係と思っていいですか?」

「いえ、資本もギルド分は浅田家と言ってもいいかもしれません。割合は分かりませんが。」


「わたしも社長も、大株主も納得いく理由だと覚えてください。」



 では、引き続き組織の課題について。


「企業として一番の問題は、特務室は次の条件で、異世界から資金を本社に還流する手立てを見つけることなんです。現状ほぼ利益の移動ができないんです。金貨を日本に持っていくとこちらでインフレが起きそうでしょ。」


「レアメタルなど鉱物資源が見つかれば、我が社としても、ありがたいんだけどね。」


1番の難題を新人に投げかけたところで…。突然ドアが開いた。


「プレオの街のお昼休みは1時半までなので……、



 モブだと思ってた主人公の真実が…。本人の知らない間に暴露されてます。でも、本人曰く、モブです。本人も戸惑ってる間に、色々集まってきてる状態のモブです。一般市民です。

 モブにしては、足立区で使えない膨大な資産が蓄積されていきそうです。すでに広大な土地持ちです。足立区なら、竹ノ塚だとか、保木間だとか、伊興とかでもいいかな?

 一つの地区がすっぽり収まるほどらしいです。

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