7話 死闘、二つの拳と一つの大剣の交叉
技名とか決めた方がいいのか悩みましたが・・・入れてみることにしました。なにか感想や要望があればぜひ送ってください!!
ギリッ・・・
辰也は地を踏みしめる
空気が重い。殺気と殺気のぶつかり合い。
「・・・・・ッグ」
雄也がグローブをはめる。
このグローブはドクター作成の、破壊力を高め、自らの拳を守る、特製の雄也専用グローブ。
隣には辰也が笑みをこぼしながら立っている。はたしてその笑みは恐怖か、はたまた余裕か。
対するは冷酷な番人No.3。やつはやつで拳に鋼鉄のメリケンをつけている。
先に沈黙を破ったのは3.
「まさか、相まみえることになろうものが、汝らとはな、これも運命か・・・。まあよかろう。」
相手は戦い会うのが待ちきれないかのように感情を高ぶらせて答えた。
「我が目指すものは最強無敵。この聖拳ひとつで的をつぶし、扉を開けてきた。我聖拳と汝の魂、手合わせ願おう。」
言うが早く3はこちらへ飛び込んできた。
まずはあいさつ代わりのジャブ2発、そこからの深いストレート、最初は辰也だった。
ガキィィン!!
辰也の手にはいつの間にか大剣が握られている。装飾が施されている、何とも大きな大剣だ。
二人の拳と大剣の押し合い。両者一歩も引かず。
3「貴様、其れは<科学武装>か?」
「まぁねぇ!結構使いやすいもんで!」
「く、書など、そんなものに頼るなど・・・。我はそんなものなくても強くなって見せる」
科学武装。自らの強いイメージで<本>の体系を変化させ武器として操ったものである。勿論、原書の能力をそのまま引き出せる。
突然、3が後方に撤退する。3は拳に目をやる。そこには鋭い歯の跡が残されていた。
{あと0.00726秒遅ければ我が拳が真っ二つだったか。}
3「<圧力の書>か。恐るべき威力であるな。」
「おいおいいいのか?後ろががら空きだぜ?」
「ぬ!?」
後方にはすでに雄也が迫っていた。
「遅いね」
雄也の渾身のスイングパンチ。だが、直撃寸前でパンチを受け止め、顔面めがけて一撃を放りこむ。
雄也はそれを上半身をのけぞらせて回避、そのまま後ろにバク転し、3の顎めがけてサマーソルトをたたきこむ。
3は早すぎて反応しきれず、回避することは無理と判断し、鋼鉄の拳でガードする。
グシャアァ。雄也のサマーソルトは3のメリケンの甲の部分を粉砕した。
今の一撃で骨にひびぐらいは入ったかもしれない。
3「ほう。実力は申し分ない・・・。我も本気を出そう。我が拳技を。」
3は雄也の方へ再度体を向け、ファイティングポーズをとった。しかし、その時にはもう3は技を繰り出していた。正確には、速すぎて拳の軌道が見えなかったのだが。
雄也「っ!?ぐは!!」
「雄也っ!!」
雄也は立っていた場所から数m吹っ飛んだ。腹に攻撃が加わっている。雄也は攻撃が来る直前真後ろに飛び、負担を軽減させたが、すごい破壊力が腹部を襲った。
辰也「拳を超高速で繰り出して衝撃波で攻撃したってことか。」
「・・・っく、結構な威力だけど・・・」
「我が拳技、光波。次、参る。」
3は雄也に休みを与えず、とびかかり、渾身の右ストレートを放つ。
雄也はそこから右斜め後方へジャンプして回避。3のパンチは空を切る。が、
ガッシャアアア。地面は、衝撃で後片もなく塵になる。
辰也「うっひゃあ・・・すんげえ破壊力、あんなのくらったらひとたまりもねえな。」
{ほんと、雄也のパワフルスイング並みの威力だぜ・・・}
「我が剛破は岩石をも砕く。」
辰也は大剣をひょいと担ぎ上げ、3に近づく。
「雄也はちょっと休んでな。」
「ほう。選手交代か?」
辰也は一つ、質問をする。単純かつ明解な。
「なあ、ここぶっ壊れてもいいか?」
3は突然の質問に少し遅れる。
「ぬ?其んなしつも」
「まあ無理って言ってもやるけどな。雄也のお礼だ。釣りはいらねえぜ。」
辰也は飛び上がる。
「地砕!!!!」
一気に大剣を振りおろす。
ズガァァァァァァァアアアアアンン!!!!!!!!!!!!!
30m辺りまで地面が割れる。そこが倒壊しないのがふしぎなくらいだ。
「手加減はしてやったぜ。さあ第2Rだ」




