MIDDLEPHASE01 王蛇会
20230131 誤字修正
GM:というわけでミドルフェイズを始めて行こう。
ルーン:ナゲット団を追いかけるよーー!!
フィル:おーー!!とりあえず全員に《マドリガーレ》します。
GM:さて、どうやって追いかけますか?
スイレン:下から追うよりは屋根に上ったほうが早そうですね。ルーンちゃん。
ルーン:はーい、登攀します。
GM:では難易度10の筋力判定をどうぞ。
ルーン:(ダイスを振る)…成功。
GM:ではルーンは屋根の上に上ることができました。
ルーン:ナゲット団の姿は見える?
GM:見えないですが、ここで感知判定をどうぞ。
ルーン:(ダイスを振る)…達成値16。
GM:では君は屋根の上に3人の足跡を発見します。
ルーン:「足跡あったよー!」
スイレン:「それを追いかけてくださーい!」……私たちは下からルーンちゃんを追いましょう。
GM:了解。ではしばらく進むと、ルーンは途中で足跡がなくなっていることに気づくでしょう。
ルーン:ありゃ。
GM:同時に、下にいる3人は眼帯を付けた男と遭遇します。
ワット:お?ギィさん?
GM:その通り。そこにいたのはマルセルと同じギルド"エンジェルファイヤー"に所属するスカウトのギィだ。「……お、取り戻し隊じゃねーか。こんなところで何やってんだ?」
フィル:「ちょっと不審者を追ってまして。ギィさん、グラサンをかけた6人組を見ませんでした?」
GM:「あー、そういえばさっきここを通ったな。あっちの方に行ったぜ」ギィは路地裏の方を指さします。よく見ると地面に3人ぶんの足跡もありますね。
ワット:なるほど。この辺で屋根から地面に降りたぽいな。
スイレン:「ところでギィさんはここで何をされていたのですか?」
GM:「え?あー、いや」……ギィは歯切れが悪くなりますが、一応答えてくれます。「……まぁ、近くに野暮用があったんだが、今は立て込んでそうだから出直そうかなと思ってたところだ」
スイレン:「そうでしたか」……何か知ってそうだなこの人。
GM:「それじゃあ俺はもう行くから。お前ら頑張れよ」……そう言い残すと、ギィは風のような速さでどこかへ行ってしまいます。
スイレン:速っ。……なんか逃げたようにも見えましたが、気のせいでしょうか。
ルーン:とりあえず私も降りようかな。
GM:OK。判定なしで降りていいよ。
ルーン:しゅたっ(着地)
フィル:ルーンちゃんお疲れ様~。
ワット:とりあえず足跡を追おうか。
GM:では君たちが足跡を辿って路地裏を進んで行くと、窓のない屋敷へと辿り着きます。
ルーン:出た。窓のない屋敷。……屋敷?
フィル:小屋ではなく?
GM:今回の建物はでっかいですね。
ワット:とりあえずトラップ探知。(ダイスを振る)……達成値25。
GM:トラップはないようだ。
ワット:……………………え?
GM:な・い・よ!!!!!
スイレン:なんだか本格的にいつもと違う感じになってきましたね。
フィル:第一話の流れをなぞっているようでなぞってない。
ルーン:とりあえず入ろうか。ガチャ。失礼しまーす。
GM:扉を開けると、そこにはスーツを着た強面の男たちが10人ほど立っていた。男たちは一斉にルーンを睨みつける。
スイレン:おや?これはヤの付く人たち?
ワット:どちらかというとマの方かも?
ルーン:「おじさんたち、ここにグラサン付けた変な人たち来ませんでしたか?」
フィル:ルーンちゃん、少しは警戒して!!!!!!!!
GM:演出を続けるよ。「おや、かわいいお客さんだね」男たちの後ろから女性の声が聞こえてきた。そちらを見ると、高級そうなソファに座ったフィルボルの女がパイプをふかしながら君たちの方を見ていた。……スイレンとワットはここで知力判定をどうぞ。難易度は10。
スイレン&ワット:(ダイスを振る)……成功。
GM:では君たちはこの女のことを知っているだろう。彼女はアルディオンの裏社会を牛耳る闇の女王。泣く子も黙るビッグマフィア『王蛇会』のマム、オーレリー・カルマンだ。
スイレン:げえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!
※オーレリー・カルマン とは
『王蛇会』を取り仕切るフィルボルの女性。マムの愛称で親しまれている公式キャラクター。
ちなみにギィも王蛇会に所属しているのだが、彼はマムに苦手意識がある。
フィル:なるほど。ギィさんの挙動がおかしかったのはそのせいか。
スイレン:野暮用っていうのはマムへの用事だったんでしょうね。ただ、そこにナゲット団が絡んできたので、厄介事が起きる気配を察知して逃げたと。
ワット:さすが危険感知能力が高い。
スイレン:とりあえず、本当にヤバイ人なので失礼のないようにしましょう。
ルーン:「スイレンさん、あのおばさん誰?」
スイレン:「ルルルルルルルーンちゃん?????そういうこと言っちゃだめですよ!?」
ワット:(珍しくスイレンさんが慌てている)
GM:「いいんだよ。そんなことで怒ったりしないさ」 マムはそういってニタリと笑う。「はじめまして、ヴァンスター帝国のルーンちゃん。私はオーレリー・カルマン。アルディオンで悪いことやってる悪い人さ」
ルーン:「そっか。おばさん悪い人なんだー」
GM:「ああそうだよ。極悪人さ」
フィル:(当然のようにルーンちゃんの名前と出身地を把握してるよこの人)
ワット:(とりあえず敵対しちゃいけないことくらいはわかった)
スイレン:「えー、マム、ご無礼をお許しください。私たちは人を探しておりまして、足跡を辿ってこの屋敷に辿り着いたのです。まさか王蛇会の屋敷とは思いませんでした」
GM:「ああ、わかってるよ。ナゲットの子らだろう?」 マムはなんでもないことのようにそう言った。
ワット:おっと、隠そうとはしないのか。
スイレン:だとすると、どうしてナゲット団を匿うんですかね。聞いてみますか。「えーーっと、すみません、ナゲット団と王蛇会に何かご関係が……?」
GM:「無関係、とは言えないね」とマム。「そもそもナゲット団はウチのシマを荒らした連中だ。こちらとしても対応しないわけにはいかない。何人か取り締まらせてもらったりはしたよ」
スイレン:「ええ、それは理解できます。ですが、私が聞きたいのはそうではなく……」
GM:「新生ナゲット団の方かい?」
スイレン:「……はい」
フィル:やりづれぇ~!!ナゲット団のくせに強力な後ろ盾持ちやがって~!!
GM:マムはパイプを深く吸うと、煙をゆっくりと吐き出した。「……あの子たちには、少し場所を貸してるんだ」
スイレン:「場所、ですか」
GM:「ああ、なにやら新しいことを始めるつもりみたいでね」
スイレン:「新しいこと、とは?」
GM:「それは自分たちで聞くと良い」 マムがそう言うと、ルーンの前に立っていた男たちが道を開けるように退いた。それによって、君たちは部屋の奥に下階へ続く階段があることに気づいた。
フィル:……入っていいってこと?
GM:マムは「私は別にあの子たちを匿ってるわけじゃないからね。会いたいというのなら会わせてやるさ」と言っている。
スイレン:どうやら完全な後ろ盾というわけではなさそうですね。「では、失礼します」と言って、階段の下に向かいましょう。
ワット:いちおう俺が先頭で行くよ。ルーンちゃんは殿を頼む。
ルーン:了解~。
GM:OK。では君たちはすんなりと屋敷の中に入れてもらい、階段を下って行けるだろう。
フィル:なんか怖あ(ガタガタ)
スイレン:こちらから敵対しなければ戦闘にはならないと思いますが……。
GM:……では、そんな感じで君たちが階段を下りきって十分に離れた後、マムは小さな声で呟くようにこう言います。「全く、素直な良い子たちだね」
フィル:え。
スイレン:え。
ワット:おいおい。
GM:そして部下にこう命じます。「トラップのスイッチをオンにしておきな」
一同:おーーーーい!!!!
GM:以上でこのシーンを終了します。




