表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名柄川羽海という女の日常  作者: TASH/空野輝
激濤、関東旅編
14/51

日光東照宮……

 自分達は、日光東照宮に向かうために高速道路に乗ってる。サービスエリアで事故があったが規模は小さく、問題は無かった。その後の走行も問題なく今、日光ICで下道に降りた所だ。


 日光駅というのは結構殺風景なんだな、でもモダンな所が好きだ。でも東武日光線はちょっとズルいんじゃないのか、日光駅よりも派手だ。こちらもこちらで好きだ。


 日本ロマンチック街道を走って、247号線へ そしてY字路を左、緑に囲まれた所に入る。そして車が一台通れそうな所を抜ければ日光東照宮だった。麻衣もCB400SBが倒れてからしょんぼりしていたが、日光東照宮に近くなるにつれ、笑顔が戻った。駐車場の料金は四百円であった。


 五重塔まではタダであるが、表門を通るにはまた料金が必要である、千三百円だ。自分が財布を出すと麻衣は「いいからいいから」とお金を出す。ここは任せよう。ラッキー

 ここ、日光東照宮には重要文化財か国宝しかない……普通か、パンフレットに書いてある。自分は、こういうのに余り興味が無い。見るのは良いが触れられないからである。色んな所に警備員が立っていて、監視している。こういうフリーダムに出来ないのは好きではない。まぁフリーダムにやっては行けないのだが。


 ここからはパンフレットを見ながら説明するか。


 まず、見るものと言ったら神厩舎しんきゅうしゃだろう。そこで見たいものと言えば三猿だ……「見ざる・言わざる・聞かざる」これはかなり有名だ。表門を入って左に神厩舎しんきゅうしゃがある。絶対に見ろよ。「この猿達、可愛くないね……」と麻衣が一言、自分は苦笑である。


 次に麻衣が「お水お水ー!」と寄っていったのが御水舎おみずやである。神厩舎しんきゅうしゃから先に行った所にある、これも重要文化財らしい。神にお参りする前に、手とか口とかをすすぐ、この動作がなんで必要なんだ。……ん? 麻衣はなんでメガネまで洗ってんだ?


 次に通る場所が陽明門ようめいもん。いつまで見ていても見飽きない所から別名「日暮の門」って言うのか。ふーん、確かに綺麗な門だな、色々な所に絵が書いてある。と、階段を何段が上がった所で麻衣がハァハァ行ってた「階段……無理」って数十段しか無いのになんて体力が無いんだ。因みに陽明門ようめいもん、これは国宝だ。


 そして見忘れがちだが、奥宮に行く門に眠り猫というのがある。結構地味めだが可愛い猫の絵が拝められる。麻衣は「犬の方がいい」ということで一瞬見ただけで奥宮に行くことにした。


 流石に奥宮に行く道は長かった。これはシンドい。この道を抜ければ、家康様が寝ている奥宮である。……小学校以来に日光東照宮に来たが結構地味めなのだな……家康様の墓は。しかも三百六十度から確認出来る、うーむ不服。


「この家康様は江戸……東京だな、東京の方向に向かって寝てるらしい」

「家康様本人が?」

「それは分からん、墓だけじゃない?」

「ふーん、それ向いてるって言わなくない?」

「せやな」


 これで大体の所は回った、閉園時間も近かったからか人も少なくゆったりと出来た。


――午後五時の事であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ