表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名柄川羽海という女の日常  作者: TASH/空野輝
激濤、関東旅編
11/51

おはよう……

 玄関を開けると友人がバイクにまたがり待っていた。


「やー遅いじゃないかー羽海ちゃん」

「遅いのはお前のほうだ」


 バイクに跨り腰をクネクネさせてるコイツの名前は、聖山ひじりやま 麻衣まい、自分がバイクというのを知ったのをコイツ、自分が自動二輪を取ったのもコイツ、全部全部コイツのせいだ。でもコイツが居なけりゃ高校時代も楽しくなかっただろうな、ある意味今日の日まで付き合ってて良かったかもしれない。


「とりあえず、今日のご予定は?」

「うどん食べに行くよ! 埼玉まで!」

「はぁ? うどん? 埼玉?」


 おいおい、うどんを食べに埼玉まで行くのか。しかもこんな朝にうどんを食べに行くんだ。


「埼玉ならばここから4時間くらいかな? ということは……」

 自分は時計を確認する、今は午前九時、四時間後の時間は午後一時に到着予定ということか。そして帰りも考えたら午後五時。ふむ、暇を潰すには悪く無い。


「行くか」

「うん、行こう」


 麻衣の今跨ってるバイクはHONDAのCB400SB 正式名はCB400 SUPER BOLDOR HYPER VTEC SPEC3

 CB400SFのマイナーチャンジでハーフカウル付きでこのタンクの曲線がエロいそうだ。そしてハーフカウルの収納スペースは汚い、そんなに好きだったらそこも拭いたらどうだろうか。自分が「教習車のタマ抜いてないヤツ」と言うと麻衣はマジで怒る。でも、流石にタマを抜いてないからかスピードの伸びとVTECの軽い音は軽快、SUZUKI好きの自分もこのVTECの音には惚れる、自分も元だってHONDAラブだったのでVTECの音が好きだ。


 一方で自分の乗っているバイクはSUZUKIの GSR400 元々二気筒エンジン、グラディウス400とかを考えてたが四気筒のスピードが忘れられなくてGSR400を購入してしまった。麻衣からは「カマキリみたい、真似してみて」と言われた時は切れそうになった。自分のはABSが標準搭載される前の二〇〇六年モデルのGSRだが、これがいい。因みに元はINAZUMA400というバイクに乗っていたがとある事があって廃車になった。非常に惜しい事をしたが個人的に素晴らしいバイクだった。


 説明してるうちに、自分は荷物をシートの上に乗せツーリングネットを被せしっかりとシートに固着させた。まだこのツーリングネットも数回しか使ってないな、前に使ったのは何時だ? 普段バイクに跨らないから不安で仕方ないが、麻衣の為だ、というか麻衣にせがまれて二輪免許取ったんだから。


「よーし、完成。インカム持ってきた」

「うん、行こっか」

「あーあー、聞こえる?」

「はい、大丈夫」


 マイクテストを行ってから一緒に走りだす。やっぱりバイクで受ける風は気持ちが良い。事も無く埼玉に着けば良いのだが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ