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第二十九章「戦火の孤高」


1


ツクヨミ、艦橋。赤い警報が鳴り響いていた。


「ドリフター大群、最終防衛ラインを突破! 数、測定不能!」


オペレーターの絶叫が艦橋に響く。メインモニターには、星の海を埋め尽くす虹色の触手の群れが映し出されていた。百年戦争後期、ドリフターの侵攻はかつてない規模で人類を押し包みつつあった。


「全艦、戦闘配置! 防衛ラインを死守せよ!」


鬼丸副長の号令が飛ぶ。ツクヨミを旗艦とする連合艦隊は、全戦力を投入してドリフターの大群に立ち向かった。無数の機動兵器が発進し、光と触手が入り乱れる激戦が展開される。


その中心を、一機の黄ばんだ機体が駆け抜けていた。


「ふっ……道を開けなさい」


スサノオ。コウタは斬魂刀を抜き放ち、ドリフターの群れに斬り込んだ。青白い刃が触手を両断し、一体、また一体と撃破していく。その動きには無駄がなく、かつて「雑魚」と呼ばれた男の面影は微塵もなかった。


「スサノオだ……!」

「星野さんが来た……!」

「これで押し返せる……!」


友軍のパイロットたちは、コウタの戦いを見て戦意を奮い立たせた。彼らは知っている。この男が戦場に立てば、必ず道が開けると。


「はああああっ!」


斬魂刀が大型ドリフターを真っ二つに斬り裂く。コウタは次々と敵を屠り、戦場を縦横無尽に駆け抜けた。その戦果はまさにエースと呼ぶに相応しく、彼一人で戦況を押し返しているかのようだった。


2


しかし。


「艦長! 左翼部隊、壊滅! 防衛ラインが崩れます!」

「後方からも新手のドリフターです! 包囲されつつあります!」


戦況は少しも好転していなかった。コウタが一体倒す間に、十体のドリフターが新手として現れる。スサノオが戦線を押し上げても、別の場所で戦線が崩壊する。それはまるで、砂漠に水を撒くような徒労だった。


「くそっ……数が多すぎる……!」

「このままじゃ、全滅する……!」


通信には絶望的な声が溢れていた。コウタは歯を食いしばり、スサノオを次の戦場へと急がせる。


「ふっ……まだです。まだ終わっていない」


彼は斬魂刀を振るい続けた。一体、また一体。腕が重くなり、視界がぼやけても、彼は止まらなかった。零式のゴーストとの戦いで培った集中力が、彼を限界まで戦わせ続けている。


しかし——それでも、戦況は悪化の一途を辿っていた。


3


ツクヨミ艦橋。ユズハは艦長席で唇を噛みしめ、モニターを見つめていた。


「……退却だ。全艦、後退せよ」


鬼丸副長が苦渋の決断を下した。


「これ以上戦っても、犠牲が増えるだけだ。一旦戦線を立て直す」

「でも……! ここを失えば、後方の殖民星が……!」

「わかっている。だが、全滅すれば元も子もない」


ユズハは何も言えなかった。艦長として、鬼丸の判断は正しい。しかし、ここで退けば、守るべき人々がドリフターの脅威に晒される。その時、通信からコウタの声が響いた。


「……艦長」

「コウタくん!」

「私はまだ戦えます。スサノオも、まだ動きます」

「でも……!」


コウタはモニター越しにユズハを見つめ、静かに微笑んだ。


「ふっ……ご心配なく。私ですから」

「……コウタくん」

「私は、貴女のピンチには必ず駆けつける。そう約束したはずです」


ユズハの目から涙が溢れた。彼女は唇を震わせながら、通信に叫んだ。


「……コウタくん! 無理だけはしないで! 絶対に帰ってきて!」

「ふっ……ご命令とあらば」


コウタは通信を切り、スサノオを次の戦場へと向かわせた。彼は知っていた。自分一人で戦況を覆せるはずがないことを。それでも、彼は戦い続けた。ただ、信じてくれる人のために。


4


戦闘は終わった。


連合艦隊は最終防衛ラインを放棄し、後方の殖民星防衛ラインまで撤退した。犠牲者は数えきれず、失った戦力はあまりにも大きい。


スサノオは満身創痍でツクヨミに帰還した。黄ばんだ装甲はあちこちが溶け落ち、右腕の斬魂刀にも無数のヒビが入っている。機体からは煙が上がり、今にも動かなくなりそうだった。


コウタはコックピットから降り立った。顔は煤で汚れ、作業着は汗と油でぐっしょりだ。しかし、彼は気取った微笑を浮かべ、優雅に一礼した。


「ふっ……ただいま戻りました」

「コウタくん!」


ユズハが駆け寄り、そのまま彼の胸に飛び込んだ。


「おかえり……! おかえり、コウタくん……!」

「ふっ……ただいま、艦長」

「ユズハ、怖かった……! コウタくんまでいなくなっちゃうんじゃないかって……!」

「ふっ……私は不死身です。ご心配なく」


アイリも、少し離れた場所で紅茶のカップを握りしめながら立っていた。その目は赤く、今にも泣き出しそうだったが、彼女は必死にこらえている。


「……おかえりなさい、この馬鹿」

「ふっ……ただいま、少尉」

「……紅茶、淹れて差し上げますわ。少し待ってなさい」

「ふっ……楽しみにしております」


アイリは背を向け、足早に去っていった。その背中が、小さく震えているのを、コウタは見逃さなかった。


5


医務室で簡単な検査を受けた後、コウタは食堂でユズハとアイリと向かい合っていた。


「……戦況は、どうです」


コウタの問いに、アイリはタブレットを操作し、戦況図を表示した。


「芳しくありませんわ。今回の戦闘で、連合艦隊は戦力の三割を失いました。最終防衛ラインは陥落し、ドリフターの侵攻は後方の殖民星にまで及んでいます」

「……ふっ」

「司令部は、殖民星の住民をさらに後方へ避難させる計画を進めています。しかし、受け入れ先の惑星にも限りがあり、すべての住民を救うことは不可能ですわ」

「……そうですか」


コウタは紅茶を一口含み、静かに目を閉じた。彼は知っている。自分一人の力では、この戦争を終わらせることはできない。零式のゴーストにすら勝てない自分が、できることなど限られている。


「……コウタくん」


ユズハがそっと彼の手を握った。


「ユズハ、諦めないよ。絶対に、みんなを守る方法を見つける」

「艦長……」

「ユズハは艦長だもん。だから、最後まで諦めない。コウタくんも、一緒に戦ってくれる?」

「ふっ……当然です。私ですから」


コウタは気取った微笑を浮かべた。しかし、その心の奥底には、言いようのない焦燥が渦巻いていた。


(……私はまだ、零式に認められていない。そんな男が、この戦争を終わらせることなどできるのか)


彼はポケットの中の零式の破片に触れた。それは相変わらず、ほんのりと温かい。しかし、その温もりは彼を慰めるものではなく、むしろ「まだだ」と突きつけられているように感じられた。


6


第三格納庫。深夜。


コウタは満身創痍のスサノオの前で、一人座り込んでいた。機体は修復の見込みが立たないほど損傷している。整備班は総出で修理に当たっていたが、それでも次の出撃に間に合うかどうか。


「ふっ……スサノオ。私は、戦い続けられるだろうか」

「……」

「零式は、まだ私を認めない。そんな私が、この戦争で何をできるというのか」


スサノオは何も答えない。ただ、ヒビの入った斬魂刀が、かすかに青白い光を放っているだけだった。


その時、格納庫の入り口から足音が聞こえた。


「……コウタくん、まだ起きてたの」


ユズハだった。彼女はコウタの隣に座り、スサノオを見上げた。


「スサノオ、ボロボロだね」

「ふっ……ええ。私の未熟さが、機体をここまで傷つけた」

「違うよ。スサノオは、コウタくんを守るために、こんなになるまで戦ってくれたんだよ」

「……艦長」

「ユズハね、信じてるの。コウタくんとスサノオは、絶対にこの戦争を終わらせてくれるって」


ユズハは真っ直ぐにコウタを見つめた。その目には、一片の曇りもない。


「ユズハの『なんとなく』は、いつも当たるでしょ。だから、今回も当たるよ」

「ふっ……そうですね。艦長の『なんとなく』は、これまで一度も外れたことがない」

「でしょ。だから、大丈夫」


コウタは小さく笑い、スサノオを見上げた。


「……ふっ。私はまだ、零式に認められていない。しかし、艦長は私を認めてくれている。それだけで、戦う理由にはなります」

「うん。ユズハも、アイリちゃんも、みんなコウタくんを認めてるよ」

「ふっ……ならば、私はまだ戦える。この戦争が終わるまで、私は立ち続けましょう」


彼は立ち上がり、スサノオの装甲に手を触れた。ひんやりとした感触。でも、その奥に確かな温もりを感じる。


「スサノオ。もう少しだけ、私に力を貸してください」

「……」

「私はまだ、未熟な戦士です。しかし、私を信じてくれる人たちのために、戦い続けたい」


斬魂刀の青白い光が、一際強く輝いた。まるで、「それでいい」と応えるかのように。


ユズハも立ち上がり、コウタの隣に並んだ。


「一緒に頑張ろうね、コウタくん」

「ふっ……ええ、艦長」


二人は顔を見合わせ、小さく笑った。


戦況は厳しい。敗戦の影は、すぐそこまで迫っている。それでも、彼らはまだ諦めていなかった。


1


ツクヨミ艦橋。重苦しい空気が立ち込めていた。


「……殖民星防衛ラインも限界です。司令部は、全住民の後方撤退を決定しました」


鬼丸副長の声は、どこか他人事のように平坦だった。誰もが言葉を失い、ただモニターに映る戦況図を見つめている。殖民星を捨てるということは、そこに住む何千万もの人々を見捨てるということだ。しかし、連合艦隊の戦力はすでに壊滅寸前。これ以上戦っても、全滅するだけだった。


「……ユズハは、いやだよ」


ユズハは艦長席で、小さく呟いた。


「みんなを守るために戦ってきたのに……守れないなんて、いやだ……」

「艦長……」


アイリも唇を噛みしめ、俯いている。彼女の手には、いつもの紅茶のカップはなかった。ただ、拳を握りしめ、震えているだけだった。


「撤退決行は、明朝六時。それまでに、脱出可能な住民を可能な限り収容する」


鬼丸はそう言い残し、艦橋を去った。後に残されたのは、絶望と無力感だけだった。


2


第三格納庫。コウタは一人、スサノオの足元に座り込んでいた。


機体の修復は間に合っていない。装甲は剥がれ落ち、関節部は軋み、斬魂刀にも無数のヒビが入ったままだ。整備班は寝る間も惜しんで修理に当たっていたが、それでも次の出撃に間に合うかどうかは微妙だった。


「ふっ……スサノオ。私たちは、負けるのかもしれませんな」


コウタはポケットから零式の破片を取り出した。小さな金属片は、いつものようにほんのりと温かい。


「私は、まだお前に認められていない。そんな男が、この戦争を終わらせることなどできない。そう思っていた」

「……」

「しかし、それでも私は戦いたい。私を信じてくれる人たちのために。艦長のために。少尉のために。そして——お前のために」


その時だった。


零式の破片が、突然まばゆい光を放ち始めた。コウタは思わず目を細める。光は見る見るうちに強まり、格納庫全体を青白く染め上げていく。


「……これは」


光の中から、一機の機体が姿を現した。色も形もバラバラの継ぎ接ぎ装甲。粗末な剣を右腕に携え、錆びついた関節を軋ませながら、それはゆっくりとスサノオの正面に立った。


零式。コウタが異世界で作り上げた、もう一つの愛機。


『……はじめまして、スサノオ』


零式の声が、コウタの頭の中に直接響いた。それは、いつも彼を罵倒し、叱咤し、叩きのめしてきた声とはまるで違う、優しく穏やかな声だった。


『あなたと、一度でいいから戦いたかった。同じ男に愛された機体として、あなたと肩を並べて戦いたかった』

「……零式」


スサノオは何も答えない。ただ、右腕の斬魂刀が、青白い光を強く放ち始めた。まるで、零式の言葉に応えるかのように。


『私は、この男の魂を預かっている。あなたは、この男の未来を預かっている。だからこそ、私はあなたに託したい』

「……託す?」

『ええ。私の力のすべてを、あなたに』


零式はゆっくりとスサノオに歩み寄り、その右腕——斬魂刀を握る手に、自分の手を重ねた。


『私はもう、役目を終える。この男は、私を超えた。いや、私を超えようとしている。だから、あとはあなたが守ってほしい。この男の、ロマンを』


零式の機体が、光の粒子となってスサノオに吸い込まれていく。継ぎ接ぎの装甲が一枚一枚、青白い光に溶けて消えていく。粗末な剣も、錆びついた関節も、すべてが光となってスサノオと一体化していく。


『ありがとう、スサノオ。あなたと戦えて、私は幸せだった』


零式の声が、優しく響いた。


『そして——ありがとう、コウタ。あなたのロマンは、確かに私の中に生きている。だから、胸を張って戦いなさい。あなたはもう、私に認められる必要などない。あなたはあなた自身のロマンを、信じればいい』


「……零式」


コウタの目から、一筋の涙がこぼれた。彼は気取った微笑を浮かべようとしたが、うまく笑えなかった。


「ふっ……私は、まだお前に一太刀も浴びせられていない。それなのに、お前は行ってしまうのか」

『ええ。でも、それでいいのです。私はあなたの過去。あなたは、あなたの未来を生きなさい』


零式の機体は、完全に光の粒子と化し、スサノオに吸収された。斬魂刀の刃からヒビが消え、青白い光が一際強く輝く。黄ばんだ装甲のあちこちに、零式の装甲片が融合し、継ぎ接ぎだった機体は見違えるように引き締まった。


スサノオは、まるで生まれ変わったかのように、静かに佇んでいた。


「……ふっ」


コウタは涙を拭い、スサノオを見上げた。


「行こう、スサノオ。零式が託してくれたこの力で、私たちはまだ戦える」

「……」

「私を信じてくれる人たちのために。そして——私自身のロマンのために」


スサノオの斬魂刀が、これまでにない強さで青白く輝いた。それは、零式の魂とスサノオの魂が、一つになった証だった。


3


殖民星防衛ライン。撤退準備が進む中、ドリフターの大群は容赦なく押し寄せていた。


「くそっ……! もうダメだ……!」

「撤退まで、あと一時間……! もたない……!」


友軍のパイロットたちは、満身創痍で戦い続けていた。しかし、戦力差はあまりにも大きく、もはや時間稼ぎすら困難だった。


その時、戦場の只中に、一機の機体が躍り出た。


黄ばんだ装甲。継ぎ接ぎの痕跡。しかし、その全身は青白い光を帯び、まるで別の機体のように洗練された佇まいを見せている。右腕には、ヒビ一つない斬魂刀。


「ふっ……お待たせしました。私が来たからには、もう大丈夫です」


スサノオは単身、ドリフターの大群に突っ込んでいった。


「な、なんだあの動き……!」

「速すぎる……! 見えない……!」


斬魂刀が青白い軌跡を描き、ドリフターの触手を次々と両断していく。一体、二体、三体——その動きは、かつて零式がコウタに見せていたあの動きそのものだった。紙一重でかわし、紙一重で斬り伏せる。無駄がなく、洗練され、そして何より——気高い。


「スサノオだ……! 星野さんだ……!」

「あの人が来た……! まだ戦える……!」


友軍のパイロットたちは、コウタの戦いを見て再び戦意を取り戻した。彼らは知っている。この男が戦場に立てば、流れが変わると。


「はああああっ!」


斬魂刀が大型ドリフターを真っ二つにする。零式の魂を宿したスサノオは、もはや誰にも止められなかった。コウタは戦場を縦横無尽に駆け抜け、次々とドリフターを斬り伏せていく。


「押し返せ! スサノオに続け!」


友軍も奮起し、戦線は徐々に押し上げられていった。撤退のはずだった戦場が、いつしか反攻の戦場へと変わっていく。


そして戦闘開始から数時間後。


ドリフターの大群は壊滅し、生き残りは次元の裂け目へと逃げ去っていった。


殖民星は、守られた。


4


戦闘が終わり、スサノオは静かに戦場を見渡していた。


コウタはコックピットの中で、深く息を吐いた。体中が痛む。限界を超えて戦った代償だ。しかし、不思議と心は満たされていた。


「……零式。私は、やり遂げたぞ」


彼はポケットから零式の破片を取り出そうとした。しかし、手に触れたのは冷たい金属片だった。いつもの温もりは、もうなかった。


「……ふっ。そうか。お前は、本当に行ってしまったのだな」


彼は破片を握りしめ、静かに目を閉じた。零式のゴーストは、もういない。シミュレーション空間に現れることも、彼を罵倒することも、叱咤することもない。


しかし、零式の魂は確かにスサノオの中に生きている。そして、コウタの魂の中にも。


「……ありがとう、零式。お前は、私の最高の相棒だった」


スサノオの斬魂刀が、青白い光を静かに放った。それは、零式が最期に遺した、優しい輝きだった。


5


ツクヨミ艦橋。


「……殖民星防衛ライン、維持に成功しました。ドリフターの大群は壊滅。当面の脅威は去りました」


オペレーターの報告に、艦橋は歓声に包まれた。ユズハは涙を流しながら、モニターに映るスサノオを見つめている。


「コウタくん……! やっぱり、コウタくんはユズハの英雄だよ……!」


アイリも、紅茶のカップを握りしめながら、静かに微笑んでいた。


「……おかえりなさい、この馬鹿」

「ふっ……ただいま戻りました、少尉」


通信から返ってきたコウタの声は、いつもの気取った調子だった。しかし、その声には確かな充実感が宿っていた。


「コウタくん、零式さんは……?」

「ふっ……行ってしまわれました。私に未来を託して」

「……そうなんだ」

「ええ。でも、零式は確かにここにいます。スサノオの中に。そして、私の魂の中に」


ユズハは涙を拭い、笑った。


「うん。零式さん、ありがとうだね。コウタくんを守ってくれて」

「ふっ……ええ。私も、感謝しています」


アイリは紅茶を一口含み、静かに言った。


「……零式は、貴方の過去ですわ。でも、過去があるから今がある。今があるから、未来がある」

「少尉……」

「貴方はもう、零式に認められる必要などありませんわ。貴方は貴方自身のロマンを信じなさい。それが、零式の願いだったのでしょう?」

「ふっ……その通りです」


コウタはスサノオのコックピットで、気取った微笑を浮かべた。


「私は星野コウタ。孤高の戦士。これからも、私のロマンを追い求めましょう」


スサノオの斬魂刀が、青白い光を静かに放っている。それは、零式の魂とスサノオの魂が一つになった、新たなロマンの輝きだった。


第二十九章 了


『彗星の指揮官は今日も無茶を言う』 続く

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