2、信頼感の喪失
私はAIを使うことにも使われることにもこだわりがない。
ゆえに、私の小説作品のいくつかはAIを積極的に使用している。もちろんそういう作品には正直に『AI直接使用』などと明かしている。
しかし、どうやら、なんとなくだが、それを明かすようになってから、読者さんが離れたような気がしている。
『コイツ、AI使うんだ?』
『正直に使用した作品については明かしてるなんて言ってるけど……』
『本当はそれを明記してない作品にも使ってるんじゃね?』
『自分が書いたことにして、本当はAIに書かせてるんじゃね?』
そんなふうに思われてるのかな? という気がする。
べつにそう思われるのは構わない。
悔しいとかはべつにない。
ただ、読者さんが離れることが悲しいだけだ。
ポイントが伸びないのが悲しい。
私はなろうに投稿を始めて5年半になる。
そんな昔にはまだAI小説はなかったはずだ。
そんな頃から文章を晒している私は、自分で言うのもなんだが『書けるひと』なのである。
それからすぐにAIの話題が飛び交うようになった。『AIに小説書けるんだってよ』みたいな話題に興味をもち、私も試してみた。
結果、少し前に生成したAI小説は、あまりにもひどいものだった。
ひとつの作品の中でキャラがブレまくり、起承転結も何もなく、ただひたすらに冗長で、ストーリーも特にないカオスなものだった。
その頃のものなら、私が書いたかAIが書いたかは一目瞭然だと思う。
しかし最近のAIさんはすごい。人間が書いたのと見分けがつかないものを書いてみせる。しかも一瞬で。
『ほんとうはAIに書かせてるんじゃね?』
そんなことを思われていたとしても、だから私は悔しくはない。むしろ嬉しくなる。
そんなすごいAIさんの作品と見分けがつかないなんて、自慢できる。
しかし読者さんのおそらく多くは、『これを書いたのがほんとうに作者なのか』を気にされるようである。
それでそういう疑惑をもたれると、どうやら読者さんが離れてしまうようである。
弁解しておくと、私がAIさんを使うのは、エタっている連載小説を綺麗に楽に終わらせたい時と(『俺たちの戦いはこれからだ!(で、打ち切り)』みたいなのよりはよっぽど良い終わらせ方をしてくれる)、『このプロンプトでどんなのできるかなー』みたいな遊びがしたくなった時だけである。
それ以外は私自身が書いている。
AIさんを使用したものに関しても、必ず私が目を通し、改稿している。
だから読者さん、離れないで!
私のなろうリワードを減らさないで!




